野ばらの会忘年会


                                                                   2021.11.26(金)~11.27(土)                             参加者 シニア7名        

      一日目 天丸山・鎌原観音堂
       二日目 八ッ場ダム・古賀良山

コロナ禍でお泊り山行は出来ず、野ばらの会結成してから初めての忘年会だ。
温泉だけで物足りず、軽く歩いてから万座温泉へ行きましょう!!   

天丸山(1343m)


万座温泉へ向かう途中の軽井沢の天丸山へ、、、、
浅間牧場から直ぐに浅間山が大きく見えてきた。
 

5,6分歩くとカルメンの木
この木は昭和26年、日本初のカラー映画「カルメン故郷へ帰る」の
ロケに使用されたそうです

数年前、友人とここを訪れたときウェディングドレスを着た新郎新婦に
会いました。

浅間山はじめ黒斑山、高峰山、篭の登山、四阿山など
初冬の空にくっきりと眺められました。
 

丘を越えての歌碑と大きな浅間山
 

のんびりと牧場の中を歩いて、何処からも浅間山が見えて本当に
気持ち良いところです。

簡単にお散歩程度で歩けるし、遊歩道は気が楽です。
 

緩やかな坂道も快適です。
すっかり葉を落とした樹々がかすかに揺れ動いて牧場を
冬の陽射しがいっぱいに広がっています。
 

果てしなく続く牧場は牛も人の姿も見えません。
 

天丸山に到着です。
ちょっと風がありますが、南斜面に座ると暖かくゆっくりランチタイムが出来ました。
   

帰りは近道コースの幅広の道を下って茶屋に向かいました。
あれ!見たことがるご夫婦が上がってきました!
元クラブでご一緒だったK夫妻でした。
暫くぶりの再開にしばし雑談してお別れしました。

まだ寄り道があります
私はまだ嬬恋村の鎌原観音堂へ行ったことがないので途中で寄っていただいた。
天明3年の浅間山の大噴火で鎌原村は当時、鎌原村は人口約100世帯570名の集落だった。
この大噴火で一瞬にして村は土砂の下に埋まってしまった。
生き残った村人はわずか93名。殆どが高台のある観音堂に避難できた人だった。
1979年の発掘調査で現在の15段の石段の下に35段の石段が埋まっていた。
最下部に2体の白骨遺体が発見された。若い女性が年配の女性を背負ったまま力尽きて土石流に
埋もれたのだろうと推測された。
天災で今も昔も多くの人の命が失われてしまっている。
こんなに文明科学が発展しているのに天災は防ぐ事が出来ないのでしょうか。
   
私はこの鎌原観音堂は山村の風景を描いていたが、広い駐車場と資料館など
観光化されていたので想定外だった。
この日も駐車場は満車近く大勢の人が訪れていた。

この後は万座プリンスホテルへまっしぐら・・・
暫くぶりの万座温泉の湯は気持ち良かった!!
湯上りに生ビールで7人揃ってカンパーイ!!

でも、今の時期あまり大声ではしゃぐことが出来ない
食後、部屋に戻りお喋りに花が咲く!!

翌日はびっくり・・・・
外は真っ白の雪景色だった。
 

ホテルの玄関前は従業員が雪掻きに懸命だった。
今年4回目の雪だったが、今回が一番ひどいですと・・・・ 
 

 メンバーのO氏の車は4輪駆動スタットレスタイヤなので
安心して雪道をすいすい。
有料道路を過ぎ、暫くすると雪もやみ晴天になっていた。

途中の八ッ場ダムへ寄りましょう!!今年3月に完成したダムの
地下へ得れバーターで下がり、
 

 八ッ場ダム
2019年10月の台風直前にタイミングよく水を貯める試験を開始し
ダムが満水になったことに感動的だった


ダム工事が始まってから何度も工事の様子を見学に訪れ数えきれ
ないほど・・・
今日はエレベーターで降りて下から放流口を仰ぎ見た。
凄い迫力で人間の力の凄さを見せつけられたようだった。
 

 丁度、昼時間になりダムラーメン?
麺は今一だったが鶏肉とチャーシューが美味かった。


次はついで山に一番と思われる往復1時間の山、、、
古賀良山へ・・・・ 
この山はメンバーは全員初めてだ。
勿論私も初めてで、往復1時間で縦走路がなく、榛名外輪山でもちょっと離れているので
気になる山だったが、機会が無かった。
今日は小さな山ながら、初めてなのでワクワク・・・・・

古賀良山(982m)
登山口には数台の駐車できる場所がありあずまやがある。
 


登山口に石の鳥居もあり、杉林の中の舗装された参道を
進むが結構な斜度がある。 


舗装の道から165段の石段に変わり、息が上がった来た。
社殿にお参りして、社殿の左右に登山道らしい踏み跡があったが
先ずは右回りで行きましょうか。

 

尾根に上がる直前は急登で、ちょっとの間だったが
ふくらはぎが攣れそうになった。

尾根に出るとピンクのテープがあり、踏み跡がはっきりしていた。
風が無く体はホカホカして汗ばむようだ。
上着を脱いで、しばし展望を愉しんだ。
裸木の間に浅間隠し山がしっかりと望めた。
  

 信仰の山で登山道の傍らに石碑など鎮座してあった。
 

 このような石碑もあったが文字は残念ながら読み取れ無かった・

歩きやすい尾根道は快適だ。
今日は調子のよいBちゃんはずんずんトップを進んでいく。
 

 直ぐに山頂
青いプレートに「古賀良山」
どんな小さな標識でも有ると嬉しいですね。
 
山頂の石祠と三等三角点
ちょい休憩でコーヒータイムして下山します
    
 

下山は尾根の分岐から神社左に下った。
踏み跡は無かったが、落ち葉を踏んでこんもりした森へ
ザクザク降りると境内の左に出た。

境内から往路の石段を降り、舗装の参道を下ると登山口に到着した。 
 

お疲れさまでした

無事に下山で今回の忘年会は終了しました。 
来年も元気に仲間たちと山を愉しめることを願って止まない。

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