温 泉 ヶ 岳 (ゆせんヶ岳)
                      2005.6.26

 コースタイム 金精トンネル登山口8:30⇒金精峠9:00〜9:15⇒温泉ヶ岳山頂10:20〜11:30⇒金精峠12:40⇒
          登山口13:10

 
今が見ごろの石楠花

 山を選択するとき、山容、山名、花等々に惹かれる事があるが、今回も先日の雁が腹摺山と同様に山名に惹かさ
れたようだ。
 温泉ヶ岳は金精トンネルの日光側の入り口に登山口があり、駐車場は満車状態だ。と言うのもここは金精山から
日光白根山の起点でもある。もうひとつは温泉ヶ岳から根名草山経由、奥鬼怒へ縦走コースでもある。
 温泉ヶ岳はゆせんがたけと呼ぶ。
 
 案内板のすぐ脇に登山道があり、ここから金精峠まで、急斜面が続
く。樹林の中は風はまったくなく汗が滴り落ちてくる。短い鉄梯子で数人
の前のグループが私たちに先を譲ってくれた。後から金精峠に登り上げ
てきたこの人たちはなんと皆80歳と聞き驚いた。とてもその歳に見えな
い。なんだかとっても勇気が涌いたようだ。
 金背峠には立派な男性のシンボルが祀られてあり、男性陣は、この
元気にあやかろうとしてか頭を撫で回していた。
峠は金精山と温泉ヶ岳の分岐。
日光の湯の湖そして後ろに男体山がかっこよく聳えている。峠からは再び樹林に入り、傾斜は緩くなりほっとした。登山道の両脇に石楠花の花が咲き乱れ、少々時期的に遅いがまだまだ見ごたえがる。中には花びらが茶枯れ始め私を思わせる樹があった。同行のSさんはまだまだこれくらいじゃないの、やさしく慰めてくれる。それが上の写真。
 
      金精峠             峠より湯の湖と男体山
山頂近くはまだ雪が残っていて、風は冷ややかに頬を通り過ぎてゆく。
 
地図を広げ山座同定、男体山はじめ女峰山、太郎山、大真名子、子真名子。北に雪渓を残す燧ケ岳、至仏山。納得してからゆっくりと昼食をいただく。稜線に根名草山がひょっこり顔を見せている。心残し、下山した。

下山後、白根ロープウエイの駅舎の座禅温泉に入浴。借りきり状態でゆっくりと汗を流し、久々の良い温泉で大満足でした。 
   

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