聖山・冠着山

          2009.10.31

     聖山
       (1447m)

  聖山は四阿屋山、冠着山と共に筑北三山の一つである。
  聖曇れば雨となると近隣の人から雨乞いの山だそうだ。
 
   冠着山より聖山

コースタイム  浜川P→聖岳登山口9:30→聖峠10:00→山頂10:50〜11:45→聖峠12:05→登山口12:45 

           長野自動車道麻績ICを下り私たちを乗せた
マイクロバスは聖山登山口にまっしぐらに進んでゆく。
クネクネと細い林道をドライバーのリーダーの
巧みな運転さばきで無事に登山口に到着した。
周辺は別荘地で樹間に別荘らしき建物が点在するが、
殆んど老朽化して訪れることが無いのだろうか。



別荘地はから松の黄葉が秋の陽射しを
浴びて一際輝いている。

パラパラと松の葉のシャワーを
浴びながら山頂へ向う。


30分ほどで聖峠(1300m)だ。
笹に覆われた峠はあまり風情を感じない。


小さなあづまやで小休憩し、山頂は目の前だ。

電波塔が立つ山頂に一等三角点があり、
360度の展望が広がり北アルプスがうっすらと
雪化粧していた。

二本の大きな檜の間から北アルプスが一望できる。
三座同定にメンバーたちは盛あがって居る。



広い山頂であたたかい陽射しを浴びながらランチタイム。
食べている間が無いほど次々とご馳走がまわってくる。

重いお腹を抱え、快調な足取りで山頂をあとにする。


から松は朝より一層の輝きを見せて青空に
マッチしている。

登山口に戻り、次は冠着山へ向う。


        冠着山(かむりきやま)
         (1252m)
     別名姥捨山とも言われるこの山は今回で2度目である。
姥捨て伝説と月の名所として古くから知れわたっているらしい。
姥捨SAからは宝石箱をひっくり返したような素晴らしい夜景が
広がる善光寺平を見渡せる。

コースタイム 鳥居平登山口13:30→山頂14:00〜14:40→鳥居平登山口15:00
     今度で2度目の冠着山だ。
ついでの山には絶好の山である。歩きやすく
歩行時間が短く展望が良い。

峠の登山口からゆっくり歩いても30分だ。


途中から先ほどの聖山の姿を大きく望めた。



山頂付近のツツジが鮮やかな紅葉で迎えてくれた。
 
山中に童女の甲高い声がして幼子を連れた若い
お母さんたち3組が落ち葉の山頂で遊んでいた。





山頂は広くて展望は抜群だ。
歴史を感じる小さな祠がひっそりとあり、
山頂の真ん中にトタン屋根の冠着神社が
杉の木の下にあった。


眼下に善光寺平が箱庭のように眺められる。

山頂に三座同定盤が設けられ、北信五岳、
北アルプスの展望が素晴らしいが、午後は
靄ってしまっていた。

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