信州小布施の里山

雁田山
   (759.3m) 

                                                                     2018.12.2(日)                                     

昨日、嶺公園のバードウォッチングに参加した際、リーダーから翌日の雁田山に1名空きがあると言われ、
小布施の里山、(うーん、、、北アルプスの銀屏風が見えるかな?)と・・・
里山に引かれて参加することにしたが、どうも夜になったら体調が今一だった。
ドタ参加でドタキャンじゃ(*^_^*) 気持を入れなおして大急ぎで準備。
      が、、、その後送信された計画書のメンバーは若い人ばかり・・・ 
                              尚更、心は凹んでしまった。                             

参加者
CL椛澤、赤沢、生方(み)、押山、加藤、関口、宮内、藤井


コースタイム

浜川7:00〜〜藤岡牧夫美術館P9:00→すべり山登山口9:10→一の岩9:20→二の岩9:40→鬼のつぼや分岐
→雁田山(反射板跡)10:30→展望台(10:40〜11:50)→千僧坊12:20→滝の入城跡12:35→千僧坊12:50→
大城13:40→小城14:25→岩松院(14:35〜15:10)→せせらぎの緑道→藤岡牧夫美術館P15:40

 

藤岡牧夫美術館の駐車場で身支度を終えて
狭い車道を行くと右にスノーボートの練習場があった。
こんな所へ来る人がいるの?
何の何の下山後、ここを通ると車が路駐して大賑わいだった。

登山口 (すべり山)
落ち葉を踏んでいきなりの急斜面。
霜が降りたのか滑る滑る・・・
下山は周回コースでも急傾斜があるかな?少々心配 (^_^;)


熊除け鈴が標識に必ず設置されてあるのでチーンと鳴らして歩を進める。
      一の岩                                 二の岩     
     
 

赤松の綺麗な林を抜けると目前にアルプスが光っていた。
わォー!!
 
 

素晴らしい!
来て良かった (*^_^*)
 

鬼のつぼや分岐
今日は体力温存しようっと・・・
リーダーは鬼のつぼやへ向かったが、私はぐっと堪えて他のメンバーと
山頂へ向かった。 
 


ここが雁田山(すべり山)山頂
反射板跡があり広々した平坦地。
 
 

一等三角点
落ち葉を敷き詰めたふかふかの山頂広場に
暫くぶりにみる一等三角点があった。

 

山頂から急傾斜を上り詰め展望台へ向かった。 
 

展望台 
あずまやが見えてきた!
お腹がぺこぺこ・・・

まず展望を楽しみましょう!
昨夜はドタキャンしようか迷ったが、こんな景色を観たら
もう!感激!

かつて歩いたアルプスの峰々が雄々しく顔を揃えていた。
 

北アルプスの銀屏風
 


アルプスの北に雨飾山が・・・
大好きな山の一つで、長野小谷温泉から2回、新潟県雨飾温泉から1回は長丁場の梶山尾根を歩いた
ブナが多いので紅葉の頃にもう一度行ってみたい!!
 

北信五岳(飯縄山・戸隠山・黒姫山・妙高山・斑尾山) 
善光寺平が一望できた。

時間を惜しみなくゆっくりと展望を楽しみ、贅沢な景色をおかずに
ランチタイムになった。

暖かいと言えもう師走の風は冷たくそろそろ下山しましょう

と言っても周回コースは帰路もいくつかのアップダウンの
繰り返しが続いた。
 

里山だが、岩が多くて動物を連想させる巨岩や奇岩が目立っていた。

目前にぽっこりと行く手を阻むピークが現れて、
また!また! あれを登るの?
でも、案ずるより産むが易しだった。
 
 

千僧坊
ここで岩松院から上がってきたご夫婦らしき人から
急登で大変だったと・・・
えー!! 下山はきついな!
 
 

コースから外れて目前に見える滝ノ入城跡(屠屋場山)
向かった。
ここも体力温存したかったが、城跡と聞けば好奇心がムクムク(*^_^*)
総称雁田山の最高峰(786m)
山頂に3等三角点があった。
 

大城に向かう登山道は急な下り、、、
幸いロープがあり、救われたが深い落ち葉の下の小石や木の根に
ドキッとすることがしばしば。

木の根に滑って膝靱帯損傷で4か月痛みに耐えたことがあって
以来 、このような道は怖くて仕方ない。
 

大城
あずまやあり、ゆっくり休憩だ。

 

小城
周囲を石垣に積まれポツンと小さな祠があった。
 

至る所に奇岩が散在して道は面白い表情だった。


 

岩松院の境内の左手裏に出る。 

折角だから本堂の天井絵葛飾北斎の大天井画「八方睨み鳳凰図」
拝観することにした。300円なり・・・
150年前の作にもかかわらず極彩色が鮮明で21畳分の絵は
迫力があり見応えが十分だった。

また戦国の悲運の名将武将福島正則の菩提寺

小林一茶の「痩せがえる負ける一茶ここにあり」を詠んだ池も
あったが、落ち葉に覆われて、慌て者の私は一歩踏み間違え
ずぶ濡れになるところだった。
 

岩松院の仁王門門を出て振り返るとのどかな景色が広がっていた。
ここから出発点の藤岡牧夫美術館までせせらぎの緑道とあったが、
堰きは落ち葉で埋もれせせらぎの音は全く感じられなかった。 

ブドウ畑を眺めながら緩い上りの車道は疲れた足に堪える。

久しぶりの急斜面に、2.3日は筋肉痛に悩まされた。

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