武甲山
        (1295.4m)
                                                             2009.12.20

    コースタイム
浜川P7:00→→林道終点P8:50→長者尾根取り付き9:35→長者屋敷の頭10:10→山頂11:00→
表参道分岐11:30〜12:20林道終点P13:45


武甲山は秩父の南に位置して石灰岩の採掘で山容が無残に
変わり果ててしまっている。
山頂に立派な御嶽神社があり、信仰の山であるのに
今は山頂が40mも低くなってしまったそうである。
以前、表参道を2度歩き、今回は荒川村浦山口の林道終点から山頂へ向った。



林道終点に数台駐車スペースがあり、
なんとお巡りさんの直立不動があった。
そして熊情報の看板。

ム・・・ここにも熊が居るの?
熊よけ鈴を持参しなかったが、今日はメンバー
10人と賑やかで鈴は必要ないようだ。
 


沢音の快い響きを耳にしながら林道を行くと
豪快な滝音がした。
木橋を渡り、沢を右にししばらくして平坦な道と
分かれ、急登の九十九折の道が続く。

丸太の階段も現れるが、尾根まで距離が
短いので楽に登れた。

長者尾根に出ると、ここからはしばらく明るい
雑木林の快適な道だ。


明るいカヤトから大持子持山方面の山々が
連なっているが、特徴の無い標高も同じくらいの
山で山名が定かでない。

冬枯れの明るい雑木林は風が無く暖かく
額から汗が滲み出た。



長者屋敷の頭に到着。
ここに発破作業時の退避所があり、尾根上に
幾つか小さな退避所があった。
現在は地下の発破作業で使われることは
なさそうである。

楽々な尾根から再び急な道になり、ゆっくり
ゆっくりと高度を稼ぐ。




表参道と合流地点に到着。
ここはベンチがあり南斜面で暖かい
陽射しが溢れている。

ここから山頂まで5分だ。杉林の中を
登ると御嶽神社が直ぐだ。




      
大きな鳥居をくぐり、今年の無事登山の
お礼に手を合わせた。

神社のすぐ裏手に展望台があった。

おー、賑やかだ。
すぐ下に採掘現場が広がって、今日は
工事が休みなのか重機はひっそりとして片隅に
おもちゃのように置かれたあった。



    
200名山とあって展望は素晴らしい。
眼下に秩父の町、遥かにのっぽの群馬県庁まで
関東平野を見渡すことが出来た。



   
遠く真っ白な浅間山、上越の山々、日光方面の男体山、筑波山等など
しばらく展望を楽しみランチは表参道の分岐まで戻った。


   
下山は再び落ち葉を踏んで私たちは往路を戻ったが
表参道から長者尾根コースを歩く電車山行パーテーが殆んどだった。
    

 Top

inserted by FC2 system