王城山
        (1123m)
                                                             2009.10.28(水)

                     過去の記録     1995.4.15    2005.11.26                                 

       出発を早めて途中の吾妻渓谷に立ち寄り
1時間ほど渓谷を散策した
先日の秋山郷の紅葉が鮮烈だったので
何やらこのあたりは色褪せて見えた。

 吾妻渓谷の紅葉

   国道145号線の川原湯温泉を過ぎると今は時代の
スポット八ッ場ダムの建設の橋脚が
空高く奇妙な姿で見えてくる。
  そのすぐ下の信号を右折すると、長閑だった部落が
今は大型ダンプ、ミキサー車が右往左往している。
私たちの車は、小さくなって、路肩 へ追いやられる。
勿論登山口付近まで通行不可だ。王城山神社へ戻り、駐車しここから歩き始めた。
 
 忘年会の下見に来たのだが、30数名が分乗しての登山は当然無理な話だ。
登山意欲は失せてしまった。ここまで来て帰ることは出来ない。
身支度をし、登山口へ向った。登山道は迂回路を行く。

     穏やかな山麓の部落はコンクリートで囲まれて
しまい風景は一変してしまうのだろう
  
道路工事の脇にロープが張られ、恐る恐る山頂へ向った。
      
                                    
5合目の唐笠木は赤松が枝を大きく広げ
貫禄充分だ。
山頂まで小刻みに合目石の標識があるので励みになる。

ここまで軽トラックが進入し何の工事かと聞けば
地デジのケーブルを張 っているのだそうだ。
今年中に?5合目まで車道の拡幅工事が
始まるかもしれないので
早めにケーブル工事が始まったらしい。

ここに駐車場も出来るそうだ。
静かな信仰の山も容易に登れるようになって
登山者で賑やかになるのだろうか                                      
   

    
7合目を過ぎると紅葉は一段と彩が冴えて青空に
輝いている。
ここから8合目まではわずかな間だが急登だ。
額から汗が滴り落ちる。
  
8合目の分岐で大休憩。
うっちゃん手作り“かぼちゃのプリン” 旨い!!
        
8合目から9合目まで左のまき道を行くが
落ち葉のトラバースは左に滑り落ちれば何処までも
行ってしまいそう。
濡れていたらちょっとこわッ!!

山頂は私たち4人で独占、風は全くなくぽかぽかと
温かく絶好の登山日和だ。
ランチタイムはゆったりと過ぎていく。
   

    
下山は古城へ登り返すと小さな祠が三つ仲良く
並んでいた。
笹を踏み分け8合目へ下る急な道はザレて登りに
使った方がいいようだ。

落ち葉をかさこそ踏みながら深まり行く秋の山を
楽しんだ

            家路に向う国道145号線、吾妻渓谷は他県ナンバーの車で
                 賑わって自然渋滞になっていた。

      
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