第21回 関東ふれあいのみち
(栃木県コース)
(コース18 焼き物としいの木のみち)
11.8km 26000
                                                                     2018.3.18(日)
コース案内
益子駅から陶器店が並ぶ古い家並みを進むと田園地帯に入ります。高舘山を登り始めると
西明寺に到着します。茅葺の屋根の歴史深い建物を見て、寺からは山道に入ります。
更に進むと権現平から付近の街を一望できます。道は下り益子の森へ続きます。
雑木林を通って円通寺を通過し七井駅に到着します。
    参加者
CL 藤井、SL田所、星野、川野、茂木、山口、野中

                コースタイム                           
浜川7:00→→益子駅8:50→西明寺(10:15〜10:30)→権現平10:45→高館山11:00→展望台(11:20〜12:15)→
須田ヶ池12:55→円通寺(15:10〜15:30)→15:40七井駅15:50発〜〜真岡駅15:05

 

益子駅 (真岡鉄道)
駅の西側(裏)に無料の駐車場がありました。
ホームの上の通路を渡り東口から歩き始めます。

真岡鉄道の駅はそれぞれに趣があり、お洒落です。
益子駅は大きな壺の焼き物がありました。
 

焼き物の老舗が多い街を通過しすると、田園地帯を歩きます。
のどかな風景です。

新しい道路が出来たりして、迷うことが多いですが、これも楽しみの
一つでもあります。 


 
緩い坂を上り始めると梅の花が満開!

途中の民家の庭先にたくさんの空き缶を細工した風車?が
クルクル廻っていました。なぜって?鳥避けですか?と
お聞きすると缶をつぶすのが面倒だからと・・・
缶を切る方がもっと大変だと思うけれど、カラフルでとても綺麗でした。

道の斜面に黄色のキブシが満開でした。
 

西明寺
山門まで石段が続きます。
何処の神社も石段が多く、高齢者たちにはきついですね。
 

     
三重塔と鐘楼                          閻魔堂                        本堂
 

西善寺は国指定の重要文化財がたくさんあります。
三重塔、桜門(入母屋造茅葺きの楼門)、本堂内厨子など・・・

ここで暫く休憩。

とちぎ名木百選に選ばれたコウヤマキがあります。

コウヤマキ
栃木県指定天然記念物(栃木名木100選)
樹齢は800歳ほどで、1209年に宇都宮景房が本堂を修復した時に
記念として植えたと言われています。

 

境内の右から山道に入ります。
久しぶりの落ち葉の道は皆さんウキウキしているようでした。

やはり山の空気は美味しいね・・・
 
 

ふれあいのみち里程標。
まだ、3分の1も来ていませんね。
先が長いです。
 

権現平
ベンチがあちこちに有って休憩したい所ですが
展望を楽しんでから少々遅れ気味なので先を急ぎます。


 
歩き良い落ち葉のみち。

今日の天気は曇りでしたが、時々薄日さしたり風が無かったせいか
予想したより暖かく良かったです。

この付近にしいの木が群生していたらしいのですが、意識せず
通り過ぎてしまったみたいです。
 
 

吊り橋はゆらゆら・・・
重量制限はないの?ちょっと心配しました。

山頂は間もなくですが、吊り橋の下に県道262号線が走っています。
 
 

高館山 (302m)
鎌倉時代に築かれた城跡があります。

ハイカーが何組かおりました。
 

益子の森展望台 
途中で出会った地元のご夫婦は毎日散策していると言う。
展望台へ是非寄ってくださいと・・・

展望台は高さ20mあります。
階段を上がり、しばらく展望を楽しみます。
 

芳賀富士
展望台からコース20の芳賀富士の端麗な姿が望めました。
次回のコース桜を期待する根本山も見えていました。

展望台下にベンチとテーブルがあり、いつものように家族団欒の
楽しいランチが出来ました。


益子の森
今回のコース撮影ポイントです。

ここから県道を下ります。


次のポイント円通寺を目指します。
須田ヶ池を左折します。

この先、標識が無くなり、 地元の方にお聞きしたり、ロスタイム。
これがまた楽しいのです。

地元の方の一人、「円通寺へ歩いているのかい?あの山を越えて
行かなきゃならないよ・・・」と、呆れ顏(*^_^*)
 

さすが益子町です。
ここはたくさんの車が駐車してあり、観光客の姿が多かったです。
登り窯は地震で壊れてしまったそうです。

この先から又、山道。
山道に入った所、畦道に腰かけて休憩します。
畑には有刺鉄線が巡らされ、イノシシが多いらしいです。

結構疲れますね。

道端にフキノトウを見つけ、電車の時刻を忘れ道草です。


円通寺
円通寺のこの表門は国指定の重要文化財です。
表門唐禅風四脚門で彫り物はありませんが、素朴で優美な感じが
しました。

丁度、住職さんが出てこられて本堂を開けて見せて頂き、
寺の説明をしていただきました。
境内には観音堂、涅槃像や梵鐘、一切経堂があります。

住職さんの説明で更に上を行くと本堂の裏に回り、水は無かったですが
滝があり、裏庭は京都の寺院のような趣があり 予想以上に見応えの
あるお寺でした。
戦争で焼け落ちて本堂は仮堂だそうですが、とても立派です。
老人施設や、幼稚園など多角経営しています。


      
涅槃像                       鐘楼


さて、電車は予定より1本遅らせて、ゆっくりと円通寺を
見たので、次の電車に乗車しようと七井駅へ急ぎます。

大体、駅の近くでロスタイムがあります。
今回もおなじパターンでしたが、余裕を持っていたので
乗車時間10分前に駅に到着しました。

真岡鉄道の駅舎は、それぞれに特徴があります。
 

七井駅は無人駅。益子まで190円です。

壱両編成のカラフルな電車に乗り、小学生のようにはしゃぐおばさん達です。 
今日は私たちのほかに10名くらいの乗客がいました。

益子まで乗車時間は3分位です。

帰路は北関東道壬生Pに寄り、ショッピングを楽しみました。


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