石尊山
(1667.7m)
2016.1.15(金)
過去の記録
1993.10.2 2006.12.17
参加者
CL藤井、星野、宮沢、吉田、高橋(厚)、中陦
コースタイム
追分登山口8:50→中間地点9:45→赤滝分岐10:20→座禅窟分岐10:30→源泉分岐10:55
→おはぐろ池10:55→石尊平11:25→石尊山頂(11:35〜12:25)→おはぐろ池12:55→
座禅窟分岐13:10→座禅窟(13:25〜13:35)→座禅窟分岐13:50→中間点154:15→追分登山口14:55
石尊山今回で3回目の登山、10年前、23年前の2回に訪れています。
今回は時間があればまだ立ち寄れなかった座禅窟を見てみたいと思ったが
起きて直ぐテレビのスイッチを入れると碓氷バイバスでスキーツアーパスの大きな事故のニュース。
事故現場はこれから向かう軽井沢へ通過する碓氷バイパスだ。
気持ちは引き気味になり、まして歩行時間5時間だ。
1週間ほど前から寒さのせいか体調は(股関節)あまり良くない。
交通渋滞も考え取りあえず上信越高速道で軽井沢IC付近で行先の変更を考えた。
事故後の渋滞が無く予定通り石尊山に行くことにした。 登山口にトイレがないので追分駅に寄ったのだが、追分宿の資料館前に 綺麗なトイレがあった。 追分宿から別荘地の細い道を北進し、1000m林道に出ると 直ぐに登山口がある。 駐車は登山口両脇に5,6台くらいは大丈夫だ。 |
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カラマツと雑木の明るい幅広の道は緩やかで暖かい陽射しに 包まれていた。 落ち葉の下に小石があり、時々足を取られよろけながら進む。 |
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中間地点 約1時間位で石尊山へ3km、追分3kmの標識があり、 もう半分道中か・・・ ここから先が長かった! |
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石尊山らしきピークが樹幹越に見えた。 まだまだ山頂は遠い。 左に川音がして、これが濁川だ。 かなり水量があるみたいだ。 |
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赤滝(血の滝)の分岐があったが、帰路に寄ることにして濁川の瀬音を 聞きながら進むと滝の上部に出た。 水の色は茶褐色で、何とも異様な水の流れだ。 滝の脇は凍結し自然の造形物に感動した。 |
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濁川の木橋を渡り、川の右岸へ移る。 | ||
直ぐに座禅窟の分岐に出た。 ベンチがあり小休憩。 座禅屈も帰路に時間と体力で寄ることにする。 |
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登山道は標識やリボンがあるので迷うことはないが 小さな分岐に枯葉に埋もれた石に赤い矢印が左を向いていた。 踏み跡はしっまりしているので見落としても大丈夫だが 積雪でトレースが無いとちょっと不安な個所もある。 |
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いよいよ、山頂が近づいてきた。 上空は真っ青で、風が無く陽射しが眩しく暖かい。 |
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血の池は全く水が無く、足元は乾いていた。 この標識に突き当たり、ここは右からは山頂はいけないが 源泉までは行けるようだったのでちょっと残念だったが取り残してしまった。 左に進むと直ぐにおはぐろ池があった。 |
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おはぐろ池 上に「血の池弁財天」の小さな石祠があった。 |
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石尊平 ここからも浅間山が大きく眺められたが、山頂は指呼の間だ。 逸る気持ちを抑えて急斜面を山頂へ向かった。 山頂北面が少し霜が凍っていたが全く問題はない。 |
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石尊山に到着 浅間山の東麓に荒々しい爆裂口がくっきりと眺められた。 浅間山が丸ごとそっくり見えていた。 |
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山頂から雄大な浅間山、妙義山、西上州の山々、八ヶ岳、金峰山、瑞牆山 素晴らしい展望を楽しみながらランチタイム。 風が無く穏やかな山の空気を充分吸いながらゆっくり食事。 今日の幸せに感謝し、名残惜しく下山することにした。 |
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帰路は往路を忠実に戻ることにした (前回は山頂から座禅窟に直に下ろうと急斜面を下り、途中で道が途絶えて 難儀した) 座禅窟分岐から往復3,40分なので今回は座禅窟へ行くことにした。 平坦な広い林道をは日当たりが良く、少々足の痛みはあったが 初めて訪れる座禅窟に期待でルンルン。 |
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林道の右に丸太の階段があったが、何の標識が無く。 時間的にここかな? 元気なH氏が偵察に上がって行き、上でOKのサイン。 急な階段は落ち葉がびっしり、慎重に上がって行くと洞窟があった。 |
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座禅窟 洞窟の入り口は鉄格子で塞がれて、中には入れない。覗いてみると石仏が立ち並び |
帰りは往路をひたすら下り、登山口に無事に予定通り到着した。
10年前とほぼ同じペースで歩けたからまだまだ山歩きは大丈夫かな?
取り残した源泉と上部座禅窟へ今度何時訪れることでしょうか(10年後?)(*^_^*)
今日は誰にも会わない静かな山を歩き、天気は上々でご機嫌な山だった。
碓氷バイパスはまだ全面通行止めだったので高速道で帰宅。
帰宅後、テレビではスキーツアーバスの事故のニュースで死亡されたのは大学生が多く
本当に残念でお気の毒です。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。