エベレスト街道を歩く
2011.11.3〜11.22
世界最高峰エベレスト(8848m)は登山愛好者には憬れの頂と言えるでしょう
私もこの目で山頂を見定めたいと思っていました
だが、私には食事、トイレなどなど不安材料が山ほどありました
今回、ラストチャンスと参加したのでしたが・・・・・
カトマンズで見事に私の不安が的中してしまったのです
11月3日早朝4:30→→8:20成田空港10:45→→
14:35香港(ショッピング)19:33→
カトマンズ10:35→ホテル マウンテン11:35
カトマンドゥは周りを山に囲まれた盆地でネワール族が独自の文化や芸術を育んできたようです
中心街は砂埃舞い車、バイクの往来が激しく道路の横断は至難の業です
3日 成田発
4日 カトマンドゥ市内観光 タメリでショッピング
5日〜7日 トリプバン空港にて待機
4日 カトマンズに到着後、現地コスモトレック社に寄り 打ち合わせ後、ガイドのカイラさんに紹介されます 彼は日本語がとてもお上手です 情報では悪天候のためカトマンズからルクラへ国内便は もう5日も飛んでいないそうです |
|
喧騒から一歩、道路を入るとシャングリラホテルが あります 静かなホテルでランチを済ませてから 市内の観光に出かけます (トマト&バジルスパゲティ、カプチーノ824R) 結構なお値段です コスモトレックが用意した車で市内観光に 出かけます 市内を覆う砂埃、バイク、けたたましいクラクション! 秩序もない交通事情、野犬、怖くて車に乗って いられません。 ここで交通事故で果ててしまうのではないかと・・・ |
|
ボダナート寺院 |
ボダナート寺院 世界最大級の仏塔寺院 仏塔には四面に仏陀の知恵の目が描かれて仏塔の 周囲はチベット仏教の特徴のマニ車が並んでいます 五色の旗が靡いています 赤 火 白 太陽 緑 土地 黄 風、雲 青 空 を表しているそうです |
観光客に混じって民族衣装を着た女性の姿が 目立ちます |
|
次に向かったのは 此の寺院はヒマラヤ世界最古 展望台からカトマンズ盆地が一望できます 世界遺産なのに石段の脇には今にも死にそうな 老人、赤ちゃんを抱え痩せ衰えた若い女の姿、斜面に ゴミが散乱しています。 みやげ物は埃にまみれ商品になるのでしょうか これが世界遺産とはなんかがっかりでした |
|
スワヤンブナート寺院 |
|
11月5日 6時ホテルを出発し空港に向かうが 果たして今日はフライトが可能かどうか もう5日も国内便(カトマンズからルクラ)は 飛んでいないので空港には大勢の人が 待機状態で大混雑です ルクラには2000〜3000人の登山者が宿泊し 食料、水もないという噂が広まっています 日本人の姿も多く、1週間も空港に通っている方も 居ます |
|
11月7日 毎日、空港とホテルを行ったり来たりです 宿泊のホテルは毎日変わります 毎朝6時起きして夕方までフライトを待ちます 空港待機の3日間は長くすっかり疲れ果て メンバーの気持ちは荒れ気味です でも自然が相手じゃ仕方ありません じっと我慢するしかありません 幸いにして3日目の最終便に乗ることが 出来ました 11人乗りの小さな飛行機です 飛び立つまで滑走路を徐行しているうちに 乗り物に弱い私は気持ちが悪くなってしまいました やっと飛び立った時は胸の支えが一気に抜け 同時に無事にルクラに到着できますように・・・・ |
|
機上から雲海にヒマラヤ山脈が真っ白な輝きで 圧巻です |
|
眼下に点在する小さな村、段々畑が山肌に張り付くように見えます 山肌に山岳道路も見え、ガイドのカイラさんの 故郷もカトマンズから歩いて3日も掛かるそうです 小型飛行機は意外と乗り心地は良く 快適でした |
|
ルクラの飛行場は山の斜面を利用した全長500mの 滑走路しかない。着陸は坂を上ってブレーキ、離陸は 崖に向かって飛び立ちます ルクラの飛行場は山の斜面を利用した全長500mの 滑走路しかない。着陸は坂を上ってブレーキ、離陸は 崖に向かって飛び立ちます おー!無事に着陸できますように・・・・・ |
|
ルクラの飛行場に到着すると 待ち構えていた登山者が踊りあがって 私達の降りた飛行機に乗り込みます まさか私達も帰りもこんな状況で乗り込むことに なろうとは全く予期しませんでした |
|
ルクラはエベレスト街道のトレッキング玄関口で 村はアウトドアの店、みやげ物店、ロッジが多くあり 賑やかです |
|
飛行場から宿泊のロッジまで 石畳、石段を15kgのバッグを抱え息が切れました もしかしたこれが高山病の原因かも・・・・ (その時は全く感じ無かったのですが) ルクラのロッジに到着 いよいよ、翌日からエベレスト街道へ向かいます 夕方、ルクラの村を散策しました |
|