八海山〜大日岳                H14.8.1

                                           
コースタイム 山頂駅8:30⇒女人堂9:40⇒山頂10:30⇒分岐11:00⇒大日岳12:00〜
12:45⇒巻き道経          由⇒山頂13:35⇒女人堂14:45〜14:55⇒山頂駅1
5:45
 
思いがけず八海山を訪れることになった
いつもなら、事前に山を調べるのだが、今回何の資料も無く、ただくさり場がある。きつい山だ
と言うそれだけだった。
関越道の長いトンネルを抜けると、上空は抜けるような真っ青のそらが広がっていた。六日町
インターで下りると山頂にごつごつとした大きな山塊が目に飛び込んできた。越後駒ケ岳、中
の岳とともに越後三山の一つである。標高は低いが人里から一気にそそり立つ峻険な岩山で
ある。古くから霊山と崇められ信仰の山である。

ゴンドラの山麓駅には、多くの車が並んで、登
山者の姿がやたらと多い。それだけ人気の山と
うかがえる。山頂駅に降り、すぐに展望台に行
ってみる。巻機山、金城山、苗場山、妙高火打
ち、はるかかなたに北アルプスの峰々を、はっ
きりと望むことができた。
樹林帯の登山道は、かなりの急登であるが、ブ
ナたて尾根から比べると楽なものだ。
団体の登山者が多く、登山道は渋滞が続く。1
0:30八海山々頂。そこには、八海山大神が祭
られてある。
千本檜小屋からは八峰コースと巻き道コースの
二グループに分れることになった。私はちょっと
迷ったが目前の岩稜に惹かされて八峰コース
を選んだ。左の目前に越後駒ケ岳、中の岳が
肩を寄せ合うようが立ちはだかっている。見事
な景観だ。地蔵岳、不動岳、七曜岳、釈迦岳、
と続き、スッパリと切れ落ちた岩稜上の鎖場は
スリル満点。慎重に一歩また一歩と進む。はる
か下に巻き道が見える。摩利支天、剣ヶ峰とい
づれも急峻な鎖場のアップダウンが続く。そろ
そろ大日岳かと思われる頃、垂直の梯子から
上から下がった2本の鎖に体を摺り上げるよう
に這い上がる。下を見ると恐ろしいような絶壁
だ。「ご苦労さん大日岳よ」の声にホッとする。
山頂から中岳に続く稜線を眺め今度はあの山
頂に立って見たい衝動にかられれた。
帰路は巻き道にしたのだが、こちらもどうしてど
うして梯子、鎖の連続で途中まで気を抜くことは
出来なかった。                     
      大日岳からの鎖場を下る私です    

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