前白根山〜五色山
          
   
                                  
2010.10.11

                          過去の記録    2008.5.26金精山・五色山

白根山は何度も山頂を踏んでいるから
今回は日光湯元から前白根山〜五色山を歩くことにしました
この連休は日光は多分紅葉を目当てに観光客が多く渋滞が予想されますが
それも承知の上で日光湯元駐車場へ向かいました

湯元スキー場から登り、下山は中ッ曽根コースの
予定でしたが、ビジターセンターの話から中ッ曽根コースは笹が背丈ほどあり
足元の段差がが見えず登山者が少ないからスキー場コースをピストンしたほうが良いと
アドバイスされたそうです。
その上、ホームページの書き込みに急登で女性には厳しいようなことがありました。
えー!女性には厳しい?奮起倍増!どんなものか行ってみたくなるものです。
幸いなことに急遽ベテランのK氏が飛び入り参加に
なったため、周回コースを歩くことになりました。

 コースタイム
市民P5:00→→7:50 湯元駐車場8:00→スキー場トップ8:25→外山コル9:55→天狗平10:20
→前白根山11:00〜12:00→五色山12:25→国境平12:55→林道終点14:45→湯元駐車場15:00

湯元駐車場に到着すると車はご覧のとおり
どこの駐車場も車がずらりと並んでいます。
な、なんと皆さん何処に散っているのでしょうか。

まだ、周辺の紅葉はちょっと早いようですが
他県ナンバーが多いようです。
高速1000円効果でしょうか。






スキー場のトップまでこのような砂利道を歩きますが
斜度は次第に増して行きます。
見渡す山々は紅葉が始まっています。

上空の空は真っ青に広がり、今日は下界の気温は
27度、山は丁度良い暖かさです。




スキー場トップから登山道に入ります。
笹の生い茂った道を行くと立派な御影石の白根山登山道の標識がありました。
これは遭難碑でした。

登山道は整備されているがいきなりの急登が始まります




木の根が張り出したり倒木を跨いだり潜り抜けたり
高度が稼げるから結構楽しめます


コメツガ、シラビソの中の急登が続き
やや平坦な場所で休憩です。
風はひんやりと冷たく風を避けてひと休み。

下から二人の登山者の姿が現われました。
このコースはあまり歩かれていない様子だったから
意外でした。



外山の鞍部に到着です。
ここは休憩に最適です。
数人のハイカーの姿がありました。
またまた驚きです。

目前に富士山の姿があり、K氏曰く「外山の鞍部じゃなく
富士見峠が相応しいね」
そうです!余りにネーミングが寂しい気がします。


外山のコルからいくらか右へ傾斜は楽になりました。

真っ白な木肌の女王のような風格のダケカンバが
青空に素敵です。

このあたりのダケカンバはすっかり葉を落としてしまっています。


天狗平に近づくと一面にダケカンバとハンゴンソウの名残のお花畑です。



あらっ!いやだ!
なんだか花と私の枯れ具合がマッチしているようで
滑稽ですね。
カメラマンも意識して写したのでしょうかね。



天狗平でゆっくりと休憩。
ここは平坦で広く天狗が踊り出そうな所です。
天狗でなくても私も青空の下ではしゃいで踊りたくなるような様な気持ちの良い所す。

から松の紅葉が見事です。



しばらくなだらかな道が続き、稜線に出ると
いきなり目の前に奥白根山がドーンと現われました。
爆裂口がぱっくりと口を開け、荒々しく雄大な姿です。

奥白根山に対峙した前白根山は女性的です。
遠いようですがあっという間に山頂に到着でした。


山頂は大勢の登山者が休憩していました。



日光連山です
左から太郎山、女峰山、大真直子山



眼下に五色沼の湖面が妖しい色で輝いています。

湖面を眺めながらランチタイムはゆっくり1時間です。

沼のほとりに蟻の行列のように団体さんのグループが
歩いていました。



眺めは素晴らしくここから五色沼へ下る予定でしたが
五色山へ向かう稜線に魅かれ予定変更です。

北の新潟方面は雲が湧き出て視界が利きません。



五色山山頂でハーイポーズ

5月の残雪期に訪れたことが思い出されました。
まったく周りの景色が違って見えます。

五色山も大勢の登山者が休んでいました。



右に男体山が、はるかに湯の湖と温泉街


根名草山、温泉ヶ岳方面



名残惜しく山頂を後にして中ッ曽根尾根を下ります。
深い笹はまったく無く、笹は刈り払いされ国境平まで
歩きよい道です。



国境平は金精山の分岐です。
樹間から燧ケ岳の姿がありました。

このコースも我々追越され隊を多くの登山者が
通り過ぎていきました。

でも、奥白根から比べたら紅葉最盛期に
静かな山を堪能できゆっくりと歩くことが出来て
ラッキーでした。


国境平からは笹薮の心配より登山道の荒れ方です。
こんな所はまだ良いですが、落とし穴と間違えるような
窪みを飛び降りたり、ずり落ちるように下りたり膝のバネは次第に利かなくなりそうです。

木の根は滑るし、慎重に下ります。



急峻な道の悪路に耐えると素晴らしい景色が
待っていました。


中ッ曽根コースは日光連山を眺めながら
展望が良く悪路ながらなかなかのサービスでした。


エアリアマップに紅葉が良いとありますが
なるほど素晴らしいですね。


午後の陽射しが一層彩りをアップしています。
湯葉平の付近がちょっと傾斜がなだらかだったのですが
殆んど急な下りで気が抜けませんでした。
無事に林道に到着しホッとしました。

帰りの渋滞は予想以上で日光は避けて金精峠から
沼田から黒保根へ抜けましたが連休に紅葉見物で
何処も混雑していました。

金精峠付近の紅葉は素晴らしくカメラマンの列には
本当に驚きでした。

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