根子岳〜四阿山
                                  
           2013.7.9

コースタイム
浜川P6:00→→菅平牧場登山口8:00→根子岳10:20〜10:30→四阿山12:00〜12:50
→中四阿山13:30→小四阿山13:45→朽ちた橋14:45→菅平牧場登山口15:10

参加者 CL藤井、星野、茂木、小野里、野中、池田



過去の記録
根子岳〜四阿山   2007.7.22
        四阿山 1994.9.3   1998.7.19  2003.2.23  2010.5.31  2011.4.2



 
菅平牧場駐車場に到着。ここは標高1600mだ。
車を降りるとカッコウの啼き声に迎えられた。

空気が澄んでいるためか、声が透き通っているようだ。

身支度を終え、牧柵に沿って根子岳へ向かう。 
 



上空は夏空がすっきりと広がり、風が冷たく快い。
 
 

展望が素晴らしく、北信五岳から北アルプスが丸ごと!
登山道の脇にはウツボ草、ベニバナイチヤクソウ、ハクサンチドリが
鮮やかに咲き誇っている。 
 

新しいあずまやがあり、屋根の下に山座同定の絵が描かれてある。
しばし、展望を楽しみ踏破した山の思い出に話が弾む。
 

あやめの群落があちこちに見られる。 
清々しい夏の高原の風景だ。
 

白樺林と思ったがダケカンバの自然林だった。
夏の日差しが遮られ、冷ややかな風が通り過ぎてゆく。
登山道は緩い傾斜がひたすら続く。 


 
森林限界を抜けるまで花は影をひそめ、展望もなく
ただひたすら変化のない道を歩く。 
 

草むらにレンゲツツジのオレンジ色が鮮やかに美しい。 
 

山頂直下のガレ場を登りきると根子岳の山頂だ。
平日だけど、花の100名山は人気の山だ。
山頂は予想外にハイカーが多い。

さんとさんはここで戻るという。
私は男性三人と共に四阿山へ向かうことにした。


 
根子岳山頂からはしばらくは狭い岩場を行く。
そしてそこからは標高差約200mを一気に下る。
六年前に訪れた時、岩場にリンネ草があった。
今回も会えるだろうか?

わくわくしながら岩場をたどると
あった!あった! リンネ草!

小さな淡いインクの花。感激の一瞬だ。
 

狭い岩場を通過するとクマザサの茂る急な道をくだる。 
 

鞍部の笹原まで快調な下りだ。
目の前に四阿山がどーんと大きく聳えたっている。 
 

鞍部から四阿山までの登りが今回のきつい個所だ。

針葉樹林の中、汗をたらたら・・・・
護衛艦三隻を従えて、私はマイペースでひたすら登る。

 
 

山頂の祠
    
信州側                                 上州側

こちら四阿山山頂も多くの登山者がランチタイムしていた。
根子岳から戻った二人に電話しようと思いながら
余りの空腹感でまずは腹ごしらえです。
目前の浅間山を眺めながら至福のひと時
待っている二人を忘れてゆっくりランチしてしまった。


浅間山の雄姿 
 

二人は心配なく下山しているらしかった。

分岐から中四阿山へ周回コースで登山口に向かう。
途中の尾根から根l子岳のなだらかな稜線の裏の荒々しい爆裂火口が
見られた。

根子岳の西側の緩斜面は裾野が菅平高原なっているが
北東側は爆裂火口壁のため急斜面となっており火口を隔て
東側に四阿山がある。

 

中四阿山
ここで休憩。風は冷たく快い。 
 

小四阿山
ここからが長い長い道だ。 
 

 林の中に突如、大きな沢音が響き、水は冷たそう・・・
朽ちかけた木橋を渡る。

牧柵に沿って行くと舗装道路に出た。
右に行くと菅平牧場登山口に到着。

二人の仲間が手を振って出迎えてくれた。
売店でブルーベリーヨーグルト味ミックスソフトクリーム!
美味い!美味い!

駐車場はまたもカッコーがしきりと鳴いていた。

入山料は管理事務所で払うのだが
「金庫をしまってしまったから良いですよ。」
「ラッキー!ありがとうございます」
と言うわけで入山料200円サービスでした


    
ウツボクサ              ヒメクワガタ             ハクサンチドリ
     
ハクサンフウロ            ツマトリソウ           コケモモ
     
マルハダケブキの蕾           イワカガミ              スズラン
     
マイズルソウ              ミツバオーレン           リンネソウ
     
ウスユキソウ            ベニバナイチヤクソウ             アズマギク


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