第8回 関東ふれあいの道
    (コースNo9−2 将門伝説を探るみち)
     13km 18000歩
                           
                                                           2021.4.23(金)
コースNo9 将門伝説を探るみちは健脚向きは良いのだがマイカー慣れしている
私たちは公共交通機関の利用が誠に厄介なのだ。
大体は車2台で回送するのだが、今回は林道が通行止めがあり、しかもカーブの多い山道で
車の回送、回収の時間が掛かるのでコースを3分割にした。
いずれもピストンにしたので、かなりのきつい歩きになった。

コースタイム
西門平バス停8:50→鉄塔下10:00→鐘掛城10:40→石間峠11:05→城峯山(11:20〜12:00)
→天狗岩12:30→城峰神社12:45→石間峠(13:30〜13:45)→鐘掛城巻き道13:50→
西門平巻き道13:55→鉄塔下→西門平バス停15:20

 

皆野町上日野沢は秩父札所の水潜寺また破風山を訪れ際に
何度か訪れている秩父華厳の滝を通過し車のすれ違いが容易じゃない
杉林の奥にある。
起点が西門平バス停だからうす暗い杉林の先に集落があるに間違いないと思ったが、明るい門平の集落にこんな奥に住んでいる人がいると
驚いた。

高札場を過ぎて直ぐに西門平のバス停があった。
道路脇に駐車し、身支度を済ませて歩き始めると、うぐいすの
爽やかな声に迎えられた。


 
気温は高いが山の空気はひんやりと肌に気持ち良い。
直ぐに小さな神社があったが、帰りにゆっくりお参りすることにして
先を急ぎましょう。
 

道の傍らにスミレや黄色や紫のケマンの小さな花がひなぼっこしている。
見かけない花がありました!
Mさんが調べたところ
蔓ニチニチ草
お初にお目にかかった花です!
 

 危なげな木の橋を渡ります。
 

渡って間もなく関東ふれあいの道石柱がありました。
今回は本当に事細かく道標があり助かりました。
 

里程標
これは登仙峡から西門平までの距離。
西門平からまだ1kmしか歩いていません。
里程標は1q毎にありました。
 

左の沢は大荒れに見舞われた形跡があった。
きっと台風19号の爪痕かな?
こちら方面は大分被害が大きかった様子だ。 
 

バランスの悪い私はよろけない様に一歩一歩慎重に歩きます。
 

うす暗い植林中、石垣に積まれた高圧線の鉄塔に出ました。

 

鉄塔の直ぐ上は展望が開けてベンチがあったので
休憩しないわけには行かないでしょう( ^)o(^ )
コース中、唯一展望が開けた場所でした。

ハルリンドウやエイザンスミレも日向ぼっこ! 
 



 
 

落ち葉、石ごろの道が続いて、鐘掛城になかなか到着できません。
やはり、城跡直下は傾斜がきつい。

帰路は巻き道があるので分岐をしっかりと確認しておきましょう。




 
展望のない鐘掛城に到着した。

案内板に依ると戦国時代の山城
鐘掛城は、戦国時代の秩父地域の山城の一つで、説明板には以下のように案内されている。
神流川の北方、西上州に支配権を確立した武田軍は、永禄十二年(1569)頃から数回にわたり、
上武国境(土坂峠・大田部峠等)を越え、秩父地域への侵略を行った。
ここ鐘掛城をはじめ、城峯山の物見や周辺の山城(金鑽御嶽城・虎ヶ岡城・金尾要害山城・天神山城・高松城)
等が最も活躍した時代であった。
しかし、これらの山城は、前田・上杉の連合軍によって鉢形城が落城し、その後の豊臣秀吉の天下統一で
その存在意義を失い廃城となった。 
 

1003mのピークの鐘掛城は初めてなので、ハーイ!ポーズ!
疲れた顔!

