角間山
(1981m)
2013.3.3
コースタイム
浜川P7:00→→旧鹿沢登山口9:30→あずまや@コンコン平9:50→あずまやA10:30休→あずまやB11:00
→西峰11:30休→角間山山頂12:15〜13:10→登山口14:40
参加者 CL城田、三浦、萩原、藤井
積雪期の角間山は是非行ってみたい山のひとつでもあった。
だが、今回参加者は女性は私一人だった。
右ひざと股関節の痛みがある中メンバーに迷惑かけたらと、
少々戸惑いがあったがチャンスがある時に行かなければ先がない私だ。
時間的に余裕があるから思い切って参加した。
途中でM氏と合流し、登山口の旧鹿沢へ向かう。 道路は積雪はなく、天気は予報より良さそうだ。 鹿沢温泉の紅葉館は、子供が小学生の頃、家族旅行で宿泊したことがった。 現在、改築工事真っ最中だ。昔の面影はなくなってしまうだろう。 登山口のトイレは冬季は利用できず 私の為に親切な男性陣は私の為に近くの紅葉館に交渉してくれて 私は無事にトイレ使用がOKだった。 4人のメンバーの中、紅一点の私は久しぶりの姫様山行で、 メンバーたちに色々と気遣いをしていただき助かった。 でも、ラッセルは小人数だから負担が大きいかな? 紅葉館から地蔵峠よりに数分先の左に駐車場があった。 2台の先行者の車があり、登山口に3人のパーティが出かけるところだった。 少し遅れて私は3隻の護衛艦を従えてまず、西峰へ冬道を歩く。 |
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さぁこれか出発だ! 空は真っ青、目指す角間山の山頂を左から 大きく回り込み、今日は冬道を歩く。 先行者のトレースがあり、心配したラッセルは 不要だった。 |
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牧場の有刺鉄線を跨ぎ、純白の雪原歩きは快適。 雪原は表面が固く、バリバリっと小気味良い音が 響く。 今日は股関節の痛みがなく、なんとか山頂を踏めそうだ。 最初のあずまやが見えてきた。 ここがコンコン平らしかった。 |
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所々にある標識は雪に深く埋もれている。 | |||||||||
左にこれから目指す角間山が見えてきた。 まだまだ先があります。 |
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二つ目のあずまやで休憩。 今日は3月3日、お雛祭りだ。 女の節句はすっかり私から遠ざかっていた。 リーダー持参の桜餅にお節句気分に浸った。 桜の葉の塩気とあんこの甘さがグー!! 美味しいかった!! |
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三つ目のあずまや 角間峠からトレースがぱったりと消えてしまっていた 先行者は湯の丸へ向かったようだ。 この峠は猿飛佐助が修行した場所だそうだ。 全く知らなかった。 時々 スキーの跡があったが |
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立木の間を縫うように西峰を目指し右方向へ ひたすら高度を稼ぐ。 |
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樹林帯を抜け、振り返ると背後に湯の丸山、 烏帽子岳が大きく姿を現し、北アルプスが 雲の上に浮かび上がってきた・ おー!素晴らしい展望だ。 |
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西峰から北アルプスの銀屏風に感激。 |
北アルプス 槍ヶ岳 |
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西峰(1940m)に到着。 展望が素晴らしい。 西峰より籠の登山、その左に浅間山 八ヶ岳、富士山までも・・・・・ |
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四阿山を背に ヤッホー!! |
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西峰から角間山へ向かう稜線 |
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山頂直下の岩場はスノーシューからアイゼンに履き変えて急な斜面を登る。 時折、雪をズボッと踏み抜いて、キャー! 今日は日焼け予防の覆面です |
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山頂直下の急登を踏ん張る。 |
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角間山山頂 両手に○○ご機嫌な私。 |
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山頂から360度の展望が待っていた。 角間山山頂から、先週登った烏帽子岳、右に四阿山 山頂は風がなくゆっくりとランチタイム、 |
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西峰から角間山 山頂に数人の姿があった。 |
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西峰から四阿山、左に北アルプス |
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湯の丸山と烏帽子岳 |
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私たちの独占の山。 風はなく暖かい山頂でランチタイム。 至福のひと時だ。 |
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さて、下山だ 稜線を少し戻りなだらかな尾根を一気に下る。 雪の表面が凍結しているようだったがシリセードは 出来ず、膝をいたわりゆっくりと下る。 途中からアイゼンから再びスノーシューに 履きかえる。 真っ白な雪原を自由自在に歩き回る。 これぞ、雪山の醍醐味。 |
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リーダーは地形図を片手に 白樺の林を スイスイと・・・・ 今日の三隻の護衛艦も快調です。 |
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カラマツ林を抜けると沢沿いの道は傾斜は 緩くなる。 往路の登山口より2,3分下の登山口に到着。 駐車場は午後になってもツルツルに凍結状態だった 下山後は紅葉館の雲井の湯で疲れを取る。 |
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温泉 紅葉館 日本秘湯の湯守る会 入浴料 大人500円
洗い場はシャワーや蛇口がなく、水とぬるい湯が天井からあ落ちているだけ。 シャンプー、ボディソープがあったからぬるい湯を桶にためながらシャンプーした。 脱衣所に洗面所もドライヤーもなく、洗髪後は自然乾燥。 休憩室はやかんがじんじんしていたが、お茶のサービスはなかった。 でも、温泉効果がありそうな秘湯らしい良い湯だった。 |