南 天 山
                                2005.2.26(土)

コースタイム 高崎6:00⇒鎌倉橋8:30⇒方円の滝9:05⇒河原9:40⇒山頂(11:00〜12:00)⇒
         河原12:40⇒方円の滝13:10⇒鎌倉橋13:45

 5年前、この南天山を北面の山吹き沢の河原から藪っぽい尾根から山頂へ、そして鎌倉橋
へと歩いた。その時往路と復路と登山道の大きな違いに驚いた。下山の鎌倉橋へは整備され
道標はしっかりあり、方円の滝(当時は法印の滝とあった)にはベンチさえ置かれてあった。
今回は鎌倉橋と山頂をピストンだ。雪があっても歩行時間は短いし、案ずることなかれと思っ
たが・・・・


国道140号線の山梨に抜けるこの道は何度も
見慣れた景色だ。ループ橋を過ぎて中津川渓
谷に沿って新しく開通した道を右折し、村営コマ
ドリ荘を過ぎると、所々アイスバーンの道になっ
た。
 鎌倉橋で身支度を整え、鎌倉沢の左に登山
道の標識の脇から山頂を目指す。右に鎌倉沢
のせせらぎに耳を傾けながら、雪道を進む。こ
の南斜面は冬でも暖かいとあったが、なるほど
歩いているうちすぐに汗ばんできた。何度も丸
木橋で沢を右に左に渡り返す
 
 
        方円の滝
30分位で方円の滝に到着。以前は
確か法印の滝だったが、どうして名前が変ったのだろう。しなやか
に流れ落ちる滝は女性的だ。
枯れ沢の広河原から右ヘ檜の植林された急傾
斜の道に入る。雪は深く吹き溜まりの個所があ
り、歩きにくい。今年2度目の雪道になれた為
か、辛くはない。ジグザグの斜面はかなり長く感
じた。やがて、尾根に出た。山頂は右に
せり上がっている。ここからひと登りだが、両側
きれ落ちている。しかも雪のおまけつきだ。
私の最も苦手とする場面だ。慎重に慎重に一
歩一歩足元を確かめて這い上がる。
   
        バックに両神山
  山頂の展望は申し分なく両神山の八丁の峰、甲武信岳、秩父の山並、はるか雲取山まで
充分展望を楽しんだ。下山は山頂直下の恐さは、短いながらHリーダーのサポートに頼りなが
ら胸のひゃっとする思いであった。
 杓子山で自信がついた足と思いきや再び痛みに悩まされる事になった。
まだ完治してない足は夏山に向け、当分自重しなければならないようだ。



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