日の出山〜御岳山

 902m    929m
富士峰園地(レンゲショウマ)

                                                                    2018.8.18(土)
過去のの記録
  1999.2.7(御岳駅〜山頂〜日和田駅へ電車で御岳駅)
???記録にない
  2009.3.17(日の出山〜吉野梅郷)
 

最近の記録 2014.8.16

レンゲショウマは私の好きな花の一つでもある。
森の中で開花する淡い紫色の花で、細い軸に提灯のように釣り下がる形で
下向きに咲く奥ゆかしいたたずまいに、和の雰囲気の趣がありとても可憐な姿です。

日本特産の1属1種の花であり、本州の東北地方南部〜近畿地方の太平洋岸の温帯域に分布し、
山地から深山のかけての湿り気のある林下に自生している
                               
コースタイム
浜川プ6:00→滝本ケーブル駅駐車場8:00〜ケーブル乗車
山頂駅8:00〜富士峰園地散策〜ケーブル駅9:40
日の出山〜御岳山〜表参道
ケーブル駅9:40→日の出山(10:50〜12:00)→神代ケヤキ13:00→御岳神社13:15→ケーブル駅・表参道分岐14:00
表参道→関東ふれあいのみち石柱14:25→なかみせ→ろくろっくび→駐車場15:20

参加者
CL藤井、星野、田所、野中、篠田、川野、櫻井

 

今回は参道を歩いてみたい!
だが、往路はケーブルカーを頼って楽ちんコースだ。
帰路は是非とも参道を下ろうと片道切符にした。

4年前に訪れた時は3分咲き位だったかな?
5万株のレンゲショウマの群生地を再び訪れた。
今年は花の時期が早いからどうかな・・・

ケーブルカーを下りると直ぐ右に大きな群生地の
看板がある。 
 

山の斜面にゆらゆらと薄紫色の花が揺れている。
花も美しいが丸い蕾がまた可愛らしい。
随分、写真を撮ったけれど、パソコンの画面にはピントが
合っていなかったのか、ほとんどボケていた。

昨年は花数は少なかったが、咲き始めだったので
花は生き生きしていた。

今日は花弁が茶色かかっているのもあったので
ちょっと残念だった。

1時間あまり園内を散策し、レンゲショウマの幻想的な
姿に見惚れた。
 
 



 
 

ケーブル駅前に戻り、第2の目的日の出山へ向かう。
宿坊を通り抜け、鳥居をくぐると樹林の中へ入った。

アップダウンの道は木陰で涼しく何よりだ。 
 

今日はハイカーが多く、追い越され隊の我々は
ゆっくりと今日も歩く。

何時の頃からか、追い越されても全く気にならなくなり
むしろ今まで何故か早く山頂へ辿り着きたい一心だった
ようだ 。
が、今は山頂へ行くまでの過程を楽しみ、思い出を
振りかえったり、人との触れ合いを大事に山を歩きたい。
 

道は歩き良いが木の根がはみ出しているから
注意が必要。 
御岳神社の参拝道らしく鳥居あり道は良く整備されてある。
 

山頂に到着。
今日も富士山の姿はなかった。

山頂にあずまやがあり、そこでランチを賑やかなに
するのも遠慮があるので、すぐ下の木陰のベンチで
ランチタイム。

本当に今日はハイカーが多い。 
 

第3の目的御岳山(御岳神社) へ向かう。
 

神代ケヤキ
ケヤキの代表的巨木として日本国天然記念物に指定されている
樹齢1000年!! 


