野　　峯

　　　　　　　　　　　　　　野　　峯　　　　　　　　　　２００４．１１．２８

朝７：３０に桐生野外活動センターに到着。前日、岩登り講習会に参加者した人たちが宿泊し、
まだ陽の当らない駐車場には寒々としていた。

予定とおり８：３０、残間山、熊鷹山根本山、野峯の三コース分かれ、出発する。

私達の野峯は中でも一番簡単コースだ。参加者６名は駐車場から５分位の登山口に向かう。

青上足を痛めたくない。慎重に一歩一歩あるく。整然と植林された樹幹越しに朝陽が山の斜面
を縞模様に織り成している。

　案内の資料には富士山が望めるとあるが、あまりに大きく木々が育ってしまい、展望は全く
期待できそうにない。道標は朽ちかけてしまい、あまり当てに出来ないようだ。尾根に出ると、

テープを頼りに進むが、時々それも見失いがちで、所々落ち葉のラッセルをし、ザワッザワッと
にぎやかな行進が続く。小さなピークをいくつかやり過ごし、思った以上に山頂は遠く感じた。

山頂から北方面の展望は男体山、白根山など日光方面の山並が望めた。山頂から熊鷹山へ
の道標を眺め、以前からこの熊鷹山に興味を持っていた。どういう訳か縁のない山なのだ。熊
鷹山に続く尾根に踏み込みたい衝動に駆られた。

　北風が強くなり、寒くて山頂で昼食はできそうもない。今朝のあの暖かさ何処へ消えてしまっ
たのだろうか。

　登山口が近づく頃、心配したとおり私の足は少々痛み出した。

簡単なコースと思ったが、予想以上の山だった。