烏帽子岳 (第18回県民ハイク)
                                                                  2009.11.8

恒例の県民ハイクが今年も初冬の南牧村で
県内外から登山愛好者約280名の参加で盛大に開催されました
開会式終了後、10コースに分かれ、各登山口に向けて出発です
私は烏帽子岳に参加、30年以来の山かと思ったら、その後16年前の平成5年にも訪れていました。
それなのに山の記憶が薄れてしまって初めての山のようで新鮮な気持ちで歩くことが出来ました。

参加23名がマイクロバスで登山口に送っていただきました。


雨沢から大仁田川に沿って細い林道をマイクロバスは進んでいきます。民家が途絶え、グングン高度が上がり、大仁田ダムをからまだバスは上がります。
林道の終点に広い駐車場があって、その直ぐ先に登山口があります。


登山道は枯葉に厚く覆われてその下にはいしがゴロゴロ、木の根ががあって注意しないと危険です。

沢沿いの道の両脇に巨石が現れ、今にも落ちてきそうな不安定な石もあります。

沢を何度か渡り返し、道は次第に急になります。
登りは何とかなりますが下山はどうなることやら・・・・


シボツ沢に小滝が次々に現れ清らかな流れが静寂な山に響きます。
この時期に額から汗がぽたぽたと流れ落ちます。


道は次第に不鮮明になり大きな倒木が登山道を塞いでいます。潜り抜けたり、やっと跨いだり結構体力が消耗します。



ジグザグの急登は落石に注意しないと危険です。
奥の二股を過ぎると傾斜は更にきつくなります。
三点確保で登り上げますが、一般参加の73歳の高齢の方は
ちょっときつそうで休み休み、悪いねーとしきりに済まながって居ますが、ゆっくりでいいですよ、後ろの方もまで付いて来てないから・・・と、お気の毒のようでした。



奥の二股からコルまで登り上げ、ここから左の烏帽子岳へ回ります。全員がザックをコルにデポしましたが、私だけ何故かザックを背負って山頂へ立ちました。

山頂は狭くて先客がランチの真っ最中で、お汁粉が美味しそうでした。

すぐ目の前に三つ岩岳、大岩、四つ又山、特異な鹿岳、毛無山、立つ岩、荒船山、西城州の山並が望めました。
しばらく山頂で展望を楽しみました。


山頂から目の前にマルと呼ばれるピークが見えます。昼食はマルまでお預けです。

再びマルまで急斜面を登り返します。

マルでやっとお楽しみランチです。
ここは私達の独占の場所でした。


昼食後、往路を戻ります。
前を行く高齢者の男性の足元が危なげで何度も滑ったり石車に乗ったり下山になるまで心配でした。


二股付近は渋い黄葉が広がっていました。


長いロープを慎重に下ります。

マイクロバスのお迎え時間に調整しながらゆっくりと登山口に向いました。

全員無事に到着し、やれやれ・・・・・

    会場に到着すると豚汁の匂いが漂っていましたが、既に品切れで
温かいコーヒーとお饅頭を頂き満足でした。

昨年の県民ハイクから一年ぶりに素敵なOさんファミリーに
再会出来てとても嬉しかったです



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