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前回の松風のみち終点の村檜神社に2台の車を置き
全員ここから出発。
ここで出会ったおじさんは「イノシシがいっぱい出るから
くれぐれも気をつけた方が良いよ、今朝も1頭捕まったよ」
駐車場から100mほどの民家の脇に隠れるようにふれあいの標識が
あった(ちょっと分りずらい)。 |
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東北自動車道のトンネル下を抜け田んぼの中をのんびりと歩いて行く。
曲がり角にはふれあいのみちの標識がしっかりとあるので迷うことが
助かる。 |
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車道の登り坂にショートカットの山道を喘ぎ喘ぎ登ると
関東ふれあいのみち石柱があった。
必ずあるこの石柱には何故か安堵感を覚える。 |
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小さな丘のような峠を越えると再び田園風景が現れた。 |
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この付近の畑はイノシシ除けの防護柵が張られてあった。
お散歩中のお婆ちゃんにN嬢が話しかけてみると
「イノシシに大変迷惑していると、何しろ夜に活動するから
溜ったもんじゃない!」・・・
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防護ネットは至る所にあり農家の方々の苦労を思い知らされる。
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桜峠まであと一息。最後の登りだ。 |
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頻繁に里程標があり、現在地がわかり易い。
丁度桜峠が中間点らしい。
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桜峠に到着(今回のコースの撮影ポイント ) |
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桜峠は風の通り道だった。
あずまやでランチの予定だったが、とてもとても寒くて居ても立っても
居られない
数メートル下ると6,7人の工事人が昼食真っ盛りだった。
峠の桜の木の手入れをしているそうだ。
「ここが暖かいから」と私たちに木株の椅子を用意してくれたり
とっても御親切にしていただいた。
上空は風が唸っていたが、陽だまりのここは全く静かで暖かく
楽しくランチが出来た。
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工事の方にお礼を述べて一足お先に出発する。
桜峠から山道を下り車道に出ると良い香りが・・・
道沿いには何本もロウバイが満開で出迎えてくれた・
思いがけないお花見ができた。 |
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清水寺(せいすいじ)
この寺は東国のお花の寺百ヶ寺だ。
境内の石段の脇は白い水仙が花盛り。
駐車場のトイレをお借りしチョイ休憩。 |
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ふれあいのみちはここから次は大中寺に向かう。
寺の駐車場を過ぎたところに分岐の標識があったが「大中寺→」の
看板に誘われて車道を進むと、後ろからSLのT嬢が追いかけてきて
ふれあいのみちは下の道と指摘された。
そうそう・・・私たちはふれあいのみちにこだわって歩くのだ。
車道を歩くより落ち葉の積もった道が良い、ふれあいのみちは時折
車道と合流するが地元の関係者の心遣いに感謝する。
民家の路地裏を抜けると、突然車道に出た。
左に大中寺の山門が見えていた。 |
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ふれあいのみちからちょっと寄り道して大中寺へ。
七不思議が伝わる曹洞宗の寺。
1.根なし藤 2.油坂3.不断のかまど 4.馬首の井戸5.開かずの雪隠
6.東山の二つ拍子 7.枕返しの間
七不思議の幾つかを覗き見してみた。
私は油坂の石段に歴史を感じた。
上田秋成の「雨月物語」にある青頭巾はこの寺を舞台として書かれたものであり、また、この寺に伝わる七不思議の伝説も有名である。
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さァ、いよいよフィニュッシュの大平下駅の標識が出てきた。
もう!間もなくだ。
車道歩きかと思いきや、ふれあいのみちはブドウ畑へ導いてくれた。 |
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ブドウ畑の向こうは繁華街のようでケーズ電気、ヨークベニマルの
看板が顔を揃えていた。 |
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大平下駅に近い踏切は予告通り工事の為3月10まで通行止めだった。
予告通知はヨークベニマル方向だったが、疲れたメンバーは一歩でも
近道をと、警備の方の指示で右から回り込み終点大平下駅に到着した
大平下駅(両毛線)
近くの大平タクシーを頼み、ドライバーの二人に始点の村檜神社へ
車の回収に行っていただく。 約40分 3700円
駅前の日向で我々は自販機の温かい大納言お汁粉を片手にお喋りに
花が咲き40分はあっという間だった。
回送された車に早々に乗り込んでしまったが、次回はここが始点だが
駐車場の予定のヨークベニマルの下見をすっかり忘れてしまっていた。 |