瑞牆山
                                        H14・6・22
    ースタイム 小川山林道(8:00〜8:20)登山口(8:20)―不動の滝(9:15〜9:30)―休処(10:00  
     〜10:05)―分岐(11:05)―山頂(11:15~12:10)―天鳥川(13:15)―富士見平小屋(13:45〜
      14:00)―瑞牆山荘(14:00)
 
 内山トンネルを抜けると空は一変して青空が広がっていた。信州峠を越え、小川山林道に入
ると、凹凸の激しい悪路となった。
 登山口は、林道終点の広場から始まる。総勢12名、今回リーダーの私は、破線コースのこ
の不動沢コースに少々の不安があった。ところが歩き出してまもなく、両脇の木の枝に赤いテ
ープが、そここにまいてあり、踏み跡はしっかりと付いて迷うなんてことはなさそうで取り越し苦
労であった。樹林帯の中を進むと、次々と朽ちた丸太の橋が現れた。滑りやすく落ちそうな橋
はすぐ脇に下りる路が出来ている。あたりに巨石が点在し、誰が名付けたのかそれらしき名前
が付けてあった。1時間程で不動の滝に到着。水量は少ないが見応えのある滝で、大きな甌
穴があった。傍らにつくばねウツギが可愛いピンクの花をつけている。やがて道は傾斜を増し
て両脇にしゃくなげの木が大変多く、最盛期はさぞ見事であったと思う。コメツガの新芽が目に
ついて、その下にはギンリョウソウ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウそして初めて見る一葉欄に
元気付けられる。歩き出して3時間大きな花崗岩の山頂に到着。大勢のハイカーで賑やかだ。
さすが百名山である。山頂からは残念ながら富士山は望めなかったが、金峰山の五丈岩、国
師岳、御座山、天狗山、男山が間近に、眼下には川上村の野菜畑が広がっていた。山頂付近
のしゃくなげは見頃で薄紅色の上品な花は、いつ見ても飽きさせない。
 展望を満喫した後、帰路は瑞牆山荘にむかった。途中の富士見平小屋付近はレンゲつつじ
が満開でそこで充分休憩した。
 Kさん、Mさんが登山口から車を回して待つ山荘前に2時30分に無事到着。
このコースはもっと分かりにくくスリルがあるかと不安と期待があったがごく一般の登山道で、
意外であった。
                     
                      
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