二 岐 山   (新潟県)
2004.6.20
コースタイム 市民プール4:00⇒二岐温泉P8:05⇒登山口9:05⇒ブナ平10:20⇒男岳(11:20〜12:15)⇒
       女岳12:35⇒分岐14:05⇒二岐温泉P15:00
 
 集合場所よりおよそ4時間で二岐温泉に到着。登山口付近の林道の路肩に駐車し、身支度
を整える。歩き出してすぐに広い駐車場があった。そこから林道を1時間ばかりアルバイトをす
る。私たちを砂煙上げて何台も車が追い越していった。地元の山菜採りの人らしい。お鍋神社
から数分で右に二岐山登山口の標識があった。そこからは登山道らしい道に変わり、アスナ
ロ、ミズナラ、ホウ、トチの林立する樹林に入った。急登だが、歩き易い道が続いている。心配
した天気は梢の上に真っ青な空が広がって、山頂の展望が楽しみだ。足元にチゴユリ、マイズ
ルソウ、タケシマランなど可憐な花達が目を楽しませてくれる。辺りに木肌の美しいブナが次々
に現れ、全く疲れを感じさせない。
                     
               

     
                       美しいブナ林

ところがブナ平にはブナが伐採されて姿は見えない。
樹林を抜け、ふと後ろを振り向くと、視界は一気に広がって、茶臼岳、小白森山の山並が果て
しなく続いていた。思わず「うわっー」と歓声が上がる。最後の急傾斜を登りきると男岳の山頂
に到着。そこからは360度の大展望が、少し雪化粧の残る会津駒ケ岳が印象的だった。
帰路は女岳経由で周回コースで二岐温泉に向かう。女岳からは急下降が続く。青葉に映える
オオカメの木の白い花、タムシバ、名残惜しむ石楠花の花をすぐ目の前で見ながらゆっくりと
下る。
  
     タムシバ              シャクナゲ           オオカメの花

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