参道沿いにある大けやきは標高840mの急斜面に有り
下ばかり見て歩いていると気が付かないで通り過ぎてしまう
標高840mの斜面に樹高約30m、幹回り82m、枝張23m
東京都内でも4位、ニホンでも有数な巨木だ。


逞しく大きく枝を張りを張る大ケヤキを見上げると巨木から
元気を頂いたような体が熱くなるようだった。


 

御岳神社随身門 
石段はふれあいのみちで慣れているから我々は
全く気にならないようすだ。
 

御岳神社( 御岳山頂)
この神社が御岳山の山頂でもある。

振り返ると先ほどの日の出山が指呼の間に見えていた。
 

境内にもレンゲショウマがたくさん咲いていた。
こちらはほぼ満開!!

丁度見頃を迎えていた。
4年前は1.、2株ほど咲いていた位だった。 
 

茅葺の屋根の宿坊  

ビジターセンターを過ぎると二股のみちがあり、右へ滝本とあった。
これが表参道か・・・1時間くらいの下り坂だが、
メンバーたちは元気そうなので念願の表参道を歩くことに
した。

この狭い道を郵便配達のバイクに何度も行き交ったが、
その都度、ビックリするような警笛音を鳴らし驚かされた。

 


スポットの説明書きの札を読みながら下る。

江戸時代からのスギの巨木が立ち並び随所に
案内標識がある。

先ず最初のやまのかみ
「山の上の世界、ふもとの人間世界の境界と考え山の神が
祀られていたようです」

他にあんまがえし、だいこくのお、じゅらくっくば、だんごどう、なかみせ、おおまがり、うまたてば等々。
 

関東ふれあいのみち石柱 
ここは東京の関東ふれあいのみち「杉の木陰のみち」
一部だそうだ。

関東ふれあいのみち群馬コースを完歩し、今栃木県
コースを歩いている私にはふれあいのみちと言え
結構厳しいコースがあるのは承知だが、
ここもかなりの急傾斜もあり苦しいだろうな・・・

なかみせ は中間地点で昔お茶屋があり参拝者たちが一休みしたそうです。
私たちもベンチを見つけたのでちょっと休憩したかったのだが
先行者たちの姿が見えなくて断念し、追いつくまでぐっと我慢だった。
 

江戸初期から滝本から山頂へ3kmあまりのスギの
大木が600本余り続きうす暗い参道は荘厳な雰囲気があり
霊気が漂っているようでした。

下からおぼつか無い足取りで歩いてきたかなりご年配?
私より若かったのですが、最近、自転車にぶつかり股関節を
痛め手術後、リハビリは貴女は必要ないと言われたそうです。
と言うのは若いころから山歩きをしていたので筋肉が付いているからだそうです。この参道を3往復していたと・・・
「歩くことはとっても良い事だから、是非山歩きをして下さい」と、、
お聞きする様子では私たちよりずーっと山と生きてきたみたい。
上には上がいるものですね(*^_^*)
お話し好きで、ほどほどにお別れして先行のメンバーを追った。
 

参拝道の所々にみちしるべの石碑があり、昔の人たちは
きっと励みにしたのでしょうね。 

やっと、先行者に追いつき、参拝道と言え結構な勾配だったので、もう間もなくだからとメンバーたちは強気だったが
ドライバーの疲労を考慮、膝痛のメンバーもいるし、強引に
休憩時間をとることにした。

大体、下りでつまらない怪我をするものだ。


 
ろくろっくび
「うねうね曲り道、なにみたいですか?大蛇?ミミズ?酔っ払い?ここをろくろっくびと呼んだそうです。
下方を眺めると、なるほど杉の間にクネクネした道が
九十九折のように 見えていた。 
 


休憩後、間もなくで鳥居が見えてきた。 
ここに銀杏の巨木(神代銀杏)があり、
幹周:5.3m、樹齢500年、樹高:45m

この参道は関東でも有数な巨木並木だそうだ。
 

鳥居の先にケーブルカーの駅舎が見えて
やれやれ無事に到着した。

お疲れ様!
日の出山は何度も訪れ盟主大岳山(日本200名山)の
帰路にも立ち寄ったりしたものだ。

今日は表参道の雰囲気もわかり、満足した山行だった。
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