黒川鶏冠山 (山梨県)

                           (1716m)                          
                                                                2018.9.9(日)                                                                  

       黒川鶏冠山は私の心にある緑、原生林、風の3拍子揃った自然豊かな山だった。

大菩薩嶺の北、柳沢川と泉水谷にはさまれた山域一帯をいう。今では三角点嶺を黒川山、
その東のあたかも鶏冠のようにとがった岩峰を文字通り鶏冠山と呼び、あわせて「黒川鶏冠山」と総称するという

コースタイム
浜川6:00→柳沢峠9:00→六本木峠10:00→横手山峠10:45→黒川山10:44→鶏冠山12:05→黒川山分岐(12:30〜13:15)
→横手山峠15:50→六本木峠14:30→柳沢峠15:40
参加者
CL 椛澤、赤沢、加藤、関口、茂木、山口(洋)、梶原、藤井

過去の記録   2000.12.17

クラブに入会して1年目に この山を訪れて記憶が薄い山だったので是非参加したいと思った。
18年前に訪れた時はマイクロバスでかなりの人数だった。
帰路、バスに乗った途端、エンストで全員でバスを押して可笑しい思い出でだけがあった。

 

広い駐車場には既に今日もマイクロバス2台、所狭しと
ハイカーの車の列が並んでいた。
50台の無料駐車場、綺麗なトイレも完備され、おまけに茶屋まであった。

以前は何もなったような気がしたが、、、 
 

駐車場を出て直ぐに前の青梅街道を横断して石の階段がある。
ここが登山口だ。

最近、私はクラブ山行に参加が減ってきてたので
久しぶりの今日のメンバーには50代が3人、初めてご一緒する方など その上に自分自身が山歩きから遠ざかったいたので
ちょっと緊張気味だった。
 

この山付近一帯が東京都の水源林でブナ、ミズナラが多く
山全体が緑に覆われしっとりとして瑞々しい。

体を吹き抜けて行く風は心地よく森の中に溶け込んでいく
自分に幸せを感じた。

自然との一体感はなんともうれしくこんな苔むした木から
元気を頂くようで靄っとしていた私の脳に刺激ががっつりと
伝わってくるようだった。
 

しっかりした道標があるので都民に親しまれている様子が伺われる。

幹の所々に小鳥の巣箱があったが、今日は残念ながら
一度も鳥たちにあうことが出来なかった。
 

八ヶ岳の苔もビックリするような美しい苔のみち。
木漏れ日に輝きを増す苔!

そっと撫でると同期の女性仲間達で歩いた屋久島の原生林のあの時の感触が手のひらに優しく思い出された。
と同時に屋久島の5日間の山旅が鮮明に蘇った。
 

何とも言えない この森の美しさ・・・
 こんな木橋を何度か渡った。






 
 

道は緩く下ったり平坦な道が続き、ルンルン気分だ、

登山道は折れた大きな木々の枝が 道を塞いでいたり
水で流された小枝や木の葉が水の流れに逆らう様子がなかったようだ。

昨日降った雨でしょうか・・・
 

ここは六本木峠。 
帰路はここでリーダー持参のグレープフルーツを頂いた。
山の空気をどっぷり吸って、下山時の腰を下ろした大休憩は
満足感と共に至福のひとときだ。
 

コメツガの大きな枝が道を塞いでいた。
思いがけずコメツガの大きな実に出会うことが出来た。 
 

平坦な道に慣れた足には、わずかな登りもきつい。
分岐から先ず、左の見晴らし台に向かった。
 
 

見晴台
先行者がひとりランチタイムをするところだった。

私たちはワイワイガヤガヤと山座同定を始めたが、
ちょっと長居は無用な感じがしたので、鶏冠山へ
向かうことにした。 
 

見晴台から大菩薩嶺が眺められた。山頂の右奥に富士山の
姿がある訳・・・見えなかった(-_-;) 
 

分岐に戻る途中に黒川山の三等三角点がひっそりとあった。 

昨夜は埼玉からライダーマンの孫が独りでやってきた。
まだ孫が寝ているうちに家を出てきたので、ひょっと孫の事が
脳裏に浮かんだ。
不思議に山を歩いているとなーんにも考えていない。
数秒、孫が無事に帰ったかな?と・・・・
もう、すっかり忘れてしまっていた。
 

分岐から鶏冠山直下は巨石が重なりあい、このコース唯一の
難所?岩場だったが短かったので楽に登れた。

直下の大岩を左に回る個所は記憶にあった。

鶏冠山山頂
(1716m)
やはり記憶通りに小さな祠があった。
山頂の左はスパッと切れ落ちていて怖そうだ。
メンバーの若い人たちは交互に登って行ったが
バランスの悪い私は遠慮した。
この当たりが鶏冠に見える場所なのだろう

 
 
 

鶏冠山からザックをデポした場所まで戻り、やっとランチタイム。
「リーダーのゆっくりでいいよ 」
その一言にほっとする。
 

帰路は往路と同じ道を柳沢峠に向かった。
途中でブナ坂とナラ坂の分岐があったが同じナラ坂を歩いたが
ブナ坂も魅力があった。
 


無事に予定通り柳沢峠に到着した。
茶屋の先から富士山の姿!!
最近はお目にかかることがなかったので感動の一瞬!



近くの道jの駅に寄り今夜の夕食のひと品に美味しそうなコロッケをゲット(*^_^*)
ところが、しばらくして「あれ?何コロッケだっけ?」
「エビじゃない?」 「そうだったかな?」
「鹿肉コロッケだよ」  「そう!そう!鹿肉コロッケだ(*^_^*)」
帰宅後、ビールのおつまみに、、、鹿肉がゴロゴロ入っていたけれどちょっと酸味があるような・・・味はいまいち・・・

翌日は筋肉痛はなかったけれど少々疲れ気味8時過ぎまで寝ていたが、
ダンスの練習は休もうかと思っていたが、パーティーも間近だし先週、パートナーが
決まったばかりだったので出かけた。
山モードからダンスモードに切り替えが大変だ。
2,3回踊ると♪ようやく足がダンスモードになってくる。
帰路は友人とコーヒータイム、何とも忙しくも今日も充実した日になった。

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