角田山 (桜尾根〜灯台コース)
                                  
           2013.4.4

コースタイム
浜川P7:00→→角田浜海水浴場P10:00〜桜尾根コース〜角田山11:40(観音堂)〜13:00→灯台コース→駐車場15:00

花の角田山は以前2回訪れているが、7コースある何処の登山口から
登ったか定かではない。ただ下山の岩場を灯台に向かって下り
日本海へ飛び込むような錯覚を覚えた記憶がある。
勿論、ユキワリソウ、カタクリの花の群落に感動したことは言うまでもない。

友人から誘われて暫くぶりに角田山を訪れることになった。
今日は全国的に天気は晴れの予報に心ウキウキ出発したのだが・・・

清水トンネルを過ぎると小雨模様、深い霧に行く手は真っ白な闇の世界に変わった。
朝霧は女の涙・・・女の腕まくり・・・
晴れることに期待出来そうだ。

登山口の角田浜海水浴場に到着した頃は青空が広がっていた。



平日なのに駐車場は車がずらっと並んでいる。

公式の地図にはコースは7つしか
載っていないが、角田岬灯台をすこし
新潟よりに行ったところから登れる
野生植物の宝庫「桜尾根入り口コース」が
ある。

今日は往路はその桜尾根コースを行く事にした。
登山口の標識も案内板もない。
さて?何処から行ったらいいのか?
前を行く男性の後を付いて行くと30分位林道歩きし
なんとか無事に登山口に到着した。


小さな沢の脇から山道に入りる。
今年初めて聞くウグイスの鳴声が山に
清々しく響いている。

個人所有の管理地とあった。
所有者の管理で登山道は良く整備されてあった。

山道の傾斜は昨日2度目のヒアルロン酸の注射が
効いたのか膝の痛みは感じない。

間もなくして道の傍らにショウジョバカマがひっそりと
咲いていた。




その先に白、むらさき、ピンクのユキワリソウの可憐な姿があった。
カタクリの花の表情は豊かだ。

いま、角田山は春一番の花が一面に咲き乱れていた。
花と競うように登山者の姿が賑やかに続く。










前の登山者が白いカタクリを教えてくれた。
まだつぼみだったが会えて良かった。


灯台コースの分岐を過ぎると平坦な道になり
木道が現れた。

今日はスパッツを付けたが想定通りの
ぬかるんだ道だった。


山頂は大勢の人たちが休憩していた。
私たちも広い山頂の片隅でランチタイム。
海風がじわじわと体に沁みこんできた。




近くの観音堂へ寄りたかったので
同行者に頼み、行くことにした。
観音堂は稲島コースへ少し下って行く。

下って行くので帰りの登りが心配になり
前を歩いて行く男性に聞くと「もうすぐですよ」
 

観音堂の前の広場は、大勢のハイカーが
食事していた。

ここは温かく展望が良くてランチに最適な
場所だった。
知る人ぞ知る安らぎの憩いの広場だった。
眼下に西浦平野と日本海が一望でき、展望も
鳥海山まで見えるというが今日は残念だが
遠望が利かなかった。 



帰路は灯台コースへ下る。
灯台コースへまっしぐらと思いきや
途中で二股に分かれ標識がなく前のグループが
戻って右に行った。
私たちは左から登山者が登ってきたので左へ
向かったが
途中から灯台が右方向に見え、同伴者が
「違うようだね、」
「ホンマだね」
ここで20分ほどロスタイム。


灯台コースは雪割草は少なかったが
カタクリの花は半端じゃなかった。
カタクリに押され気味に真っ白なキクザキイチリンソウ












キクザキイチゲ

 

大海原を眺めながらしばし休憩。

山もいいけれど日本海の荒波に心が洗われ
癒されますね・・・


これから向かう稜線。
まだまだ、灯台は遠い。

岩交じりの小さなピークをいくつか越える。


お、灯台が見えてきました。
 

日本海の荒波と言っても今日の海はゆったりと 
静かだった。

佐渡島は靄っていてすっきり見えなかった。


まるで海底に潜って行くように
海抜0メートルの砂浜へ下って行く。
登りも下りも所要時間は同じ位だった。

遠浅の海水浴場は美しく、泳いで見たくなった。
今年は海水浴も良いかな?
でも・・・日焼けはごめんだね。

下山後、日帰り温泉じょんのび館で汗を流し帰宅した
入浴料 大人850円(HP割引券で800円)
入館料には館内着上下、タオルセットが付いている。

館内は清潔感があり、設備も整っていて山の汗を流すだけの登山者は

贅沢な温泉だった。

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