北アルプス表銀座ぶらり
             

                                  
2010.9.18〜20

過去の記録
2009.7.18〜20 中房温泉〜大天井岳〜横通岳〜一の沢

コースタイム
第一日目
浜川4:00→→中房温泉7:00→第一ベンチ7:40→富士見ベンチ9:30→合戦小屋10:10→燕山荘11:40〜12:20
→大下りの頭13:15→大天荘分岐14:50→大天井ヒュッテ15:50  (泊)
第二日目
大天井ヒュッテ5:30→ビックリ平6:15→西岳小屋8:15→水俣乗越分岐9:40→尾根ランチ10:25〜11:05→
大槍ヒュッテ12:20→槍ヶ岳山荘13:30
第三日目
槍ヶ岳山荘6:00→槍沢ロッジ8:50→横尾山荘10:25〜11:00→徳沢園12:00→明神館13:00→上高地13:50

昨年、此のコースは悪天候のため大天荘に足止めをされ2連泊した苦い思い出があります
今回はシルバーウィークの天気は行楽日和と報じられ、縦走コースもまずまず天気と気分はウキウキしました




表銀座登山口の中房温泉は既に駐車場は満車。
路駐も出来ない大賑わいです。

さすが銀座コースの玄関口です。
私たちは予約の回送業者に車を沢渡へ頼み
メンバー8人は元気に合戦尾根を登り上げます

合戦尾根は北アルプス3大バカ登りの一つです。
私は3回目の挑戦ですが、年々バカ登りを実感します。




前後に絶えずハイカーの姿が途切れません
いつも追越され隊の我々ですがどういうわけか
今日は追越してしまった隊になっています

差ほどピッチが早いわけではないから
周りのハイカーが遅いのでしょうか

花はすっかり影を潜め赤い実に変身しています

   
    ゴゼンタチバナ        ツルリンドウ



富士見ベンチを過ぎると左に大天井岳の姿が
大きく見えてきました。

まだまだ目的地は先です。
苦しい登りが続き、初回は何とも苦にならなかった
が、齢のせいでしょうかリーダーに付くのがやっとです。





やっと合戦尾根に到着。
昨年は大降りの雨で寒くてスイカを食べる気に
ならなかったですが
ヨッシャ食べるぞ!今日は800円奮発するぞ!

800円はちょっと痛いな?
ところがメンバーの太っ腹なTさんの奢りで
甘いスイカにありつけました

売っているお兄さんも新鮮でスイカも瑞々しく
美味かった!!
ついでに若いお兄さんのパワーを頂いちゃいました


今は退会した大先輩のH氏と並んでスイカを
食べたことが懐かしく思い出されました





少し紅葉が始まっていますが今年の熱暑で紅葉は
遅れ気味でしょうか



ナナカマドの実は真っ赤に色づいています
            



燕山荘までまだまだ苦しい登りが続きます
  


燕山荘に到着です。
花崗岩の燕岳が美しいです
3回目で此の景色をやっと見ることが出来ました

山頂は以前踏んでいるし今回はとにかく
表銀座を槍ヶ岳まで縦走できれば満足とします

燕山荘の前でランチタイム
残念ながら槍ヶ岳の姿はありません


燕山荘から大天井ヒュッテへ向かいます
いつの間にかガスに包まれ、雨の心配です

稜線の花崗岩の岩場に、蛙岩や為衛門吊岩など
巨石や奇岩があります




砂礫地にコマクサの群落地があるが
もう時期が遅く息も絶え絶えの小さなコマクサの
花が見られました。
今年は蓮華岳でたくさん見られたからこれで
充分です
    



こんな歩きやすい道がずっと続くと良いのに・・・・・



早速階段が現われます
ゆっくりでも一歩動かしていれば目的地に
到着します



大天荘と大天井ヒュッテの分岐を常念方面は
大天荘へ、昨年は悪天候のため2連泊でした。

今日は槍ヶ岳方面の大天井ヒュッテへ
向かいます

大天荘は展望が良いが大天井ヒュッテは
槍ヶ岳に40分ほど短縮できるがご来光は無理です


次第に雲が低くなって空模様が危しくなって
きました



ウラシマツツジが赤く染まっています
これから益々鮮やかになるでしょう

ウラシマツツジとアカモノのコラボ



鎖、梯子が次々に現われ、きが抜けません





そろそろ疲れが出てきたようです
最後ひと踏ん張りです




滑落注意の標識があります
こんな所は慎重に・・・・・
危険な箇所はありますが鎖、梯子をゆっくりに
歩けば恐怖感はまったくありません


もう、そろそろ小屋が近いようですがまったく
見えません
こんなガスった時は目前に急に小屋が
現われたりして嬉しいものです


眼下のガスの中に突如、大天井ヒュッテの
赤い屋根が見えました。

今夜の宿泊です。
6畳に8人ですが此の時期は仕方ないでしょう
でも、布団はフカフカして気持ちよかったです。

夕食はとんかつ、希望で変更も可能です。

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