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集合場所の船尾滝(11:00)まで時間がありそうなので
山百合の咲き具合の下見をしようと渋川貯水池バーベキュー
広場に寄ってみた。
大勢の人が集まっていて駐車する場所がない。
何か皆さんお弁当のようなものを手にしている。
もしかしたら、公園の清掃か何か?
仕方なく船尾滝に向かった。
4人が集まった所で再び貯水場へ向かった。
山百合は咲いていたが周囲の雑草が除草され山百合は
無残にも倒れたり刈り取られたり、数は少なかった。
山の斜面にはレンゲショウマの木もたくさんあり
小さな玉が揺らり揺らりしていた。
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さて、次は何処にする?
暫くぶりにオンマ谷へ行きましょうか・・・・
森林公園の駐車場はたくさんの昔の青年がズラッと並んでいた。
なに??何しているの?
既に時間は11時40分になっていた。
11:40
管理棟から戻って、関東ふれあいの道で下ってきた林道の
路肩に駐車してここからオンマ谷へ出発する。
関東ふれあいの道(コース16 榛名から水沢へのみち)
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緩やかな傾斜の道は自然林が美しく春蝉の声に包まれていた。
足元には大きなシダ茂り、連日の雨で森はしっとりと息づいていた。
単独の人、二人連れの人、今日は日曜日でハイカーが多い。 |
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何度かこの道を歩いていたが今まで気が付かなかった道の傍らに
ぽっかりと 穴があった、中もしっかりと丸い石が積んであった。
炭焼き釜でしょうか・・・
ゆっくりと山の空気に触れていると思いがけない物を
見つけることがある。
ヤセオネ峠からの舗装の道の出会に到着。
左に下って行くとオンマ谷駐車場に到着した。 |
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オンマ谷 (12:30〜13:15)
綺麗なベンチとテーブルが待っていた。
山のお昼には遅いがここでランチタイム。
今日は急だったのでコンビニおにぎりとみそ汁、キュウリの
きゅうちゃん漬け。
まだイワタバコは咲いていないだろうが、8月初頃は梅雨が
明けて夏真っ盛りの時期は風穴から冷気がこの辺りを
覆い、寒いくらいだ。
風を引いてしまったことがあったっけ・・・
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さあ、お喋りは終わりにして、周回コースで下山しましょう
地図を広げて、蒸し湯跡を廻って駐車地へ戻りましょう。
約3時頃に到着かな?
丸太のこんな橋を上がり森の奥深くへ進む。
まゆみの原、オンマ谷の道は良く整備され、快適な道だ。
かつての噴火の産物の軽石が敷き詰めたような山道。
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ここはオンマ谷は冷風穴があちこちにあり、冷気が漂って
気持ちが良い。 |
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雌岳分岐まで斜度がきつくなったが、巨石から生え出たイワタバコの
葉に感激したり、樹間の巨石から噴火当時の爆裂口に迷い込んだ
ような山道は変化があって楽しい。
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雌岳分岐(13:55〜14:15)
時間通りに雌岳の分岐に到着。
今日は二つ岳はパスです。
ベンチがあって休憩にはもってこいの場所だ。
山の空気を吸ってゆっくり休憩です。 |
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木漏れ日が美しく、下界は暑いのだろうな・・・
幾重にも重なる緑の木々、時折響くウグイスの声・・・
至福のひと時が流れている。
この一瞬は二度と訪れることはない。
4人して今日の幸せを充分感じる。
ピークハントの山行はどうでもよく山の空気に触れることが
一番になった私は ゆっくりと時間を気にしないで歩くことが
最高に幸せだ。
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これから先の道は厭らしい丸太の階段。
時々Nさんのとてつもない絶叫に驚きながら、慎重に下る。 |
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蒸し湯跡
ここは大正初期まで、温泉の蒸気が吹き出しており、
それを利用した蒸し風呂があったそうです。
旅館も四軒あって、たいそうな賑わいだったとか・・・
こんな山の中まで昔の人はどのような手段で来たのでしょうか?
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14:50 管理棟に到着。
トイレを借用し、車道を駐車地までテクテク・・・
前回の榛名富士は登山道が歩き良かったので早めに歩いたら
後日 3,4日ほど足が痛く疲れが残ったので今日はいつもより一段と
ゆっくりペースで下った。
予定通り 15:00過ぎに本日の突然ですがのハイキングは終了した
ゆっくり歩くと今の私は翌日の疲れ、痛みが殆ど感じない事が確証
出来た。 |