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暫くぶりの関東ふれあいのみちだったので
車の回送をすっかり忘れていた。
集合場所で13名を3台の車に乗車。
起点の赤城神社で全員下し、3台の車は終点の板橋バス停へ2台の車を
デポに向かった。
ところが板橋バス停は現在は廃線になっていて朽ちかけた待合所が
あるだけだった。
近くの空き地に2台を置き、赤城神社に戻った。
赤城神社が今回の撮影ポイント。
まず記念写真を撮り、今年の山行と家内安全を祈願し出発。 |
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境内に御神水と呼ばれる湧水を沢山のペットボトルに汲んでいる御夫婦がいた。
きっと名水なんでしょうね。
境内の空気は冷え冷えして名水でも飲む気にならなかった。 |
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境内を抜けると左に今回のコースの案内板があった。
案内板には
「赤城神社参道を通り左に赤城山、右に関東平野、遠くに秩父連峰を
望みながら桐生市新里町上板橋に至る約8kmの歩道です。赤城神社には
俵藤太が植えたと伝えられる樹齢1000年の「たわら杉」をはじめとする
数多くの文化財があり、参道の老松並木は日本一の壮観さを誇っています。
春には松並木の根元をおおうツツジの群生や千本桜と呼ばれる桜並木が
ピンクのトンネルを作り、とても見事です。」
とありました。 |
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9:17 赤城神社惣門(県重要文化財指定)
赤城神社の参道にそい、本殿から南約500b にある高麗(こうらい)門。
傍らに「下馬」の標石があり、 参道の松並木がここで終わっている。
構造は 鳥居型の扉のない平鉄板葺で、親柱の北に控 柱があり、
親柱が化粧棟木をうけ、二重椀木、 虹梁の袖模様、両端の象鼻の彫刻などに室町期 様式の名残りがみられる。
虹梁上の太瓶束、そ の上の三ッ斗も特色がある。建築年代は『赤城 神社年代記』宝暦元年(1751)条に、「今年四月 惣門造立」とあり、その時、一部に
それ以前の 古材を使ったものと推定される。高麗門は城郭、 武家屋敷などに用いられ、県下では近世前期の 遺例は少ない。1982(昭和57)年解体修理され
た。 |
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石殿
参道を下って行くと左の2m位の崖に踏み跡があり、石殿の表示があった。
好奇心旺盛な我がメンバーたちはなんでも見なければ気が済まない。
急斜面を這いずり上がってみる。
平坦な場所に石祠が一基ポツンと建っていたが
さて?何か判らない。
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参道の老松並木は緩い傾斜があり、気持ち良い道だ。
その根元にヤマツツジが続き、開花する4月下旬から5月中旬には
見事な花が咲く。
以前、花の時期に偶然ここを車で通過し、その見事な花街道に
感激したことがあった。 |
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参道の右に関東ふれあいの石柱が下部部分が土に
埋もれていた。
この参道は以前は道が抉られていたが、現在は煉瓦風の石で舗装され
歩き良かったが、マツボックリがごろごろして足を取られそうになり
ヒヤッとすることしばしばだった。 |
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国道353号に出ると左に曲がり、舗装道路をテクテクと行く。
桜の時期は凄い人の波が押し寄せるそうだ。
毎年、花見に来たいと思いながらまだ訪れたことが無いので
今年こそは見事な桜並木を見たいと思う。
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ふれあいのみち沿いに太陽光パネルがあちこちに見られた。
そして奥に赤城山がうっすらと雪を纏い、ずっと私達を見守っていた。 |
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10:15 ふるさと館 (トイレあり)
ちょっとお腹が空いたのでベンチに座り休憩。
今日は風が無く穏やかで暖かい。 |
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整備された歩道をテクテクと・・・
ところが国道脇は空き缶、ペットボトル、お弁当の空き箱など
ゴミが散乱。
最初は目を瞑っていたのだが、もう我慢ならんと、歩きながら
ゴミ拾いが始まった。
45gのビニール袋は満杯状態になり、次第に重いくなり
帰路は再度ここを車で通過するので道端に置いて帰路に
持ち帰るつもりだった。
が、、、帰路の車で急遽「阿久沢家住宅」に寄ることになり
カーナビに気を取られてすっかりゴミ袋を忘れてしまった(ー_ー)!! |
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ここから桐生市
緩い下りの歩道はメンバーたちのお喋り花盛りです。 |
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見事な白梅が満開!
♪もう春ですね・・・ ♪♪ |
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ここから国道とお別れだ。
関東ふれあいの標識が頻繁に現れた。
国道から入った所に案内板があった。 |
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終点まで残りわずかだ。
空き腹をなだめながら、ゴールを目指す。
田舎独特の匂いが至る所に漂っている。 |
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12:10 ゴールの板橋バス停(現在は路線は廃止)
駐車地まで5分の道がきつい。
2台に13人分乗し5分でランチ予定のサクラソウふれあい公園へ向かう。 |
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12:10〜13:00
日向ぼっこしながらランチタイム。
帰路は途中の「阿久沢家住宅」に立ち寄ることにした。 |
阿久沢家住宅 |
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13:30
北関東の平地の典型的な中規模民家。
古い農家形式を残すこの住宅は17世紀末頃の建築と伝えられ、
江戸時代には名主や組頭をつとめた旧家です。
昭和45年に国指定重要文化財に指定された貴重な財産です。
庭の東にトイレの建設中だった。
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茅葺の屋根は昨年 (2015年)に葺き替えられたそうだ。
軒下のこの分厚い茅吹き。 |
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中はうす暗くひんやりとしてる。
入ると右に馬やらしい、土間のだいどころに大きなかまどがある。
間取りは中央三本の上屋柱を境に土間と座敷が半々、
板敷の「ひろま」にいろりがあり、その奥に「ござ」(ざしき)、と
「おく」(なんど)の二間だけ。
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ゆっくり、のんびりしたふれあいのみちを歩き、 我が家に到着は2時半だった。
我が家のお風呂にゆったり入り、ちょっと 美味い!!ね
至福のひとときです。 |