ある日のつぶやき  (2012年)

11月14日
上野の森美術館で開催されているツタンカーメン展へ
黄金の秘宝と少年王ツタンカーメンの真実
エジプト考古学博物館所蔵の112点が展示されてある。

歴女ならぬ歴婆は久しぶりの上京だ。
公園は落ち葉がはらはらと舞って秋の深まりを感じた。
大変な混雑と聞いているので夏休みが終わった平日に行こうと思っていた。
だが、ご覧の通りの行列です。
でも、30分ほどの待ち時間で良かった。


開場は9時半だったが少し前から列が動きだし、やれやれ・・・・
中に入ると差ほどの混雑はなく比較的ゆっくり観ることが出来た。
家族連れの小学生の姿が多く、学校が休みなのかと思った。
この小学生たち結構エジプトに詳しいらしく驚いた。
私はエジプト大好き人間から何度か話は聞いていたけれど
エジプトファンは結構多いらしい。

今回は黄金のマスクはエジプトでお留守番、50年前に来日そうです。
今回の目玉はツタンカーメンの曾祖母にあたる「チューヤの黄金人型棺」や 
ツタンカーメンの肝臓を入れたという人型カノポスなど 見事な造形物は見応え十分でしだった。
珪石や方解石、金で加工された調度品の数々は目を惹いた。

私は前夜から風邪気味だったせいもあるのか
照明のうす暗い中の人混みに、30分くらいで私は気持ちが悪くなってきてしまった。
ここで倒れたらどうしよう・・・・・

外に出て澄んだ空気に我を取り戻した感じでだった。
その後、東京駅へ

大正時代の開業時の姿に生まれ変わった東京駅丸の内駅舎
復元の目玉は、創建当時を再現したドーム形の屋根。
高さは約35メートルで、これまでの八角屋根より約2メートル高い。
駅舎の周りに高層ビルが立ち並びちょっと目障りな感じがした。


日比谷公園の日当たりのよいベンチでお昼を食べ
のんびりしたら気分が良くなってきた。
私には人混みより静かな田舎が合っているようですね。


10月16日
旬の味松茸狩り
快晴に恵また行楽日和に秋の味覚を楽しもうと友人3人と長野上田へ向かった。
先日、北穂高岳からはるかに上田市と長野市の夜景を見た、その一つの街だ。
いつも高速で上田付近は素通りしてしまうが上田市は大きな町である。
市内を通過し信州の鎌倉、別所温泉に向かった。
林道の終点地に、車が縦列駐車してあった。
朝食を控えめにしたので到着した12時頃、お腹の虫が落ち着かないに様子だ。
車を降りると赤松の林立する山道を5,6分歩いていくと
もう、あたりは松茸の匂いがプンプン・・・・・

松茸料理の店だからちょっと気取った店かと思えば山の景色に似合った山小屋風の建物だ。
自生する赤松がそのまま柱になる丸太手作りの松茸小屋は素朴で風流な茶店風・・・。
床はがくんとへこんだ所もあり、3000m級のアルプスの小屋のほうがまだきれい。
でも、ここは風情が売り物、はるかに塩田平の町が見渡せ小屋の周りは赤松ばかり



4800円から12000円まで松茸づくしの料理
鍋、てんぷら、土瓶蒸し、マツタケご飯、お吸い物。香の物
値段によっては茶碗蒸しなど でもかなりのボリュームがあり食べ切りません
私はしばらくぶりに地酒を頂くことにした。ウーンやはり美味しい!

至福のひと時を過ごし、近くの無言館へ行ってみる。
駐車場から右に展望台の標識に魅かれて、山道を歩いて行った。行けども行けども
道は次第に雑草の生い茂るあやしい道になった。
果たして展望台があるのか、現在は展望が利くのかどうか・・・・・
マムシに注意の立札ありでそこそこと戻った。

無言館へ
太平洋戦争で志半ばで戦地に散った画学生30余名、300余点の遺作、遺品が展示されている。
信濃デッサン館の館主窪島誠一郎さんが、画家で自らも出征経験があり、
また美術学校の仲間を戦争で失った画家野見山暁治さんとともに日本各地の戦没画学生の
ご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐めたという。

数年前、山の帰りに立ち寄ったことがあったが、今回はゆっくりと鑑賞で来て
遺族のコメントに思わず涙がこぼれた。

入館の際、受付がなく無料かな?
しかし、これだけの施設を維持するのに費用はどこから捻出するのだろうか
ところが出口に一人1000円の入館料を払うことになっていた。

以前は500円だったか?無料だったか?
でも、若者たちの限られた命の叫びがひしひしと伝わってくるような絵画に感動でした。
今を大事に生きなければ申し訳ないと強く思った。


駐車場の前に広がる田園風景は絵に描きたくなるようなほのぼのした景色だった。
松茸料理を味わいながらこの景色を見て
こんな贅沢していいのかしらと、今の幸せをしみじみ感じる一日だった。


