茂来山(霧久保沢コース)
(1717.6m)
1994.4.9 槙沢コース?
2010.12.6
コースタイム
浜川P6:30→→十国峠8:10→→茂来山霧久保沢駐車場8:55→コブ太郎9:50→槙沢分岐10:55→
山頂11:05〜12:20→コブ太郎13:10→駐車場13:50
久しぶりに十石峠越えをして登山口の霧久保沢へ向かいます 十石峠にはもちろん標識があり、立派な展望台も ありました。群馬と長野の県境峠標高1351m。 昔、この峠を越えて関東へ一日十石の米が運ばれて この名前が付いたとか。 明るく開けた峠は休憩には持って来いの場所で トイレもありますが使うことが出来ない状態でした。 展望台から360度のパノラマとても雄大でした。 茂来山の姿もありました。 |
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峠からさらにj国道299号を佐久に向かい、滝平橋を渡ると直ぐ左に茂来山登山口の標識があります。 林道をグングン行くと左に青いシートが目に付きます 幕末の14世紀に鉄鉱石による製鉄が行われた跡、 溶鉱炉が2基あったそうです。調査の末、今はシートで 覆ってあるそうです。(たたら遺跡) さらに車を走らせると右に広い駐車場と左に森林管理 小屋があります。 車はここまで、この先はゲートで通行が出来ません。 |
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ゲートを抜け林道歩きを20分で登山口の標識があり、左へ四方原林道へ続いているようです。 |
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歩きよい林道を行くと小さな沢を渡り、 1時間ほどで巨木に出会いました コブ太郎です 国の「森の巨人たち百選」で、長野県内で選ばれた4本のう ちの1本です。 樹 高 22m、胸高直径(地際から120pの高さ)169p幹周 531p樹齢推定250年 |
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コブ太郎から20分ほどでまたまたとちの大木が 聳えていました これは大王トチノキです コブ太郎より一回り大きく見えます この根本の逞しさ力強さはなんともいえません |
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登山道の落ち葉の下はコチコチに凍っています 深い落ち葉の下に小石がゴロゴロあったり 油断できません。 殆んどが急斜面なのでゆっくりと高度を稼ぎます。 |
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ヤッと尾根に出ました。 槙沢コースと合流地点です。 以前はこちら側から歩いたのかもしれません。 すぐ左に山頂らしいピークが見えます。 |
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ずっと樹林の中だったのが山頂に飛び出すと 一気に展望が広がりました。 おー!!素晴らしい展望です。 北アルプス、八ケ岳、蓼科山、南アルプス、瑞牆山、金峰山、両神山、西上州の山々荒船、鹿岳、四つ又、・・・・浅間山等など メンバーたちザックを背負ったまま展望を欲しいままに 眺めていました。 山頂は狭いけれど直ぐ下に広場が見えます 今日は平日とあって山全体が私たち独占状態です 暖かく風もなく山頂で1時間半ほどのんびりしてしまいました。 |
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八ケ岳 |
荒船山 |
北アルプス |
浅間山 |
蓼科山 |
両神山 |
ゆっくりランチの後、下山しますが危険な箇所は 全くないのですが山頂直下の急斜面は凍った道に 一歩が出ません。 一歩一歩を確認するように下りました。 大腿筋が攣るようでした。 下から単独者が上がってきました。 今日始めてあった登山者でした。 ヤッと急斜面から開放されルンルン気分のメンバー たちの後姿に午後の陽が眩しく光っていました。 |
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予定通り2時前に下山し。、 その後は五稜郭に行くことにしました。 龍岡五稜郭 龍岡五稜郭は函館と共に日本に二つしかない星型 稜の洋式築城で貴重な史跡です この城を築いたのは松平乗謨(のりかた) |
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星型の敷地の周りには石垣が積まれ石垣をよじ登る 敵の侵入を防ぐ武者返しが設けられています。 守るに易く攻めるに難しい構造であり、非常に合理的な 設計だったらしい。 現在、敷地内に田口小学校に使われているようです |
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五稜郭を散策していると小学校の中から元気な児童たちの声が響きだし 3時を過ぎの下校時間になったらしい。 私達も今日の観光は終わりにして帰路は田口峠を越えて群馬(南牧村)へ向かいました。 田口峠は信州側はなだらかな2車線の良い道だがトンネルを抜け上州に入ると 目の前に立つ岩の岩峰が目立ち廃屋の姿、ひなびた山村風景が心和ませてくれました。 |