堂平山 (秩父)
                      
(875m)
                                  
           2013.3.27

コースタイム
浜川P8:00→→白石キャンプ場P9:40→笠山峠10:45→堂平山山頂11:20〜12:10→
剣ヶ峰12:30→白石峠12:45→白石キャンプ場13:45

天気予報は曇り、展望は望めないが久しぶりの東秩父なので出かけることにした。
東秩父村に入ると道端に「花桃も郷」のピンクの旗が目立つ。
なるほど、大内沢地区はピンクの花桃で染まっていた。
帰路は時間があったから立ち寄れば良かったと・・・後の祭りだった



登山口の白石バス終点にきれいなトイレ(温便座)が
ある。

そこから車で1,2分の右手にキャンプ場駐車場が
あり、ここから歩き出す。

今日はさて?どちら周りにしようか?
「我々は頭が左巻きだから右回りが
良いんじゃない?」

ハーイ!決まりです!

林道出会いから笠山峠を経て堂平山〜白石峠を
歩くことにした。


駐車場で身支度をしていると霧雨模様。
久々のカッパの登場だ。

今日の気温はグッと下がり、東京では桜が満開というのに2月の陽気だ。

カッパ着てちょうど良い暖かさだ。

コースにはこの標識が随所にあって安心できる。

笠山経由の予定だったが天気が心配なので
パスすることにした。


3,40m先は靄って見えない幽玄な雰囲気を醸し出している。

何年振りかとこの山の景色に、たまにはこんな
山道も良いものだ。

とは言え、内心は止めて帰りたいな・・・
どうしようか心は引け気味で、足は重かった。


ツピツピツピツピ、チョチンチョチ?
小さな小鳥のさえずりだ。

山育ちの友人は
「日雀(ひがら)だよ、つがいで行動するからもう
一匹いるよ」

居ましたね、小枝で何を啄んでいるのでしょうか。
靄の中に2羽仲良く飛び交っていました。
 

登山道は時々旧道と新道に分かれている。
旧道は雰囲気のある道と書いてある。 


突然視界が開けて芝生の広場に出た。
パラグライダーのフライト地点だ。

秩父連山を西方向に望みながらフライトが楽しめます。
空気は最高にキレイ!晴天率が高く、気流が穏やかなため、年間を通してフライトできる確率が
高いそうだ。


山頂近くで今日初めての二人連れに出会った。

相手方は「ウワー!、今日はじめて人に
会いましたよ、嬉しい!!」と、
手を振って喜んでいました。
二人連れは私たちと反対周りでした。

私たちも今日は誰にも会わないかと思っていたから
人の姿が懐かしかった。

堂平山山頂、久々のカッパ姿でハーイ!ポーズ!

小雨は止み、山頂でのんびりとランチタイム。
晴れていればここは所狭しとハイカーで賑やかなのだ。

ランチを終わり、白石峠へ向かう。
 

剣ヶ峰
丸太のいやらしい階段を上がると山頂に
大きな無線の鉄塔と中継局舎で占められていて、
周囲を金網で囲まれている
金網の南側の角の崖際に、「剣峰大神」と
彫られた板碑がポツンと建っている。

剣ヶ峰の標識は無さそうだった。

歩きよい道を下り始めると左下に林道が見える。
以前は林道を歩いた記憶がある。


やがて白石峠に到着。
ここは槻川源流の碑と東屋がある。

肌寒いので、立休みのみで下山する。


白石峠から下ると山の斜面に
カタクリの葉が一面に顔を出していた。

たった一輪、白いカタクリの蕾。


登山口近くで往路は気が付かなかったが
三つ葉つつじが満開。


すぐ下にキャンプ場の駐車場、無事に下山。

ほのぼのさせてくれる山里の景色。

帰りの車窓からサクラ、コブシ、ウメ、レンギョウ、
ハナモモが彩りよく目を楽しませてくれた。

もうすっかり春です。


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