8月28日
孫達の夏休み
孫達も大きくなってクラブ、部活等で以前のように一緒に我が家に来ることが出来なくなった
やっと、昨日最後の孫が帰りホッとしたが広い家は更に広くなって風通しが良くなってしまった
「おばあちゃん一人で怖くない?」と心配してくれる孫。
不眠症の私は孫が来ている間は、疲れているのか熟睡する。
何処かで怖さを感じているのかもしれない。
やれやれ今日からいつものように自由の到来だ。
と、思いながら布団を片付けながら寂しさは隠せない。
今度は何時来られるのだろうか。


8月13日
盆の入り

孫達が入れ替わりに訪れ、おばァの私は昨日から大忙しだ。
今日は朝からぼたもちを作り、お墓に眠る夫をお迎えに行ってきた。

2, 3日前からパソコンの調子が悪く、ウィルスにやられたようだ。
幸い娘婿が来てくれ取敢えずは修復したのだが、この際新しいパソコンに買い換えることにした

婿殿が設定をしてくれるがその後が又大変だ。キーボードも違うし
メールを打つのも一苦労だ。

しばらくはパソコン新旧2つを使うことになりそうだ
パソコンは私の唯一のおもちゃになって、パソコン無の生活は考えられない昨今だ。


7月18日

梅雨明け
最近ダンスパーティの数が多くなっているから山がおろそかになってしまっている
ホールの室内温度19度にも拘わらず踊っていていると顔中汗が滴り落ちている。
新調したダンスシューズの履き心地はグーだし、時間の経つのも忘れてしまう

連日38〜39度猛暑が続き、梅雨明けが間近と思っていたら突然、昨日梅雨明け宣言

あーこんなことなら山へ行くのだったと、反省しても遅かりし・・・・ま、ダンスがあるからいいっか!

首にタオルを巻きながらパソコンと睨めっこだ。
10月の中山道の宿泊予約をそろそろ入れないと、何しろ人数が多いから

民宿が何処でもいいなら良いが予算と中山道の街道沿いが良いのだが
民宿の人数の制限が少ない所が多い。
10000円以内で何とか願いたいところだ。
予算オーバーは又後ほどと丁重にやんわりと電話を切る。

取りあえず福島宿の民宿に仮予約をした
地図と眺めていると福島城址を廻る自然歩道がハイキングに良さそう!
街道歩きだけでは勿体無い、紅葉も見頃かもしれない、私の欲張り根性がムラムラと湧き出し
少しは山道も歩きたいしと思いつつ
次々に検索事項が閃いて退屈しのぎに持って来いだ。
とにかく今年中に木曽路を終了したい。
木曽福島を訪れる頃は御嶽山はじめアルプスが初冠雪で目を楽しませてくれると良いな。


7月3日
    
アジサイ
前橋市内を流れる利根川沿いの遊歩道(群馬大橋南)のアジサイが
見頃だという妹の連絡に即、駆けつけて見た。
妹はこの辺りが犬の散歩コースで毎日歩いているそうだ。
アジサイの花が終ると妹夫婦は枝切や除草作業をしたり労力を惜しまず遊歩道の
清掃をしているから、花が綺麗に咲くと感激はひとしおでしょう
春は桜が川べりを飾り多くの人たちの目を楽しませてくれる遊歩道。
地元にこんな場所があるなんて羨ましい限りです


6月2日

愛用の登山靴



年前に一番のお気に入りの登山靴を14000円でソールを取り替えたのだが
気がついたら縫い目が切れて6,7センチ位ポッカリと口が開いていた。
あー!もう絶望的だった
新調すれば40000円位の支出だ。二年前に重登山靴を奮発したばかりでまだ数回履いたばかりだし・・・・
新調してもこれからどれ程歩けるかどうか?
近くの靴屋さんに接着剤で張ってもらおうと頼んだら
なんと、1500円でこんなに綺麗に縫っていただいた
靴が甦ったので老骨に鞭打って今年もアルプスに行こう!!
でも・・・数年来、膝痛に悩まされ、最近自宅の階段を手すりに掴まって上がる始末だ。
友人に勧められ今週からヒアルロン酸の注入を受けているが週間置きに五回続ける
何とか治ればいいが・・・・・
でも、ダンスは痛みを感じないので山歩きが出来なくなったら
ダンスが残るから・・・・これも先が見えているかな?


5月13日
雨樋が2箇所風に飛ばされ落下していた。
気にはしていたがどうすることも出来ず
友人A さんに話したところその旦那様が、部品を買ってきて屋根に上がり修理に来てくれた。
修理している間、Aさんは我が家の庭の草取りをしてくれ大助かりだ。

また、今日は町内の道路清掃、山をキャンセルして朝から清掃作業。
そのあと、ボイラーの小屋のトタン屋根がガタガタして煩いとご近所さんから
言われ、どうしようと思案に暮れていると近所の
友人Yさんの旦那様が
梯子持参で屋根の修理に来てくれた。大助かりです。
女一人ではこんな時は何も出来ず業者を何処へ頼んでよいやら・・・・・
遠い親戚より近くの他人と言うが、何かのときはご厄介になり
お陰様で何とか生活していられる。感謝、感謝です。

午後は友人Aさんの続きで庭の手入れ、
一匹のミミズの出現で意気消沈しそうになったが、頑張って庭の8割くらい綺麗になった。
やり出すと限が無かったが、明日は山が待っている。
疲れを引きずりたくないので程ほどで止めることにした。
さっぱりした庭が気持ちよく
友人Aさんと飲む3時のお茶は格別美味しい!


