三国山〜大源太山
2005.7.2

コースタイム トンネル入り口登山口7:35⇒三国峠8:10⇒三国山頂9:10〜9:15⇒三角山10:50⇒大源太山頂
         11:20〜12:15⇒三角山12:40⇒三国山国道分岐13:55⇒三国山登山道合流点14:05⇒三国峠
         14:35⇒駐車場15:15
  
 上州と越後を結ぶ三国峠は昔は旅人の難所だったとか。関越高速道開通後の三国街道は交通量は減り、街道沿
いはドライブインの廃屋が残る。
 車中のお喋りに夢中になり、猿ヶ京温泉を何時通過したかもわからないうち、三国トンネルに到着してしまった。
梅雨時の天気を気にしながら、スパッツを着けた。何とか下山まで降らないようにとうす曇の空を祈る思いで見上げ
る。
  
   トンネル登山口                 峠の神社                キスゲの群落

 トンネルの手前の登山道は昨夜の雨で足元は濡れている。湿っぽい道は草が覆い私の苦手な道である。昨夜の
ダンスの練習でなんとなく足が重い。神社の右から山頂に続く登山道はほとんど木の階段が組まれている。草木を
踏みわけしばらくして、視界が広がり、両脇のお花畑にキスゲの黄色の花が鮮やかに点在している。まだ5分咲き状
態だ。ガレ場から一直線に続く階段はまるで天国に続いているようだ。
 真下に先程の駐車場が見え、急傾斜の登山道が窺われた。頂上付近はドウダンつつじが満開で真っ赤な小さな
房が鈴なりに下がっている。
   
    天国へ続く階段                サラサトウダン              三国山頂

 三国山頂から今日の本命、大源太山へ向かう。三国山は11年前に同じころ訪れているが、この先は未知の稜線
だ。期待でだるい足も目が覚めたようだ。一気に急降下。そこからいくつかピークを超え、目指す大源太山が姿を現
せた。手前に三角山の尖った頭が立ちはだかっている。
 足元に小さな花たちが姿を見せ、疲れを忘れさせてくれる。
    
  ギンリョウソウ         アカモノ          
    タニウツギ           ツバメおもと

 大源太山頂から360度の展望がうれしい。まだ雪を抱く平標山、仙の倉、谷川、阿能川岳、赤城、榛名、子持山、
三峰山、大峰山、苗場山等など・・・青空の下、山頂の展望を十分に楽しみ、Mさん持参のビールの一杯の旨いこと
旨いこと。これぞ至福のひとときだ。
 下山も大源太から三国山の稜線は誰にも会わず、まったく我々独占の山だった。途中にコシアブラの木がたくさん
あり、やわらかそうな葉を見定め収穫。私はいつもながら採らない見てるだけで、頂く人だった。
      
         大源太山頂                         平標山から仙の倉山

                 

                       つぎへ                 
 三国山〜大源太山  
   2008.10.19

三国山〜大源太山〜平標山の家




トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system