グレートジャーニー 人類の旅
2013.5.30
国立博物館で開催されている「グレートジャーニー人類の旅」へ
友人と東京 国立博物館へ行ってきました。
国立博物館
私は国立博物館は今回初めてです
館内も上野公園も修学旅行の高校生の姿が目立っていました
グレートジャニー展は
自分自身に納得させ、更に記憶に止めておこうと敢えてHPに記載することにした。
これはほんの一部だけです。
いつも山歩きをしてこんな美しい自然を後世に残してあげたい!
今回、グレートジャニーを辿り地球のあらゆる環境で
我々の祖先が今日までに生き延び、精いっぱい生活している人の様子を見て
更に、その想いは大きく膨らみました。
「グレートジャーニー」という言葉は、イギリス人の考古学者 ブライアン・M・フェイガンが言い出したもの。 アフリカに生まれた人類が、世界中に拡散していった人類の 旅路を意味している。 |
探検家 関野吉晴氏が人類が辿った道を自らの足で踏破し、単純に歩くだけではなく
現地の人々と生活を共にするしゆっくりと
南米大陸最南端ナバリーノ島から人類誕生の地、東アフリカまで
約10年の月日をかけた旅の記録。
ホモ サビエンスが大陸へ拡散していったルートを辿る。
見応え十分、館内を2時間かかりました。
もっとゆっくり観たかったのですが、立ちっぱなしでお腹も空いて疲れました。
会場の入り口には360万年前の人類が家族で連れ立って歩いた最古の足跡化石
ラエトリの足跡のレプリカが飾られている。
大人と子供の足跡です
大人の足はずいぶん大きな足跡だなと思ったら男性の足跡にその妻?の足が重なっていたのです
大昔から家族がいたわり合って暮らしていた様子が伺われるようでした。
会場は次のテーマで展示が構成されてあった。
プロローグ 遙かなる地に生まれて | |
旅のはじまり グレートジャーニーのスタート | |
熱帯雨林 アマゾン | |
高地 インカ、の伝統を残すアンデス | |
極地 マイナス40度の世界に生きるアラスカシベリア | |
乾燥地帯 砂漠で生き抜く知恵 アタカマ・ゴビ・ヌビア・ダナキル | |
縄文文化(日本人のルーツ)7の謎 | |
特に目を引いたのは ミイラ(写真撮影禁止) 世界最古約5000年前(チンチョロ文化)のミイラ謎? 干し首(写真撮影禁止) 首狩りを実践していた多数の部族の風習として作られていた装飾用に加工された人間の頭部 |
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ホッキョクグマ、トナカイ、セイウチ、アザラシなどの剥製 迫力十分でした。 特にセイウチやトナカイを狩り、解体している映像は 血の海、、、、 思い出したら気持ち悪くなって動物の肉は食べられなくなりそう・・・・ |
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現代も私たちの知らない土地や環境で暮らす 人々の暮らしや文化なども紹介されています。 民族衣装の展示もありました。 |
染め物技術 植物をベースに染料を出し、 そのあとに子供の尿を醗酵させたものを 一緒に混ぜ合わせ染めるという技術があるそうです (大人の尿は何故かダメみたいです) |
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私たちの将来を考えるために必要な10の事柄 地球温暖化 気候変動 水問題 海洋の酸性化 生物多様性の減少 土地・人口・食糧 石油資源 大気汚染と科学物質による汚染 パンデミック(感染爆発) 戦争 感銘した文章を以下 抜粋です これからもこの星に生きていくために、私たちにできることは何でしょうか。 今や、人類の活動は地球規模で広がり、多くのほころびも見えています。 それらは互いに関連し複雑です。 解決するためには、私たちひとりひとりの力は小さくて、どうしようもないようにも思えます。 しかし何もしなければ未来もありません。 自分のできる範囲で、地球や子孫の将来を考え行動することが必要なのです。 ここでは私たちの将来に大きな影響を与える10の事柄について考えてみることにしました。 今起きていることを知り、どうすればよいかを考えることは、 この社会を築きあげた祖先や、これからの地球に生きる子孫に対する 私たちの義務でもあるのです。 |
世代交代は植物も人間も同じなんだな・・・・・
次の世代に住みよい環境を残していかなければならないなと強く感じ
今、地球の片隅でささやかに生きていることに感謝し、残りの人生を大事に生きたい!
いろいろ感じることが多かった。
ついでに常設展をみて2時過ぎやっと館内のレストランでランチタイム。
先日からオムライスが食べたかったので
迷わず「オムライス」&コーヒー
お値段が安いと思ったら量が少なく、大盛りにすれば良かった。
でも、ふわふわたまごのオムライスは美味しかったです。
いつものようにガツガツ食べてしまってお江戸のオムライス写真を忘れてしまった。
気が付いたときはお皿はご飯一粒もなく綺麗になっていた。
梅雨入りした関東は今日はしとしと☂
こんな日は上野の森を巡るのもいいですね