雨 降 山
( 1013m)
2010. 2.
8
コースタイム
浜川P7:30→みかぼスーパー林道登山口9:30→林道支線終点9:35→東峰10:20→
雨降山11:10〜12:30→みかぼ展望台13:30〜14:00→スーパー林道登山口14:35
雨降山は20年位前に訪れただけで、もう一度と思いながらチャンスが無かった。
今日は山頂で煮込みうどんの熱々をいただく予定の陽だまりハイクを計画した
サンデー毎日の暢気な6人は平日の通勤ラッシュに巻き込まれながら
渋滞の道をみかぼスーパー林道へ向かった。
鬼石町の夜沢(よさ)を右折し御荷鉾 スーパー林道に入ると路肩に雪が残って います。美原トンネルを抜けると、直ぐに林道 沿いに立派な雨降山の標識があります。 周回コースのため路肩に駐車し、林道支線から 歩き始めます。 |
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林道支線終点の小さな鳥居をくぐり、杉林の 下から山道になります。 風はなく昨日までの寒さは嘘の様に 木洩れ日はやわらかく優しく迎えてくれます。 雪道は杉の葉で覆われて歩き易く しばらくして明るい雑木林に変わり、 上空は真っ青な空が広がり、陽だまりハイクに 絶好な日和に嬉しくなりますね。 |
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左に見覚えのあるカエルのオンブ岩が あ、なるほどカエルが子供をおんぶ しているようです。 |
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オンブ岩を右から巻き込み雑木林を西に向かうと 日本武尊命や三宝荒神の板碑がしめ縄も 新しく祀られてあります。 傍らに新しい熊手が立て掛けられてありました。 一体何に使うのかしら・・・・・ 勿論お掃除でしょうけれど、落葉樹の下は 掃除のし甲斐が無いようです。 |
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東峰には御岳大神が祀ってあり この山開きは八十八夜の5月2日に行われ、 家内安全、五穀豊穣を祈願する 「火渡りの護摩」が明治22年から現在まで 続けられているという。山岳信仰が今も 地元の人に守られているのだろう。 そのためかここにも熊手がありました。 御岳大神碑の脇に巨木が 貫禄充分に枝を張り出していました。 「この木何の木?ブナの木?」 |
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東峰にはNHK,GTVの中継塔が占拠して いました。 先ほどまでのトレースは東峰でぱったり 途絶えて多分雪が多くて断念して 戻ったのでしょう。 私たち元気な中高年は雪に怯んで いられません。 中継塔の脇を慎重に尾根を西に向かいます。 樹幹越しに榛名山の奥に上越国境の真っ白の 山並がまるでアルプスのように輝いています。 登山道は右に切れているからちょっと ヤバイかと尾根の急斜面を這いずり上がる ことに、ところがザックの中のうどんの材料が ずっしりと重く後ろに引き戻されそうでした。 |
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三等三角点のある山頂は雑木林で展望は あまり良くないが、想像より広く 陽だまりを見つけて早速煮込みうどんの 支度におおわらわです。 |
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二つの鍋の熱々具沢山のうどんに ランチタイムはなんと1時間余 うーん!食べすぎて苦しい! ダイエット中なのにまたもカロリーオーバー! ふと人の気配に見上げれば、アナログから 地デジの工事の下見の人2名が 「いやー、ここまで重いザックを背負い上げて 登るなんて凄いですね」 (そんな凄いなんてことナイッスョ、) 私の言葉じゃないですよ 本当に皆さんは凄いです。私がもたもたしているのに 皆さんは斜度の急な所をスタコラサッサと行ってしまうのだから人間技じゃないですね。 |
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下山は西の尾根を下ると直ぐに展望台へ 向かう分岐があります。 先ほどの2名は機材を運ぶためか林道の下の 為か大回りして下山したようです。 雪の林道を3箇所ほど横切り ひたすら下りますが途中の尾根から 西、東御荷鉾山、赤久縄山が素晴らしい。 更に眼下に小さな部落が・・・・ こんな山奥に・・・・ とっても長閑な山村風景に思わず座り込んで 休憩です |
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両神山 |
長閑な山村風景 |
スーパー林道のみかぼ展望台に到着。 展望台といってもあまり展望は良く無いです。 広い駐車場に案内板と地蔵尊があり、 嬉しいことにベンチとテーブルがあります。 ここでコーヒータイム、熱々のコーヒー、 チョコレート、クッキー、ロールケーキに またまたカロリーオーバーです。 ゆっくりと静かに山の時間は過ぎていきます |
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展望台からスーパー林道を登山口の駐車地点まで2.3kmを戻ります 雪道が所々凍結しています 要注意! と思った途端ですスッテンと私は転倒してしまった おー!痛ッ!肉厚のお尻にこんな時は助けられますねー スーパー林道の脇に馬頭観世音、道祖神 廃屋の無残な残骸がありました |
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35分の林道歩きはお喋りに花が咲き あっという間でした。 終日、風はなく暖かい一日に感謝でした。 |