高 川 山
           2004.4.11

          山の春の息吹を感じたくて、体がうづうづ・・・・
          足の痛みで1ヶ月余り我慢していたけれど、もう限界です。
          富士山の展望の山 ”高川山” へ行くぞー!!
          この1ヶ月ですっかり、陽気は変り、身支度に迷ってしまった。

  初狩登山口(10:15)〜女坂分岐(10:35)〜分岐合流(11:05)〜高川山山頂(11:30〜12:30)〜玉子石
   (13:45)〜登山口(13:50)
 
 予想通り甲州の山郷は花盛り、至るところにスモモ、桃、桜が彩りよく染め上げている。
雲ひとつ無い青空にくっきりと真っ白の富士山が一際美しい姿を見せていた。
はるか彼方に南アルプスが、輝いている。久々にみる景色に心は昂ぶってくる。やはり山はい
い。山が一番だ。あれっ?どこかで聞いた言葉だな。
 
 初狩駅から細いクランク状の道をKさんの巧みな運転さばきで通過、更に傾斜を増し,右がき
れ落ちた細い林道を行く。臆病者の私は車内で体が固まってしまった。
檜林の中に駐車し、いよいよ出発。やはり、足が心配になってきた。でも、歩行時間は短いし
何とかなるだろう。
ダブルストックでゆっくりと足を気遣うように歩く。もし、これで痛いようならば、もうしばらく山は
止めようと思いながら・・・・
       
         登山口           センボンヤリ           ウグイスカズラ
  
 緩やかな登山道は歩きやすく、心配した足の痛みは感じない。
やがて、男坂と女坂の分岐で小休憩、水が美味しく感じる季節になった。男性群はやはり、女
坂が良いなぁとぼやいているが、上りは男坂、下りに女坂になった。後ろを歩くYさんとはしばら
くぶりの山行だ。同じ趣味のダンスに話題が盛り上がり、お互い足より口が疲れを感じ始め
た。でも、共通の話題に夢中になれるって楽しいものです。
 足もと初めてお目にかかる白い小さなセンボンヤリの花が、ぽつんと寂しそうに咲いていた。
ウグイスカヅラの赤い小さな花、地味だがこの時期だからこそ目を引くキブシ等など見とれ疲
れは全く感じない。
やがて、山頂直下から仰ぎ見ると満開の桜が私たちを待っていた。
             
      山頂からの富士山 

山頂は大勢のハイカーが大きな富士山の美しい姿を楽しんでいた。
富士山の展望の山だけあって、素晴らしいロケーションだ。
充分に展望を楽しみながらの昼食は格別である。持ち寄ったご馳走は食べきれないほど。
あっという間の1時間であった。
下山は女坂を下る。スミレ、ヒトリシズカの花がそこかしこに咲いて山にも春が足音が感じら
れた。
       
           ?スミレ                  ヒトリシズカ

登山口近くの玉子石は今にも斜面を転がり落ちそうに山肌にしがみついている様だった。
そこから、数分で登山口に無事到着。
               
                        玉子石                      
   
 


                        
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