第20回 関東ふれあいのみち
(栃木県コース)
(コース17 古刹と旧跡を訪ねるみち)
16.2km 30000歩
                                                                 2018.2.12(日)

真岡鉄道久下田駅から筑波山を眺めながら田園地帯を進み、五行川を渡ると慈覚大師が開山したと言われる長栄寺があります
鹿古墳群をとおり、親鸞上人によって建立された高田山専修寺(せんじゅじ)があります。
境内には桜門、如来堂などがあり、慶大全体が国の史跡に指定されてあります。
更に北に進むと桜町陣屋跡、二宮神社があります。
そこから田園地帯を抜け五行川サイクリングロードを通り田町橋から真岡の街並みを経て真岡駅に着きます


  参加者
CL 藤井、SL田所、星野、小野里、川野、野中、茂木、山口、塩沢、亀井、高橋(厚)

                コースタイム                           
浜川7:00→→8:40久下田駅8:50→長栄寺9:10→鹿古墳群9:40→専修寺(11:15〜12:30)
→二宮尊徳資料館
(12:45〜13:10)→桜町陣屋跡13:15→五行川サイクリングロード14:30→田町橋15:00→真岡駅15:25
真岡駅発15:31〜真岡鉄道乗車〜久下田駅着15:40

 

8:50 久下田駅出発
本来ならば終点の真岡駅まで車の回送をするのですが、
駅舎は無人駅で吹き抜けの待合室で車回送の開、待っていることが
時節柄辛いので、帰路は真岡駅から電車に乗車することにしました。

駅周辺のふれあいの道が分りにくいとブログで見たので、前夜大急ぎで
詳細地図をプリントしたのに、プリンターに置いたまま出かけてしまった。

が、、、駅から右に右にと記憶にあったので、最初の路地を行き過ぎたが
よーく見れば柱状の指導標識がありました。
 

駅の反対側に出て、踏切を渡り、
長栄寺まで県道に広い歩道があり安心して歩けます。
 



長栄寺
850年に慈覚大師により創建されたと伝えられているが
山門があるだけで、両脇の仁王像の姿が無く、(筑西市[ちくせいし])の
福聚寺(ふくじゅうじ)に移されているそうです

楼門はとっても立派で歴史を感じましたが周囲から孤立した感じで
寂しさを感じました。

後方の広い場所に墓群、、、
 

田園地帯を鹿古墳群へ向かうと筑波山の姿が大きく望めました。
栃木はイチゴの名産地、あちこちにイチゴハウスが見られました。

真っ赤なイチゴの実に「あー!!旨そうだね,食べたいなぁ」
 

鹿神社
農地内にあり現存4基の古墳があります。
周囲に前方後円墳1基と円墳3基を見ることが出来したす。

今回は、長丁場なので寄り道は出来ません。
 

先を急ぎます。
北関東道の下を抜けて高田山専修寺へ向かいます。
関東平野は果てしなく広く、田園風景が続いています。

平坦な舗装された道は結構きつく感じます。
前回、足裏に豆が出来たので今日はバンドエイドを持参しました。
 
 

専修寺(せんじゅじ)
御影堂(国重文)
丁度、散歩中の近くの方がこの寺の事を詳しく説明してくれました。
親鸞聖人が建立した唯一のお寺だそうです。

外廻りは派手な装飾を抑えた地味なお堂ですが、中へ入ると
一転して華麗な装飾が 目を奪います。 と言ってもお腹が空いて
中を見ることはしなかったので後悔しています。

屋根は元来茅葺でしたが、明治三十五年(1902)に台風被害を受けた際、
桟瓦葺の入母屋造に改築されました。
広い境内に太子堂、鐘楼、涅槃堂があります。

写真左の下にベンチがあったので、ここでランチタイムにしました。
穏やかな陽射しで厳寒な時期は本当に助かります。
 

涅槃像
3m位で木造金箔漆塗り、重要文化財に指定されています
「日本一」とありましたが、さすが元教師のKさん質問!
「日本一って、古いの?大きさ?」

さて、、、どっちだったのか?
 

次に訪れたのは二宮尊徳資料館
二宮尊徳は江戸末期、野州桜町(真岡市)の復興の命を受け、
26年にわたり復興事業(桜町仕法)を行ないました。
当館は尊徳の偉業を写真や映像などで紹介しており、尊徳が
使用していた陣笠や脇差なども展示しております。

尊徳の実物大の木像がありましたが、。身長182cm、体重94kgと
伝わっています。

随分と大柄な方だったんですね。
母校の庭に薪を背負って読書している銅像があった記憶があります。

ビデオ観賞を時間いっぱいまでお勉強しました。
資料館の右から小道を行くと正面に小さな神社があります。
 

桜町二宮神社 

神社に参拝して、左に茅葺の陣屋跡がありました。
 

二宮尊徳が仕事をしていた役所跡が「桜町陣屋跡」としていまも残って
います。
二宮尊徳は小田原藩主・大久保忠真公に手腕を認められ、
野州桜町(現・真岡市の一部)の復興の命を受け1823年に
桜町陣屋に赴任し、自ら先頭にたち用水路や堰や橋の改修を行いました。

随分と桜町に貢献したらしいです。 


陣屋跡から再び田園地帯を歩き、五行川サイクリングロードを
目指します。

途中の神社のベンチで陽だまりで休憩です。
(星の宮・鹿嶋 両神神社とありました。)

私はちょっと右膝に痛みが出て、心配になりましたが、もう終点が間近です。
足裏は豆の心配はなさそうです。
 

五行川サイクリングロードです。
川の土手は風が無く午後から曇りの予報は外れ、冬の陽射しは
暖かく、汗ばむようでした。

川面にシラサギ、アオサギが、沢山飛び交っています。
最近は川魚が少なくなっているそうですが鷺たちも生きるの
必死なのでしょう。

河岸はペットボトルや空き缶などゴミが無残に散らかっています。


土手に「かんとうふれあいのみち」の石柱がありました。
ふれあいのみちを歩いているんだ・・・と、実感するし、ホッとする瞬間です。
 

サイクリングロードは30分位歩きました。
車は通りませんが時々、サイクリングの方に声かけられ大手を振って
歩く我々は、小さくなって脇に寄ります。「すみません!」

田町橋を渡れば直ぐに真岡駅と思いきや・・・
橋を渡った所で標識が見失い、いつもの如くあちこちをウロウロ・・・

ここで地元の方とふれあいのチャンスです。
女子高校生が御親切に道案内して頂き、無事に真岡駅に到着しました。 
 

真岡駅 
いつもだあれば、この時間はSLが走るのですが、今日はお休みでした。
乗車するより眺めた方が良いかもしれません。

切符を買って、ホームに入ると下館行の電車が待っていました。
 

真岡駅から久下田駅まで330円。
車の回送、回収時間をカットしたので寒い時間を待たずに、
真岡鉄道に乗車できて良かったです。

1輌の電車に我々11名の他に乗客は2,3名しかいませんでした。
次回はコースbP8真岡駅から益子駅までですが、コース中の根本山の
桜並木が4月に良さそうなので、bP9と交代します。



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