ここから石間峠まで急な丸太の階段。
膝痛にはきつい。
 

石間峠(いそまとうげ)に到着。
お腹空いたし、お昼にしたいが皆さん山頂まで頑張ると
歩き出します。
 

 城峰山
1か月前は枯れ木の山だったが、今日はミツバツツジが
華やかに迎えてくれた。
思いがけない花たちに感激でした。
やっとランチタイム。
日向ぼっこの人、日陰の人。
あっちこっちでマイ弁当です。



一等三角点の山頂は平日だから独占かと思えば次々にハイカーが
上がってきました。

若者4人パーティーが元気よく現れました。
珍しいですね・・・・
やはり若者の足さばきはシニア軍団とは違いますね。
勢いがあります! 気持ち良かったです!


前回は山頂でピストンの予定だったが、神社へ行こうと
南斜面を下って行ったのですが今日は関東いうふれあいの道を
忠実に歩きます。

標識に沿って尾根を進むとムラサキヤシオ、山桜が尾根を染めて
いました。
 
 

萌黄色の新芽と山桜、、、
淡いカラーに包まれた春の山は素晴らしく疲れが一気に飛んで
しまう様でした。


左下に神社が見えていましたが
天狗岩へ行きましょう!
 

標識の天狗岩の左上に矢印が書かれてあったので
右の尾根に上がります。

 

天狗岩らしいピークはなさそうだったけれど注蓮縄の神域らしい
岩を這い上がって見ると小さな石祠があり、定員1名位の狭さで
周囲が絶壁。
天狗岩の石祠?

登りは楽勝、下りは怖ッ怖ッ・・・・
脚が痛いと言いながら、危険な岩に這い上がる自分を自分で
叱ってあげます。

城峰神社へ下ります。
 

 平将門と城峯山
平将門が城峯山や秩父地方に足跡を印した事実はないと云われているが、ここ城峯山をはじめ秩父地方には
数々の「将門伝説」が語り継がれている、とのこと。
これは、坂東平氏(千葉氏・秩父氏・相馬氏・豊島氏・葛西氏・畠山氏・河越氏・江戸氏等)の地盤に
この種の伝説が多く見られることと深い関係があるようだ。(以下略)

ここが撮影ポイントだったが、前回写真を取ったのでパスしました。
もう一度参拝するべきだったのですが、トイレ休憩し
周囲の山桜の美しさに心を奪われ、すっかり忘れてしまいました。

 踏破撮影ポイント  城峰神社鳥居(前回撮影)
 
 
境内から素晴らしい山桜の景色
先日、奈良吉野のNHK放映の
{一目千本 吉野の桜}の映像と重なりました。
神社の山桜の景色
 
 
キャンプ場付近はニリンソウの群落
     
ニリンソウ                    アズマイチゲ                      ハルリンドウ
 

城峯山キャンプ場の桜並木。
ここまで車で来られます。

キャンプ場から車道を石間峠まで道端の可憐な花を眺めながら
のんびりと歩きます。
 

石間峠のあずまやで、いつものN嬢のチーズワッフルで楽しい
コーヒーのお喋りタイム。

汗が冷えるころさて!帰りましょう!

杉林の道から巻き道の標識を見落とさないように・・・・
 

 直ぐに巻き道の標識(鐘掛城)へ
歩き良いトラバースの道は助かります。
 

 再び巻き道(西門平)の巻き道。

鉄塔のベンチでフルーツタイムの休憩。
 

無事に麓の神社に到着し、六地蔵に無事下山のご挨拶して
石段を下り、終点の西門平に到着しました。

まだうぐいすの声が清々しく鳴いていました。 


おまけの観光

何度も藤岡市のふじの咲く丘へ訪れながらふじの花の咲いた頃
来たことが無かったので帰路に立ち寄ってみました。
夕方だったので公園は空いていて、ゆっくりと観賞出来ました 










楽しい一日が今日も無事に終わりました。
健康と仲間たちに感謝です!

我が家の藤棚


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