物語山
(1019m)
国道254号を下仁田町から佐久市方面に向かい西牧地区に入ると左に深山温泉バス停がある。
バス停の手前の左の物語橋を渡るとすぐ右に入るとサンスポーツランドがある。
ここに無料の駐車場があり奥にトイレがる。
物語山ってどんなロマンがあるのでしょうか
やはり、訪れる人たちは名前に魅かれてくるようです
昔、この辺りの山城が陥落し兵士たちがメンべ岩に財宝を埋蔵し
ふじヅルを切って自害したという悲しい物語があるとか・・・
過去の記録
1992.5.2 2011.2.7 2013.1.9
2014.4.20
コースタイム
浜川P8:00→サンスポーツランド9:20→西峰11:20→東峰(11:50〜12:20)→スポーツランド14:00
参加者 CL福田、大崎、城田、桑子、東、神宮、生方、横澤、桜井、坂庭、長澤、岩井、三浦、押山、柳田
今日は急に予定が無くなり、どこか山へ行こうかな?
クラブ仲間に連絡したところラッキーに物語山に1名の空きがるという。
物語は昨年も行ってるし・・・あ、昨年、山の帰りに寄った荒船の湯の従業員がアカヤシオの頃
是非来て下さいって言っていた。もう、アカヤシオが咲いているかも.・・・・
早速ドタ参加した。
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スポーツランドの付近は桜が満開 特に枝垂桜が素敵だった。 今の時期は何所も桜、ミツバツツジ、水仙、レンギョウなど 色鮮やかで車窓からの眺めがすばらしい。 駐車場に数台の車とマイクロバスが1台 今日は賑やかな山?なのでしょうか |
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登山口まで林道は昨年よりさらに荒れていた。 沢に降りたり上がったり、崩れやすい悪路が続く。 登山口まで以前はマイカーで入ることが出来たが 林道はますます荒れ放題だ。 途中からメンべ岩が見えるわけだが曇天の今日は ガスに包まれて靄っている。 |
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ようやく林道終点の標識 クマちゃんの仕業? ここから登山道に入り杉林の中の急斜面が始める。 |
総勢16名の列は圧巻だ。 少しで水平道、再び瓦礫の急登になる。 今朝方の雨か、湿った登山道は滑りそう。 この山特有の石は平べったくてガラガラと音がする。 登山道の脇に小さな春を見つけた。 コルの直下はロープに助けられる。 |
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エイザンスミレ |
ヒゲネワチガイソウ? |
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コルに到着すると大勢の登山者の姿が・・・ やっぱり賑やかだ。 西峰山頂へ。 今日は生憎の曇り空、視界が悪く折角のアカヤシオの花は 靄っていて気の毒だ。 花は仙人が岳にも負けず劣らず花付が良いみたい。 西峰のアカヤシオを堪能し、本峰に向かう。 左下斜面がピンクに染まっていた。 しかし、視界が悪く写真写り悪く、残念だが脳裏に 焼き付けて行くことにした。 |
幻想的なアカヤシオの花 |
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山頂はまたまた賑やかに団体さんがランチ真っ最中。 山頂の先の祠まで行ってみるとここも数人のグループが ランチしていた。 私たちも待望のランチタイム。 食べ始めると靄が一段と濃くなり、空模様が怪しくなった 早めにランチを切り上げ下山することになった。 |
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林道からメンべ岩が鋭い姿で天に向かって立っていた。 メンベ岩は豊臣秀吉の北条征伐の時、 北条方の武将多目周防守長定の守る幽崖城は 豊臣方前田勢の攻撃を受けた落城。 目周防守長定はメンベ岩の上に登り自害したという。 この岩の上には城から持ち出された財宝が 隠されており、この財宝を求めて岩に登ろうと する者は必ず墜落死すると伝えられている。 メンべ岩の下方に財宝が崩れ落ちていないかな? 岩の下の林道をキョロキョロしてみたが あるのは石ころばかりだった((*^_^*) |
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再び荒れた林道をサンスポーツランドへ向かう。 林道脇は柔らかな新緑が始り、目に優しく桜の次は 新緑の美しさが楽しみだ。 |
2013.1.9
コースタイム
浜川P8:30→→サンスポーツランドP9:55→林道終点10:50→西峰分岐11:40→山頂12:10〜13:10→サンスポーツランドP14:35
この山名に魅かれ登山をしたのが約20年前。
ところが、あまりの急登にびっくりした。
二度と来ないぞと思いながら記憶が薄れてもう一度行きたいと一昨年訪れたのだった。
そして再び、この時期に初心者(友人)が登れそうな山を考えているうちに物語山が浮かんだ。
私自身も昨年から2週間ぶりの登山になった。
トレーニングに急斜面があり、まずまずの山と考え出かけてみた。
ガイドブックは林道の先に駐車3台くらいと あるが、林道が荒れているので前回もサンスポーツランドの駐車場から歩き出した。 サンスポーツランドの駐車場は先行者の車が1台、 車内で眠りこけている車が2台。 朝からお昼寝?それともこれから登山でしょうか。 林道の途中は土砂が流され、抉られて 車の走行はとてもできそうにない状態だ。 |
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沢の水は見事に凍結。 袋田の滝の素晴らしい完全凍結を思い出された。 |
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途中の標識は動物の仕業でしょうか。 無残な姿です。 |
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林道からメンべ岩が太陽に輝いています。 林道を歩くこと50分ほどで 左の沢を越え、いよいよ急斜面の山道に入った。 脹脛がパンパンになる急な登りが続く。 |
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冬枯れの山の斜面に連れが炭焼き釜を発見! 昔から伝わる人の工夫と知恵に感心させられます。 時間と、手間と、労力は大変なことだったでしょうね。 そして里まで運ぶ苦労が思い知らされます。 前回はこの辺りは強風が吹き荒れていたが 今日は静かで小春日和ってこんなことでしょうか。 |
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最後急斜面を登り始めると後ろから単独者が 追いついてきました。 「いやー、、、結構な急な登りですね」 彼は本峰へ向かっていったが、私たちは 西峰へひと登り。 |
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西峰から眼下にメンべ岩が大きく見えます。 展望は直ぐ目前に妙義、信越道沿いの山 浅間山の銀嶺、神津牧場の上に物見山、八風山 荒船山が見えます。 |
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再び鞍部に戻り、本峰へ向かった。 先行者と先ほどの単独者が山頂でカップヌードルを 啜っていた。 どんな山でも誰かいるものですね。 |
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私たちは山頂から少し先の石祠の所で ランチです。 全く風がなく小枝の先も静止状態。 温かく1時間ものんびりと休憩した。 |
下山後、荒船の湯に寄り疲れを取ることにした。
荒船の湯は何年振りだろうか。
今日は空いていて広い浴槽は借り切り状態だった。
ちょっと小腹が空いたのでざるそばを食べ、
帰宅後慌ただしく今年初の例会に急いだ。