5月9日
数日天気が不安定で関東各地は竜巻発生し大きな被害をもたらしている
今日の中山道歩きの予定はもちろん中止にした
予定が狂ったのでダンスのレッソンへいそしそ出かけてみた
午後は読書やらビデオ見たり久しぶりにゆったりした時間。
夜は余のんびりして炊飯器のスイッチを忘れてしまい
ご飯を待つ間に暫らくぶりにお酒を飲もうっと・・・

先日、奈良のお土産の美味しい
奈良漬で一杯飲みたかったので
四つ又山の帰りに民家の庭先で買った
フキ
ご近所で頂いた
たけのこ
モズク、トマト
新玉ねぎの酢漬け
(毎年この時期は冷蔵庫の宝物)
市販の
きんぴら(美味しそうなので買ってきた)
久しぶりの焼酎はやけに旨い!
お代わりしていまいちょっと酔いが廻ったみたい
心地よい!!
動物性たんぱく質が不足かな?
ご飯は止めようと思ったが友人から手作り山椒の佃煮を
頂いてあったので一口と・・・ところが美味しくてついついご飯もお代わり
お腹一杯食べてしまった
あー!しあわせ!



4月3日
あー!春休み

孫達が時間差で来宅です。先発隊二人が一昨日に電車で高崎に到着。
初めての子供だけの旅なので駅で顔を見るまで心配でした。
近くの孫も一緒にお泊り。昨日部活の都合で後続隊二人が追加。
我が家は弾けるような賑やかさです。
明日は残った一人を高崎駅まで送ると、また元の静かな毎日に戻ります。
わずか4日間の多忙な日だったが、これも人生の幸せなひと時か
もしれません。
これもあと数年かもしれない、今を大事に過ごしましょう


帰ったあとに布団の始末やのシーツ等の洗濯物に一抹の寂しがいつもの事ながらたまらないです


3月19日
観音山散策



今日は以前から約束した観音山の美味しいお蕎麦屋さんへ山友3人と出かけた。
10時に護国神社で待ち合わせ、車で我が家を飛び出したのだが
途中で不携帯に気がつき我が家に戻ったり、道を間違えたり
忘れ物が多くなったこの頃だ。
美味しいお蕎麦の前に観音山を散策することに、
何度も訪れながら、護国神社、清水寺は今日が初めてだ。
平日で風が強いためか人影は疎らだ。
のんびりと1時間余、観音様の周辺を散策。

  
梅も満開                       ひびき橋

素晴らしい展望
    
赤城山                           浅間山                             西上州の山



「そばっ喰い」

萱葺きのお店は観音山の片隅にひっそりとあった
Tさんお薦めとあってお蕎麦はもちろん天ぷら、そばがきも柔らかく旨っ!!
器も店主手作りの凝った物で安らぎのひととき・・・・・
店内から高崎市内が一望でき、ゆっくりと落ち着けるお店でした
皿盛りそば 600円
お蕎麦追加は無料
天ぷら400円
食後に黒蜜かけ蕎麦寒天、ちょっと口直しにかりんとう饅頭ひとかけ
美味しかったです


3.11



午前中は区民総会に出席し、慌しく
午後は年に一回の友人の書と淡彩画の作品展へ出かけた
今回は尺八と琴のミニコンサートのおまけつき
和楽器の奏でる雅な調べに心が癒された。
♪春の海 ♪萌春 ♪荒城の月
会場は素敵な中高年が集まり、数人の和服姿もあり
中に和服をリフォームした洋装の女性が数人目に付いた
やはり和服は良いですね・・・・

そのあと、旧友宅へご主人の1年忌のお線香を手向けに伺った。
我が夫も今年で7年忌だ。年月の速さにただ驚くだけだ。
久しぶりに四方山話に花が咲き時間を忘れてしまった


2.29
我が家の庭も銀世界



昨日の予報は雪だったがまさかこんなに白くなっていると思わなかった
今日は予定無の一日だったので読書、登山計画書、そして居眠り・・・・
最近、何故か忙しく落ち着かない日が続いたので神様が休養日を与えてくれたのかもしれない

昼ごろ雪も止み、近くのコンビニに雑誌を買いに出かけ、ついでにあんまんをつい買ってしまった。
あんまん食べたさに家の前の道路の雪かきでひと汗掻くことにした
ひと働きのあと庭の雪景色を眺めながら一人コーヒータイム
うまッ!久しぶりのあんまん

数日前からちょっと風邪気味で食欲が今一だったためかな




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