嵩山
(789m)

                                                                     2018.10.13(日) 
過去の記録
?    2000.12.10    2012.11.4


 群馬の中之条盆地に台形の山がポッコリと見える独立峰の山が嵩山だ。
中之条ガーデンズからバラの一輪とツーショット

     
    
先週、ボラティアの研修旅行で、嵩山の山麓を通った。
低山だけど歴史があり、山全体が霊場になっている。
3回訪れているが、しばらくご無沙汰なので山仲間と7人で麓の蕎麦処「けやき}で
お蕎麦ランチを予定して計画した。
 
コースタイム
浜川8:00→道の駅霊山たけやま9:15→表参道登山口9:20→展望台9:45→小天狗10:00→天狗の広場10:05
→弘法の筆跡10:05→中天狗10:40→西国秩父観音所10:50→大天狗(11:10〜11:25)→1升水12:20→
弥勒穴(12:25〜12:35)→東登山口12:45

参加者
CL藤井、SL田所 (車輌)星野、野中、宮沢、吉田、川野

   

道の駅霊山たけやまに車を置き、駐車場の隅にトイレもある。

今日は表登山道から歩きます。
 
     

道の駅のすぐ前に親都(しかと)神社があります
この神社は昔から乳の出ない婦人が乳房の形を
作り祈願するとたちまち乳が出るようになったと
言われ今も厚く信仰されています

大けやき  神社の御神木
樹 齢 700年
根回り 15.1m
樹 高 15m

県内で第二の大きなけやきです

逞しく太い幹には来るたびに圧倒されます。
   

けやきから数分で 表登山道(西登山口)あります。
前回もここから入山していますが全く記憶がありません。

左の斜面に子供の遊具がたくさんありました。
   

ジグザグの歩き易い道を登って行くとあずまやがあり
榛名連山がそっくり眺められました。

小天狗まで頑張りましょう
 
   

2番観音様が岩陰に穏やか表情で建っていました。
この山のハイキングコースの岩陰に小さな33体の観音様が
安置されているそうです。

でも、今日は山の空気とお蕎麦が目的なので、ショートカットも
有りです。 
   

小天狗まで急坂が(続きます
まだ紅葉には早いようです。

 
   

大岩をひと登りで小天狗の山頂に立てます。
眼下に山麓の畑が黄金色に稲穂が陽に浴びてて美しい
山村風景が見渡せました。

小天狗から天狗の広場を通過して中天狗へ向かいます、
 
   

途中の三社神社
   

登山道はよく整備されて、標識や現在地を明記された地図が
あり、迷うことがありません。 
   

弘法の筆跡
ここから十二が岳、小野子山方面の展望が良い。
   

中天狗 
木立の中でここは展望が無かった。

少し下ると見覚えのある平坦な観音様が立ち並んだ場所に出ました
   

嵩山城があった城跡の「 実城の平」ここには
西国秩父観音群
説明板には、武田信玄方の「真田幸隆(幸村の祖父)」に攻められ嵩山城は陥落。若き城主、城虎丸(当時:18歳)は山から飛び降り自ら命を絶ち、女性や子供も後を追ったという悲話の内容でした

 
こうした戦死者を弔って、元禄15年(1702年)から坂東・西国・秩父の百番観音が建立されました。ここには、西国秩父観音71体が安置されているとのことです 

の地方に整然と並んで皆穏やかな顔をしていました。
   

さて、いよいよ山頂の大天狗へ向かいます。
鎖場の登場です。

股関節痛から鎖場は遠慮していたのですが、嵩山は
大した傾斜じゃないから楽々と思っていました。
ところが、岩場は以前は楽々ホイホイだったが、
結構踏ん張らないと大変で股関節に負担が大きかった。

脚に負担をかけまいと腕力を使い、翌日はちょっと肩が痛かった。
四十肩??

メンバーたちはこれくらいの鎖場は何のその!
楽々・・・
でも、鎖は一本に二人は取り付いては危険なので声を
掛け合って慎重に登ります。
 
   

大天狗(山頂)
嵩山登山は今回が最後かもしれないので
山頂の鎖場を登ってみました。

             360度展望が素晴らしい!
    
 
これは前回山頂から眺めた写真です
記憶になかったけれどやはり登っていたのですね
 
   下山はさらにゆっくりと時間は十分あります



 
   

途中で出会った地元の方は1800回もこの山に登っていると・・・
是非寄った方が良いですよと教えてくれたのが
1升水と弥勒穴でした 

えー!ここを入って行くらしいです。
でも大丈夫だと言っていましたので、、、
すみません!入らせていただきます。
藪っぽい道でしたが踏み跡はかすかにありました。
   

    大岸壁の下にポタポタと水が滴り落ちて小さな窪みに
      水が溜まっていました。丁度一升位?
  周囲に21番から25番までの観音様が安置されてありましたが
  オーバーハングしている岩の下なので長居は禁物・・・
       
   

登山道に戻り、コンクリート階段になったら左に踏み跡を辿ると
弥勒穴に行けますよ(標識はないですよ・・・)

石段になり左側を注意していくと踏み跡がありました。
藪のような道を分け行くと絶壁に鎖が縦横に取り付いてありました。

交替で鎖をよじ登り弥勒穴へ向かいました。
   

鎖をトラバースすると20番の観音様が2体有りました。
人間の体の穴(耳、目、口、女性には大事な穴)に御利益があるそうです 
   

無事に全員が祈願し登山道に戻ると私たちと前後して歩いていた男性2人が
弥勒穴に挑戦する姿が見られました。
     
   

胎内くぐりは、私は3回潜っていますが。地元の方に
メンバーの一人が「私は大丈夫でしょうか」
「ぎりぎりかな?」  (*^_^*)
と言うわけでパスして東登山道に無事に到着しました。
 
   

どっちがどっち?
眺めれば一目瞭然です。
左(男岩)と右(屏風岩)がくっきりと眺められました。 
 

 
途中で大きな獅子茸を採った男性に会いました。
登山道脇に有ったそうで、私もクンクンしながら歩きましたが
見つけられなかった。

せめて写真でも撮らせて頂きました。
   

蕎麦処「けやき」でランチタイム
天ぷらそば 850円 安い! 久しぶりの天ぷらは完食。
蕎麦の好みはそれぞれ。
前回 手打ちしたお蕎麦の方が美味しかった気がします。 
 
帰りに中之条ガーデンズを散策し、改めて嵩山の全容を眺めて満足した面々でした。


♪♪♪
翌日は、チャリティーダンスパーティーはどうしようか迷った挙句、二人の友人に誘われたので
2時間ほど踊って、帰路友人とラーメン餃子を食べながら1時間半お喋りし楽しい時間を過ごしてきました。
  

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