ぶらり会津路
          
   
                                  
2010.9.26〜27

                          過去の記録   2005.8.6 (赤薙山〜丸山)

同年代の女性5人でゆっくりと燧ケ岳へ
初日は霧降高原を抜け桧枝岐の御池ロッジでまで、ここで1泊し
翌朝燧ケ岳へ、二泊目は尾瀬小屋に泊り草紅葉を楽しみ三条の滝経由燧裏林道から
御池ロッジまで歩こうと計画しました

霧降高原は青空が広がり爽やかな高原の風に誘われて小丸山へ寄り道しました。
登山靴に履き替えずペットボトルの水一本と果物を持参するだけの軽装でした




リフトを利用と贅沢三昧を企んだが8月末で
リフトの運行は終了していました。
仕方なくスニーカーで登山道を歩き出しました。
もう少しもう少しとやっと小丸山キスゲ平に到着
しました。

日光連山が一望でき満足でしたが、明日の天気が
次第に悪くなっていく様子です。
丸山まで行きたい所ですが、これから昼食し
御池ロッジに3時頃までに到着したいので下山する
ことにしました。

下山をはじめると団体さんが何組も上がってきました。
結構なお歳です。
グループのお一人が「私たちはもう齢だから・・・」
「私達も同じですよ」
「あ、そうですか」  ガクッ!!
さり気無い返事が返ってきました。

程よい足慣らしをしてから食事は大笹牧場のレストハウスへ向かいます
おー!凄い賑やかです
外のベンチに陣取り持参のパンとコーヒーで軽くランチを済ませ、御池ロッジに車はひた走りです。



丁度予定通り3時に御池ロッジに到着です。
ハイカーで賑やかです。

今回はこのロッジの宿泊も目的の一つでも
ありました。



館内はとても綺麗で、個室にゆっくりと5人で
寝られました。

畳の縁もオリジナルの水芭蕉のデザインが
織り込まれてありました。

天気予報はどんどん悪くなります。
もし、翌朝降っていたら、沼山峠までバスで尾瀬沼
を周り尾瀬小屋までゆっくり歩く予定でした。

かすかな期待を持っていましたが・・・・・・



夕食はおかずが順次温かく出されます。
これにお蕎麦とご飯と味噌汁が付きました
エビス生ビール 700円
    小     400円

翌朝の食事は6時半からですが、早出の予定で
おにぎりにしてもらいました。
なのに・・なのに・・
朝は雨音で目覚めたのです。

燧ケ岳は諦めても尾瀬ヶ原の草紅葉が見られたらと
思いましたが すっかり士気は失せてしまって、
誰も布団から動く気配がありません。

何度も尾瀬は来ているし燧ケ岳の山頂も踏んで
いるし木道で転んでもねー、と気持ちは後向きです。

九州から来た団体さんは「群馬じゃ私たちが九重に
来るようなものだもの無理することないですよね」と、
私たちに言いながら今日は燧ケ岳、明日は至仏山へ
元気に出かけていきました。



と言うわけで、今日は観光しながら帰る事に
しました。

モーカケの滝
国道352号沿いに駐車場もあり歩いて3,4分位で
展望台があります。
落差40m、水量も多く裾広がりの優美な滝です。
「モーカケとは、平安時代の女房の装束で、腰から下の後方にまとった服をモ(裳)と呼び、ヒダがあって裾を引く滝の様子を「裳をかけた」さまに見立てたと言われ、桧枝岐村の平家の落人伝説と相まって趣が感じられる。また、一説には、沢沿いにサルオガセ(木の枝に着生して垂れ下がる地衣類)が多く見られ、これが「毛をかけた」と状態に見立てたもの」と言われるがはっきりしたことはわからないそうです。


国道沿いに他にも目を引くような小滝があり、
湧き水もありました。

先日のアルプスの帰りに槍沢で夫に湧き水の
お土産をすっかり忘れてしまいました。

次第に夫の影が薄らぎつつあります。
今日はしっかりペットボトルに汲みました。





次に訪れたのは以前も会津駒ヶ岳登山の際、立ち寄ったことがある桧枝岐歌舞が行われる鎮守神社です。

舞台を囲むように観覧席が石積みされ歴史を感じる荘厳な雰囲気が漂っています。

毎年5月、8月に開催されるそうで、いつか国重要文化財の歌舞伎を見たいです。








やはり国道沿いにある屏風岩です。
駐車場は広く下の河原に下りてみました。
遊歩道のブナが美しく紅葉の時期は
きっと大勢の観光客で賑やかでしょう


青く澄んだ水の流れと河原の白い岩、岩壁の
奇岩の景観が素晴らしい。






前沢曲がり屋集落
   南会津旧舘岩村

やはり国道沿いにあり萱葺きの屋根が見えます。
舘岩村環境美化条例に基づく保存地区の指定で
曲がり屋集落の保存には住民の努力が伺われます

資料館は入場料300円を駐車場入り口で支払って
集落を一周できます。

水車小屋に水路が引かれてあり、
とってものどかで心の落ち着く村です。

資料館は入れますが他は生活しているので外観を
見るだけです。



この家はご主人が朝に夕にお花の
手入れをしているそうで家の周りが
お花がいっぱいで羨ましい限りです。



昔の人は、人馬一緒にひとつ屋根の下で
生活して母屋と厩がL字型に続いていた様です






駐車場の奥のお蕎麦屋さんでちょっと早目のお昼
村内のお豆腐さんの冷奴と岩魚のかき揚げ天ぷら付き1000円

お蕎麦に満足して再び霧降高原を目指し大笹牧場に立ち寄りました。
昨日と打って変わりレストハウスは閑散として2階のレストランでケーキセットで
ゆっくりと休憩です。五人のおばちゃんたちの話は尽きることがありません。
観光の間中、青空が見えていましたが
会津を抜けると小雨がぱらつきはじめ霧降の滝はパスすることにし
我が家へ一直線に向かいました。

山こそ登らなかったけれど本当に充実した2日間でした。
そして近々に〇〇記念山行のリベンジ計画しようと、鼻息が一段と荒くなり、
いつまでも元気で頑張ろう!と意気が上がった5人でした。

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