一切経山
                                  
           2013.6.29

コースタイム
浜川P5:00〜〜北関東道〜東北道〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平9:40→避難小屋10:40→一切経山11:25〜12:00
→鎌池分岐→鎌池一周→姥ヶ原13:15→浄土平14:00
CL  福田、長澤、瀧上、大嶋、宮内、高野、原崎、舟岡、菊池、吉田(友)、
竹本、篠田、東、野中、萩原川島、川島、伊藤、小山、藤井

過去の記録  1997.10.18      ???

記憶と言えば、山頂が強風で飛ばされそうで友人と腕を組みながら歩いた。
しかも2回行きながら2回とも強風だった。
今回は梅雨真っ盛りで、雨の心配をしながら降られずにたくさんの花に出会えてラッキーだった。



バスに揺られ4時間余り、やっと登山口の浄土平に到着。
広い駐車場も磐梯吾妻スカイラインも今は無料です。

辺りはガスっていますが青ぞらも顔を見せています

我々の他にも2台のバスが次々に到着。
身支度を終え、浄土平から一切経を向かうが、標高差はわずか
370mだ。


木道を観光客、ハイカーが右往左往していますが
一切経山へ向かったのは私たちのグループと
登山者は数グループだったようです。


火山特有の瓦礫の道が続く。

あれ! カッコウが鳴いています!
本当にさわやかな声だ。
でも、ちょっと物寂しさも感じます。

イワカガミが最盛期で至る所に群落がある。
色も鮮やかだ。

登山道の草むらにたった一輪、ギンランがあった。
なかなかお目にかかれない花だ。
それもその筈、キンラン、ギンランは絶滅危惧種に
登録されており、来年も見れるかどうか分らない。



この山の名前の由来は空海が一切経の経典を山に埋めたとか・・・・・

活火山で今もなお噴煙を上げ、硫黄臭が漂っていた。


振り返ると吾妻小富士が格好良い。
時間がれば噴火口を覗いてみたいが、午後は天気が怪しい。


避難小屋を過ぎると道は斜度が増してきた。


雪渓が現れ、空気はひんやりして肌寒く感じる。
辺りはガスが濃くなり、五色沼が見えるかどうか・・・


山頂手前に「空気大感謝塔」の石積みがあった。


そして、こちらが一等三角点のある山頂だ。
ハーイ!全員集合 あれ?一人なりない、 カメラマンがいません 



山頂から眼下に五色沼がチラチラとガスの切れ間に見える。

別名魔女の瞳
コバルトブルーの湖色が太陽光線の具合や時間,場所に
よって様々に変化するそうだが、今日は瞳はすっきりしていなかった。

山頂からの展望が望めなくて残念だったが
カッパの登場が無くてやれやれだった。

以前2回共、素晴らしい水面に感動した記憶がある。
そして山頂の強風に歩くこともままならず友人とスクラム組んで
歩いたことも・・・


ランチ終了後、下山すると雪渓の一つがワンちゃん?クマちゃん?
の自然の造形物に感激!


避難小屋下の分岐から鎌池に木道を行く。
今年はコバイケソウの当たり年でしょうか。

一面に咲いていた。






鎌池を巡りこむとワタスゲがかすかに揺れている。
鎌池に沿って姥ヶ原へ向かう。

ツマトリソウは草陰に星を散りばめたように清楚に咲いている。


先ほど通り雨、傘を出すと青空だ。

この辺りはチングルマの花と穂のコラボレーション。


  
    ギンラン  

    
マイズルソウ              コバイケソウ          チングルマ

      
        コケモモ               イワカガミ             ハクサンチドリ 

その他 アカモノ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、ミツバオーレン
 
今日の予定の東東山は天気の都合でパスしたが、思いがけない高山植物に出会えて充分だ。

帰路は再び東北道は一部雨の中、
宇都宮餃子&ラーメンで本日の山行は無事に楽しく終わった。

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