西沢渓谷
                                  
     2012.10.29      

                                 過去の記録  2011.10.27

コースタイム
浜川P7:00→→西沢渓谷P9:40→最終地点11:50〜12:45→大展望台13:10→駐車場14:20

今日の出発は連れの山歩きビギナーの希望で7時の出発、しかも所要時間は1.5倍は見て!
この時期は西沢渓谷は一方通行、大丈夫かな?ちょっと心配。
それにハイシーズンなので駐車場の心配もあった。
雁坂峠へ向かう大滝村を過ぎるとほとんど行き交う車はなく、昨夜の雨で訪れる人がいないのかな。
駐車場はまだ数台の余地があった。


国道140号線の下から鶏冠山の立派な姿がある。
連れの二人は駐車場の車に驚いている。こんなに大勢の登山者がいるの?
昨夜の雨で今日は訪れる人が少ないくらいなのに・・・・・


途中にある田辺重冶の文学碑
田辺氏が笛吹川を世間に初めて紹介した
「笛吹川を溯る」の一節が刻まれていたが読み取れない。

  
木々は柔らかなに紅葉が始まっていた。
ハイカーの姿はまばらだ。
連れの食料は全て私が背負い込み、ザックの重さに驚いていたが
今日は訓練のつもりだし、差ほど重たくも感じない。

遊歩道は次第に傾斜が増すがすぐに緩くなるから歩きやすい。
が、渓流沿いの上、昨夜の雨で道は濡れて滑り易いので慎重に歩く。
頑丈な鎖が道の両脇に設置され危険はない。
連れの二人は足取りはしっかりしているので安心して付いていく。



上流部に進むと矢継ぎ早に奇岩や滝が現れる。
澄んだコバルトブルーの水は激しくもまた緩やかに変化にとんだ流れを楽しませてくれる。
    
大久保の滝                  フグ岩                  人面洞

    
竜神の滝                 貞泉の滝                  母胎淵

他にも三重の滝、カエル岩など対岸の岩を目を凝らしてみると
洒落た名をつけたいような岩がある。(皆、思い思いの名前を・・・内緒・・・)
途中の河原で温かいコーヒーで休憩。

  七ツ釡五段の滝
(日本の滝100選)
やはりこの滝は圧巻だ。
渓谷を風に乗って落ち葉がアサギマダラのように
優雅にヒラヒラと上に下に舞い、しばらくその美しさに見惚れる。

   

遊歩道は滝から離れ斜面の急勾配を喘ぎながら登る。
前を行く年配のおばちゃんが四つん這いになって苦しそう。
私は脇から追い抜きたかったが、連れは後をゆっくり付くからと立ち止まって待っている。
もう直ぐ最終地点だ、焦ることはない。


大勢のハイカーがランチタイムしている。
ベンチは全て塞がり、軌道後の奥で待望のランチだ。
風は冷たいが防寒具を着込みゆっくりと休憩。



帰路は迂回路のトロッコ軌道跡を辿り、快適な道だ。


大展望台から鶏冠山、木賊山、その奥に甲武信岳が見えた。


迂回路の下山道はこれほどまでに快適な道はないだろう。
連れは好調な足取りでぐんぐん飛ばして無事に子酉橋に到着し、私もホッと一息だった。


富士山の姿を見ようと牧丘の道の駅へ車を飛ばした
富士山はすっかり雪化粧していた。
電線がこんなに多かったかな?


ついでに笛吹の湯に立ち寄り、冷えた体を温め帰路に着いた。
この日、近畿地方は木枯らし一番を観測したそうな・・・・・

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