御神楽山
(1387m)
                                                                      2009.10.24

   コースタイム 
   浜川P4:00→登山口8:20→大森の展望台10:40→御神楽山々頂11:40〜12:20→水場13:50登山口 15:50

         200名山の御神楽山は新潟、福島の県境に位置し、低山ながらなかなか厳しい山容の山のようだ。
         今回は近年整備された一般コース室谷ルートを歩く。下越の谷川岳とも言われるこの山も
           室谷コースはロングコースではあるが、危険度の少ない無い快適なコースだった。
           

予定より1時間遅れで登山口に到着した。さすが名峰とあって、駐車場付近は所狭しと車で埋まっていた。
登山口周辺の山肌は赤く染まっていた。
小さな沢音を聞きながらいよいよ御神楽岳の山懐に入り込んだ。

   
                              

登山道の脇にススキがたなびき秋の深さを感じる。見上げると岩壁の周りの紅葉が素晴らしい。

予定より1時間遅れの出発のためかリーダーのペースは速いようだ。
リーダー曰く「後方の姦しい声を黙らせようとハイピッチで歩いたが、黙らせる前に自分がバテてしまった」・・・・

だが、今日のメンバーはハイピッチに遅れもとらず、快調な足取りだった。
幸い私も膝痛は全く感じず、息も上がらな無かった。                                                  

次第に登山道はモミジの赤やブナの黄色で一際鮮やかに包まれた。

紅葉に見惚れながら進む私たちに、ただ安易に山頂へ
到達させてくれなかった。
それはそれは悪路、泥沼状態の道だ。
歩き方の下手な私は、ズボンの裾は泥はねで田植えでもしてきたようだ。と言っても私は田植えの経験がないから想像だけです。




大森の展望台から飯豊連峰の雄大な姿を望むことが出来た。




ようやく、前方に本峰の御神楽岳が姿を現した。

山名の由来は山中でお神楽の奏でる音が聞こえるからとか・・・また、クラは岩を意味し神の宿る岩山であり
発音に当て字された「神楽」から伝説が発生したとか・・

神楽の音がたとえ聞こえたとしても、メンバーたちの賑やかな声にもみ消されたことでしょう。

雨乞峰で急峻な岩稜でハードな榮太郎コースと合流する。
なるほど見るからに痩せ尾根が望めた。

ここから10分ほどで山頂に到着した。
狭い山頂は座る所が無いほどの混雑振りだった。

今日の天気予報は晴れなのに曇り空は変わる様子も無く、青空を見ることが無かった。

しかし、山頂からは360度の展望だった。

残念なことに山座同定ははっきりとせず飯豊連峰のみが大きく印象に残った。


               
下山は往路を戻るが、足元の泥濘に悲鳴を上げながら
慎重に下った。

同じ道なのに帰りは又違った雰囲気の景色に満足しながら一段と姦しい声が山中に響いていたようだ。

                   みかぐら山荘  入浴料 500円
                             食 事  まいたけ弁当まいたけ汁付 1050円
                                       

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