帝釈山〜田代山
(2059m) (1926m)
2016.6.19(日)
参加者
CL椛澤、内田、生方(み)、江積、押山、梶原、福島、藤井
コースタイム
市民P4:00〜(東北道)〜馬坂峠8:10→帝釈山9:30→弘法太子堂(10:50〜11:30)→
田代湿原周回(約1時間)→田代山12:00→太子堂12:30→帝釈山14:35→馬坂峠15:20
9年前、故田中明子さん達とこの山を訪れたが、栃木県側からは何処からも馬坂峠に入れず
急遽、アルザの郷キャンプ場に宿泊し、翌日は会津駒ヶ岳に登山した。
その時、明子さんはダブルストックを使用し始め、下山しながら
「私は、おばあちゃん歩きになってしまった」と言っていた。
小柄な体でいつも凛として歩く姿は私の憧れでした。
その頃から体調が悪かったのでしょうか・・・
あれ以来、何故か帝釈山を敬遠していたのかもしれません。
足の状態はまァまァ、朝3時起きは辛いものがあったが 今回がラストチャンスと参加した。 今回も栃木側から馬坂峠は通行禁止で東北道から桧枝岐村から 馬坂峠に向かった。 長いダートな林道に揺られ揺られ、集合場所から4時間。 広い駐車場にトイレもあり、登山口で記念のバッチを配布していました。 今日はオサバクサ祭りの最終日で登山口の駐車場は満車状態。 すぐ手前の臨時駐車場から数分歩いて登山口に向かった。 |
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これが記念のバッジです 毎年帽子の色を変えているそうです 可愛いオサバクサのバッジを早速帽子に付けてみました |
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駐車場から一段下がった所に登山口がある。 今年は花の時期が早いからオサバクサに出会えないかもしれない でも、田代山の湿原を歩けたら十分だと思っていた。 登山口から木の階段を上がって行くと直ぐに可憐な小さな森の 妖精オサバクサが咲いていた。 うす暗い針葉樹林の林床になんと、至る所に妖精たちの姿・・・ |
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本日の主役 オサバクサ |
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ギンリョウソウ 暫くぶりにみるギンリョウソウも、、、 |
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ハクサンシャクナゲ ミツバオーレン イワナシ ゴゼンタチバナ |
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帝釈山から対峙する台倉高山見える。 仲間二人が向かっている筈だ。 オーイ!見えるか・・・ 帝釈山から田代山に向かう短い下りの岩場は今回私の苦労の ピークだった。 いつもは何気ない岩場は今の私には一歩が辛いのだ。 |
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今日はオサバクサ祭りの最終日の為か、登山者は後を絶たないほど 次々に現れ、ツアー客始め本当に賑やかな山です。 シラビソ、コメツガなどの針葉樹の森とオサバクサはとっても似合っていますね おまけがあります コマドリ、ウグイス、ホトトギスなど小鳥のさえずりが森の景色を 引き立ててくれる。 こんな自然林を歩いているときが最高の幸せの瞬間だ。 弘法太子堂の裏のベンチでランチタイム。 途中のSAで買ったおにぎりがとっても美味しく、食後の熱々コーヒーも 最高!至福のひとときだ。 |
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弘法太子堂 弘法太子堂な中に大師様がどっしりと鎮座している。 ここにトイレもあり、休憩地に大勢の人たちがランチタイム中だった。 昼食後、田代湿原に向かう。 湿原は一歩通行左回りに進む。 |
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田代湿原に入る手前にベニサラサドウダンツツジ木がある。 ベニサラサドウダン 真っ赤に鮮やかで花はびっしりと咲いている。 お見事!! |
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ワタスゲが湿原の風に吹かれ気持ち良さそうに揺られている。 最初の木道は1本道、追い抜きが出来ず後方の人たちが イラついていたが山に来たら大自然をゆったりした時間を楽しみたい。 田代山湿原の歴史は尾瀬ヶ原よりずっと長くて古いなんて・・・ |
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タテヤマリンドウ ワタスゲ ニッコウキスゲ ヒメシャクナゲ コイワカガミ |
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タテヤマリンドウとチングルマのコラボレーション | |
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広い湿原に木道が続き、両脇に星を散りばめたようにタテヤマリンドウ、 イワカガミやヒメシャクナゲの小さな花たちが一面にあった。 木道の幅が狭くて、股関節痛の私はバランスが崩れて2回も木道を 踏み外して顰蹙ものだった。 ヤセ尾根だったら即墜落するところだ。 |
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木道を1周ししていると田代山の山頂標識。 念願の山! ハーイ!ポーズ! |
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再び木道を歩き太子堂に戻った。 太子堂はまだまだ混雑してトイレは一つしかなくて行列だ。 しばし休憩して下山。 往路はオサバクサに見惚れて気が付かなかった道は 下山の際は「あれ?こんな急な道だった?」 張り出した木の根に気を付けながらゆっくりと下った。 下山途中も、山頂を目指す人が続々とすれ違い、本当に人気の山だ。 登山口に到着と同時にポツポツと小雨がパラついてきた。 なかなかチャンスが無くて来られなかった帝釈山・田代山は 期待通りに良い山でした。 リーダー始めメンバーの皆さんに気を使っていただき、楽しく歩くことが出来て 本当に良かった。感謝です! |