第9回 関東ふれあいの道
(コース2 奥武蔵の古刹を訪ねる道)
    (19000歩)
              
                                    2021.5.24(月)

西武鉄道吾野駅から法光寺、足腰の守り神として有名な子の権現、四季折々の山草が楽しめる
竹寺などのこさつを訪ね、飯能市の小殿バス停に至る一般向けのコース。
と、、、案内板にありますが健脚向けのコースだったように思いました。
公共交通機関は使わず殆どマイカーで歩く我々グループは
先ず車の駐車場を見つけること、如何に効率よく車を移動させるかが問題です。
それにコロナ禍の今は首都圏内のコースに依っては土日はハイカーが多くて
密になる心配があり、いろいろと配慮することが多く計画は大変です。

参加者 野ばらの会6名

   浜川6:30~🚙~東郷公園9:55→🚙~9:15小殿バス停
小殿バス停9:30→鉄塔下9:55→竹寺(10:45~12:00)→豆口峠12:30→子の権現(13:30~13:50)
→降魔橋14:35→浅見茶屋14:45→不動尊→東郷公園15:30

小殿バス停まで車の回収 

 

2台の車に6名が分乗し、車をデポする東郷公園へ向かった。
本来なら吾野駅から歩くので駅周辺に駐車場があれば良かったのだが、適当な駐車場がなく、通過地点の東郷公園に1台置き、
6名がワゴン車に乗り込み、今回は名栗の小殿バス停から
逆コースで歩くことにした。
東郷公園の第二駐車場は綺麗なトイレがあった。

小殿バス停は県道53号線にあり、ここにも綺麗なトイレも駐車場も
完備です。


身支度を終えて、100mほど戻ると右にふれあいの道の
標識があった。

ここから尾根まで急登が始まる。
登山口に御親切になぐりづえがたくさん置いてあった。


気合を入れてゆっくりと一歩また一歩と進んで行く。
杉林の中の急な九十九折の道、1時間の我慢だ。
 
 

直ぐに視界が開けて鉄塔下に到着。
周辺に作業する方の姿があった。
 

さすが西川材の産地の飯能市です!
ふれあいの道に座り心地の良さそうな木のベンチがあった。
休んだばかりだけれど、折角だから座って休憩しましょうか・・・・
 

杉林の中は風が無くて暑くて、早く尾根に出たいものだ。
やがて前方に標識が見えてきた。
 


標識には竹寺0.4km、子の権現3.4kmと表示されてあった。
その下に里程標があったが、まだ1.3㎞しか歩いていないのだ。

杉林を通りぬけてきたきた山の風はそよそよと冷たく
火照った体に優しく心地良かった
こんな気分は我が家にいたのじゃ味合うことがないだろう。
 

眼下に茅葺の歴史を感じる屋根が見えてきた。
あれが竹寺かな・・・
 

標高490mの竹寺に到着した。
 

境内にある木彫りの牛頭天王をモチーフにしてトーテンポール。

 

本殿 牛頭天王社 
御本尊は牛頭天王(ごずてんのう)

さすが竹寺です!!
境内には珍しい竹がありました。
竹寺は1000年以上の歴史を持つ寺と宮が同居している東日本唯一の神仏集合のお寺だそうです。
ここは見どころ満載のようで時間をとってあったが、想像以上に大きなお寺だった。
 
亀甲竹               金明孟宗竹               孟宗竹
   


    
 竹寺の竹眼鏡  凸(カドばった下界を〇く見てください
新宿ビル群やスカイツリー、東京タワー、川越の街が見えるはずですが生憎靄って見えませんでした
 


境内で薬膳茶(無料)を頂きご機嫌な面々でした
 
 

 竹林が見事に美しい。
 

茅の輪
ここをくぐると御利益があるそうです
本来ならここをくぐって心身を清め境内に入るのだが
逆コース歩いたので御利益は無かったかも・・・・
 

竹寺をゆっくり散策してから、ランチタイムをして
境内の裏から再びふれあいの道へ戻った。
 

杉、檜の美林が続くがこれが飯能市の西川材だ。
 

 豆口峠 神送りの風習があった

「神送り場」を復元した小屋のようなものがあり、
案内板には次のように説明されていた。

「峠は隣の村との連絡路であると共に、そこは普通村境であることが多い。峠の近くには「神送り場」というところがあった。
むかし、悪い流行病などがはやると、村人たちは、夜中大勢で鐘や
太鼓をたたいてここに掛け登り、頂上で疫病神を追い払うという
習わしがあった」


 
 緩やかなアップダウンを繰り返し、次の目的地子の権現に向かった。
 

 子の権現本堂
御本尊は子の聖(ひじり)大権現
最近、私の娘が私同様股関節痛で登山も好きなバレーボールも
出来ないので子の権現は足腰守護のの神様なので
娘のお土産に可愛いわらじのストラップを買った。
 

 今回の撮影ポイント鉄の大わらじ(2t)
隣に夫婦下駄があったが、以前2回訪れているが
この下駄は記憶になかった。
 

 仁王像
カラフルな仁王像に見送られて子の権現を後にする。
 

 二本杉の巨木

今日のコースは子の権現が中間地点なので、体調次第で
ここでリタイヤかもしれないと覚悟をしてきた。
でも、歩き始めると脚の調子が良くなってきたようで
終点まで歩けるようなのでホッとした。
 

本堂を出るとふれあいの道の案内板があった。
二人連れの若い女性が正丸駅から伊豆が岳へ、そして西吾野駅へ
歩いて行ったが、とても疲れたと言っていた。
ふれあいの道No3のコースが伊豆が岳を超える道が正丸峠から
吾野駅まで14.5km6時間20分だ。
とても私は1回で歩けそうにない。2回に分けることになるかな?

車道から直ぐに山道に入った。
こちらも結構な急坂だ。
 

 山中に多くみられたフタリシズカの花は
なんとゴニンシズカ、、、今日のメンバーと同じく賑やかですね。
 

 里程標
吾野駅まであと4kmだ。
 

 降魔橋
子の聖が開山の際、山に放火して入山を妨害した鬼たちが
降伏した伝説の地だという。

ここからは山道から舗装された単調な道が東郷公園まで続いていた。
 

 浅見茶屋
甘味処の店は営業しているらしかった
ゆっくり休んで甘いものが食べたいな・・・・・
 

不動尊
先導するNさんは元気そのもので休憩する気配がなく
何とか引き留めて休憩し、水分補給タイム。
 

不動滝
不動尊の裏に小滝が涼を呼んでいた。
 

 古民家豊山荘

道沿いの350年の古民家は廃屋になって雑草に覆われて
風情を感じる庭園の面影を想像するに忍びないほど荒れ果てていた。

周辺は他にも廃屋が多く見られた。
 

吾野駅まで約2kmの看板

次第に人家が多くなり、東郷公園第二駐車場に到着した。
予定通り15:30

二人のドライバーさんが出発地点の小殿バス停まで車の回収に
行ってくれた。
 

 約4,50分なので私たちは東郷公園内を散策し
東郷元師の銅像まで行きたかったが、石段を眺めただけで
ドライバーさんに申し訳ないがベンチでお茶タイム。

駐車場に戻り、一休みしていると2台の車が勢いよく滑り込んできた。
ヒヤー!!カッコいいね!!

ここから小殿バス停までは細くカーブの山道を運転して
下さった二人に感謝です。

途中でフロントガラスにポツンポツンと雨粒が当たったが、
降られもせず無事に解散できて良かったです。
 

 

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