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12年前の記憶は朧になっていたが、神流湖を過ぎて生利の集落に
入り神流大橋を左折し、注意をしながら右を見ながら行くと
見覚えのある登山口があった。
身支度をしふと、案内標識を見ると父不見山へ160分とあった。
えー!! 私の足では3時間はゆっくりかかるじゃない!
もう少し先に登山口があるかもしれないと・・・・
車を数分走らせると、林道坂丸線の入り口に標識があった。
昔の昭文社の地図に群馬側からのコースタイムが無かったので
ちょっと迂闊な計画だった。
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坂丸線入り口に車を駐車していると、車で通りかかった方が
「どこへ行くんだい?」
「父不見山ですが・・・」
その方は林道から登山口に入る場所を丁寧に教えてくださった。
本当に御親切は有難かったです。
昔の地図には群馬側からの登山道が無く不安があった。 |
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坂丸線は落石が多く、車は1台も見なかった。
林道から西御荷鉾山が丸ごとそっくり見えた。 |
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山を回り込むように林道を歩いていくと沢の先に
学校林まで約4q 標識 がった。
ここかしらね・・・・
幅広の草むらを進むとピンクのリボンに導かれて沢を渡り
踏み跡らしき道を辿っていくと、リボンは見当たらなくなった。
道も不鮮明で斜面がきつくなり、戻りましょう。 |
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11:28
更に林道を進むと父不見山の標識があった。
山頂まで2時間の標識にちょっと焦ってきた。
この時間はいつもランチタイムだ。
連れの足並みが急登になると一段とペースが落ちてくる。
1時まで歩いたところで引き返しましょう。 |
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白い標識は
「この作業道は林産物搬出用で一般車輛の通行は危険ですので
関係者以外の乗り入れはしないでくださいと、、、、
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林道が二差路になっていた。
共に杉の峠へ行けるが巻き道と直登になっている。
左が登山道80分、右は作業道120分とあった。
ここは最初の生利登山口から合流するらしい。
左の山道に向かうことにした。 |
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作業道が交錯していたが、この看板が所々にあるから
迷うことはない。 |
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距離も所要時間もないが 登山道に間違いないから標識があると
安心する。 |
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周囲はほとんど杉やヒノキが多いので、カラカラした落ち葉がないから
歩きやすい。 |
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見事な参道のような道は助かる。
今日は風が強く真冬の天気と報道されたが、穏やかで
汗ばむような山だった。 |
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やっと杉の峠の標識が出てきた。
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杉の峠
大きな杉に囲まれて展望がない場所だった。
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祠は記憶にあったが、登山口からこれほど遠かったとは
思わなかった。
埼玉側の長久保からの道が鮮明に見えていた。
長久保からのコースが楽そうだった。
次回はこちらから歩いてみたい。 |
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山頂へ向かうと、やや急な斜面になると連れんぼ姿が
途絶えてしまう。
途中から樹幹越しに御荷鉾山の西と東が見えていた。
少し先に山頂が見えていたが
ここから山頂は登り返し往復4,50分はかかりそうだ。
連れは大丈夫というが、下山は私の足が心配だし、杉林の
日暮れが早い。
思案したが、勇気ある撤退!!
杉の峠の陽だまりで20分の簡単ランチにした。
13:35 下山開始。 |
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下山はいつものようにゆっくり、ゆっくり・・・
往路は気がつかなかったが、ザル平社営林の標識があった。 |
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急な九十九折の下り、、、、
一歩一歩焦らずゆっくりと行きましょう。 |
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連れが「凄いね!」
見れば、沢の中の巨石からニョキッと逞しく息づいている木が有った
本当に石を割って根は川底から栄養分を頂いているようだ。
連れは観察力が素晴らしくいつも私が見逃したものを
教えてくれる。
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その後 、小さな沢を3回渡った。
往路は時間が気になって夢中だったから、同じ道でも
景色が違って見える。だからピストンも悪くはない。 |
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林道 坂丸線に到着した。
ここから約30分 舗装の林道をてくてく・・・
15:10 坂丸線の入り口に無事到着しました。
山頂を踏みたかったと、私は悔やまれたが連れは又のお楽しみが
増えたからいいんじゃない( ^)o(^ ) |
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帰路は万葉の里道の駅(まんばのさと)でトイレ休憩し
暫くぶりに神流湖の長井饅頭でおみやげを買った。
帰路は桜山温泉(絹の里)で入浴した。 850円
温まった体で温泉を出ると正面に大きく赤みを帯びたお月様が
見送ってくれた。
そしてららん藤岡の魚健でマグロ尽くしのお寿司に舌鼓!!
次回の父不見山のリベンジが楽しみだ。
ゆっくり歩いたので疲れは感じず翌日でも行きたかった。 |