北 横 岳
                              2005.3.27

コースタイム 陸運局6:00⇒北横岳ゴンドラ駐車場9:00⇒山頂駅9:20⇒北横岳ヒュッテ10:00⇒北横岳山頂
     (10:30〜10:50)⇒北横岳ヒュッテ(11:05〜11:45)⇒山頂駅12:20

 前方に特徴のある綿帽子をかぶったような山頂の蓼科山が大きく姿を現してきた。
両脇に続くカラマツ林は整然と並び私達を出迎えているかのようだ。新緑もいいが、カラマツは
やはり、あの黄金色に輝く黄葉はたまらない。

残雪のビーナスラインをピラタスロープウェイに向かった。駐車場には既に車はいっぱいだ。
山頂駅に着くとそこは白銀の冬の景色だ。眩い光が雪景色を尚一層引き立てている。
 アイゼンを装着し、坪庭を歩き始める。といってもそこはすっかり雪に埋め尽くされて、平原
だ。風は冷たく、帽子は毛糸を持参しなかった事が悔やまれた。10数年前訪れたのは秋だっ
たのだろうか。記憶が薄れてはっきりと思い出せない。
 樹林帯に入ると、無風状態で上着は不要な荷物になった。斜度は徐々に急になり、しラビ
ソ、コメツガの木が真っ白の衣装をまとい私の心を虜にした。そうです、この景色に私は対面し
たかったのです。雪景色に感激!!

            

雪は程よくしまり、とても歩き易い。急登をひと登りで樹林から抜けると、北横岳ヒュッテの屋根
が見えてきた。
  
  ヒュッテから急斜面が続き、この辺り岩場らしい  が、私は記憶が全くない。雪に覆われて、この   時期が歩きよい。
  山頂に近づくに連れては風が強く、吹き飛ばさ   れそうで、必死にストックにしがみ付きながら一  歩一歩進む。
  山頂からは360度の展望が広がり、北は間近  に蓼科山、その奥に車山高原、八子ヶ峰が白く  輝き南に目前に南八ヶ岳の主峰赤岳、硫黄岳、  権現岳、編笠岳がずらりと顔を覗かせている。
  その右に金峰山、特異な山頂の荒船山をみる   事が出来た。

               
                  山頂にて(後ろに端正な蓼科山)

トップへ
トップへ
戻る
戻る




inserted by FC2 system