鳴神山
   (980m) 

                                                                  2020.5.18(月)  



コースタイム〈駒形登山口〜山頂〜赤芝登山口)
我が家7:00〜〜8:40駒形駐車場→駒形登山口→中間地点9:45→水場9:50→肩の広場10:30
           →桐生岳〈鳴神山頂10:45〜11:30)→椚田峠11:50→カッコソウ〈11:55〜12:20)→赤芝登山口林道出合12:40→駐車場13:40             

         過去の記録 
1995、2.11(駒形)   1998、3,15(木品)   2009.1.12(木品  
2009、5.10(吾妻山へ縦走)  2012.4.28(木品〜鳴神山〜座間峠〜神戸駅) 2014.5.13〈駒形〜赤芝)

3月から新型コロナウィルスが流行り、世界中が翻弄され
死者も多数になり緊急事態宣言が発令され、今までにない状況になってしまった
暫く、自粛し散歩位しか外出できなく、我が家でじっと我慢の毎日だった。
ようやく緊急事態宣言が39県が自粛解除になったが
今まで通りの行動は出来ない。
車内はマスク着用、換気を良くし、お弁当はマイ弁当のみ、常時人の距離に気をつけて蜜にならない。
尚且つ、、、登山者が少ない近場の山 鳴神山へ
、山頂は二峰に分かれている。東峰の桐生岳は桐生川筋村が、西峰の仁田山
岳は山田川筋村が、それぞれ雷神(なるかみ)の住む山として古くから山岳信仰の対象として崇めてきた。

 

と言うわけで4人の山ばぁばは桐生市へ向かった。
鳴神山は何度も訪れているが、短時間ながら展望も良く
固有種のカッコソウなど花の名山でもある。

駐車場には先行者の車が4,5台があり全部群馬NO,だった。
ゲートから右に駒形登山口、左は赤芝登山口の案内板があった。

前回と同じ駒形登山口へ向かった。
 

駒形登山口
蜜にならないように間隔を空けて歩く。 
沢音を聞きながら歩き良い山道、、、
暫くぶりの山道に心が弾む。


6年前に同じコースを歩き、たおやかな山道、カッコソウと自然林を
みどりの美しさにもう一度歩きたいと思っていた。

緊急事態宣言が明けたばかりだから、大手を振って登山と
言うわけには行かないので、もしかしたらカッコソウがまだ
咲いているかもしれないと急遽出かけることにした。

日曜日は天気は晴れだったが用事もあり平日の方が
登山者が少ないから、、、でも天気予報は曇り、、、
なんとか降らなければ良いが・・・


中間地点
空模様があやしくなり次第に辺りが靄ってきた。
何とか下山まで降らないで お願い!! 
 

ウワォー!!
やはり この新緑に心は奪われます!
 

登山道の脇には鹿の食害予防の防護ネットが
幾つも張られて有った。

レンゲショウマが多い。
 


ガスに包まれて幻想的な世界だ。
ここは井戸跡。
柄杓が置いてあったが飲めないとは?
 

鳥居の傍らの狛犬さんもコロナ感染予防にマスク(*^_^*)
 

鳴神山〈桐生山)山頂
山頂直下の急斜面はしっかりと鎖がついていた。
鳥居の下の小さな狛犬さんも白いマスク。

私たちの他に誰もいない静かな山頂、木のベンチが鳥居を
囲むように沢山あったので蜜を避けて一人1台占有してランチタイム。

周囲はガスで全く何も見えない。
下山は椚田峠からカッコソウを見て赤芝登山口に向かう。 
  仁田岳
 祠の前の石垣がコの字形に積まれていた。
以前はお社があったような形跡だ。
 

少し下るとヒメイワカガミ
前回はたくさん咲いていたけれど、もう花も終わりの時期だから
見られただけで十分だ。
 

途中で二人の若い男性に会った。
椚田峠 
ここから右の木品へ数分下るとカッコソウ群生地
一人のハイカーが上がってきてまだ咲いていますよ・・・
良かった!
 





カッコウソウ(勝紅草)は鳴神山のみに分布するサクラソウ科の
多年草で絶滅危惧種に指定されている
世界にここだけしかないカッコソウ
金網に囲まれているので写真がうまく撮れない
 

再び椚田峠に登り返す。
等間隔でゆっくりゆっくりです。

 

赤芝登山口へ、こちらも自然林の緑が鮮やかだ。
ゆっくりと眺め、過ぎゆく春の美しさを心に刻んで行きましょう。

 
 

赤芝登山口
20分で山道とお別れし幅広の林道歩きだ。
 
 

林道はあちらこちらに藤の花が満開
見事な大木もあり、路傍の小さな花や沢の流れや涼を呼ぶ音に
耳を傾けながら今日の一日に感謝する。 
 

ヒイラギソウに会えなかったな と思っていたら
防護柵に覆われた中にいっぱい咲いていました。 
 

マムシ草
凄い立派な姿  
 

フタリシズカ

ヨニンシズカで無事に駐車場に到着しました。
私たちの車が1台ポツンと、、、
照らず降らずで暫くぶりの山を充分楽しむことが出来て良かった!

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