赤久縄山
                                                      2009.12.6

     コースタイム
 浜川P6:30→→赤山荘跡8:10→早滝8:40→早滝分岐8:55→塩澤峠分岐10:30
              →山頂11:00〜12:00→早滝分岐13:30→赤山荘跡13:40


赤久縄山は御荷鉾スーパー林道から10分で山頂に立てる。
13年前の厳冬期にスーパー林道から歩いたが、あまりの寒風といとも簡単に
山頂に着いてしまって印象の薄い山だった。
その後、早滝の凍結を見物に訪れ、その美しさにまた訪れたいと思いながら
未だにその願いは果たされずにいる。
今回S氏リーダーの都合で中止になるところ私が代行で訪れることになった。

万場町の八幡宮を右折し塩沢川に沿っておよそ6km道なりに進むと
左に塩沢ダムが見える。
右にカーブする処に塩沢峠・早滝入り口の看板がある。
車は更に奥に進むと栗木平だ。
ここに廃屋の元民宿赤山荘がある。
路肩に駐車が数台できる。

先日行われた神流川マウンテンランで登山道は
整備されたのか木の枝にピンクのテープが
付いていた。

スーパー林道から10分で山頂に立てるためか、
殆んどのハイカーは林道から歩く人が多いらしい。

最奥の栗木平の旧民宿赤山荘の前に立派な
標識があった



旧赤山荘は倒壊寸前の姿の侘しい姿だった。



栗木平から歩き出して20分で早滝分岐だ。
下山は山頂から持倉の部落へ下りることも
考慮して先に早滝へ寄る事にした。
分岐から10分ほどだが鎖が何箇所か取り付け
られてあったが差ほど危険な所はない。
落ち葉の積もった下に石や木の根に驚かせ
れるので慎重に歩く。



早滝は落差40m位だ。滝の水量は少ないよう
だが滝に虹がかかっていた。

厳冬期の凍結は陽に照らされ氷の凹凸に
ほの青い色が幻想的に浮かび上がって今も
忘れられない。そして数人の人が氷曝を
アイスクライミングしていた。
氷曝見物の人が後から後から結構人気の
滝らしかった。

今日は滝から再び分岐に戻り、山頂へ向った。



から松の樹幹から山頂が見えたが、
それからが結構時間がかかった。

安易な山と考えていたが急登が続いた
南斜面のためか無風状態で一枚また一枚と
冬支度から開放され額から汗がにじみ出た。




大きな鉄塔を過ぎるとスーパー林道に出て
ちょっと林道歩きになった。

なんと昨夜積もったのだろうか、林道から
山頂へ向う尾根は雪だった。

今日は独占の山かと思ったら、山頂から
団体さんが下りてきた。
東京のクラブの方々で昨日、立処山へ登山し
すりばち荘に宿泊し今朝赤久縄山へ
忘年山行だと・・・・・



一等三角点のある山頂から南西の展望が
よく、両神山のかなたに富士山の姿があった。

標高1522mの低い山から富士山は思いが
けないご馳走だ。

風が無く、暖かい陽射しを浴びながら富士山を
眺めながらのランチタイムは最高だ。
久しぶりに1時間たっぷりの休憩に満足。



西御荷鉾山と東御荷鉾山が仲良く
 


  写真は小さいが実際は結構大きな富士山   



下山は持倉へ下ろうかと登山道を探したが
藪に覆われ見つからない。無理することは無い
往路を戻ることにした。

下山も上着は無用、ルンルン気分の
中高年ハイカーは今日も満足な一日でした。

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