丸沼湖畔自然歩道
第2回目
2019.10.26(土)
今回で2回目の丸沼湖畔歩道の紅葉狩へ
前回がとても素晴らしかったので再び訪れ、今回は沼の手漕ぎ船に乗ってみたいと思った。
でも、大型台風19号の台風の影響か?紅葉に遅かったのか? ほとんど葉が落ちてしまっていた。
が、、、手漕ぎの船に乗れたから満足でした
参加者
野中、田所、茂木、星野、篠田、櫻井、藤井
よしおか温泉7:00〜〜丸沼湖畔駐車場9:00→飯場跡10:35〜l湖畔散策〜ランチタイム〜駐車場14:00
飯場跡の水はコンコンと湧き出していた
ベンチでゆっくりと団欒のひとときだった。
丸沼のかなたに日光白根山がくっきりと・・・
湖畔の自然歩道はアップダウンがあり、脇見しては危ない個所があります
帰路に見た滝 手漕ぎ船(トムソーヤ号)に乗ってご機嫌(*^_^*)
トムソーヤ号からからバットレスダムを仰ぎ見る・・・
丸沼と大尻沼の中間点に1928年、当時の東京電燈株式会社によって建設され、
丸沼の貯水量を増大させて発電用水を確保した。
「わが国では希少性が高く、かつ最大のを誇るバットレス式ダム」として土木学会選奨土木遺産2001に
選定され、2003年には、国の重要文化財に、発電用ダムの重文指定は全国初。
落ち葉の絨毯の下に木の根や小石に注意!
湖畔でまたまたお喋りタイム名残惜しく湖畔の空気とお別れです
第1回目 2016.10.23(日)
コースタイム
よしおか温泉P6:00〜〜丸沼スキー場7:45→取水口8:00→水場10:20→飯場跡(9:25〜11:30)→環湖荘P12:50
今週は山行、観光などお出かけが多かったが、いずれも歩行時間が3時間ほどなので体力的には余裕があった。
今日は丸沼湖畔の赤い点線の歩道を丸沼スキー場(現在地)から出発し
大尻沼から丸沼の湖畔を散策する道です環湖荘まで約2時間余りだ。
ここは初めてだったので、紅葉の時期であり期待は十分だった。
丸沼スキー場の駐車場で私たち4人を下して、S氏は丸沼湖畔の環湖荘へ 車を回し、飯場跡で落ち合うことになった。 駐車場は既に紅葉が真っ盛りだ。 |
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県道120号線を横切って、坂道を下って行くと取水口に出た。 丸沼・大尻沼は、白根山噴火の溶岩流が川を堰き止めて出来た堰止湖です ここから二つの沼の湖岸を歩きます。 |
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山の小路は落ち葉の下に小石や木の根が潜んでいるので 脇見をしていられない。 |
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大尻沼を右下に見ながら崖っぷちの道は要注意だ。 落ち葉を踏んでサクサクと・・・ |
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やがて国重要文化財のバットレスダムが見えてきた。 この型式は、コンクリートの量が少なくて済むという利点があったが、 建設技術が高度で返ってコストパフォーマンスに劣る。 日本に8か所しか建設されなかった、現在は6か所が残っているそうだ 丸沼と大尻沼の中間点に1928年(昭和3年)、当時の東京電力によって建設され丸沼の貯水量を増大させて発電用水を確保した。 丸沼ダムは、バットレスダムの中では日本で最も堤高が高く、 幾度か修繕されてはいるものの当時の意匠を尊重した修繕が行われた。 |
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カツラの巨木にご対面 木の名前が記されてあり 木札に「葉を乾かし、粉にしてお香を作るのでコウノキ(香の木)ともいう。」 簡単な説明が書かれてあり、勉強になった。 他にオヒョウ、オノエヤナギ、ヤマブドウ、ハンノキ、サワグルミ、ブナ、シナノキ、 シウリザクラ、コシアブラ、カツラ、カエデ、カンバ等々 |
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神秘な雰囲気な大尻沼 静かな大尻沼には釣船が何艘も浮かんでいる。 |
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湖畔からかなたに日光白根山の姿が望めた。 今日はハイカーで山頂はさぞや賑やかだろうな。 日光白根山はほとんどのコースを何度か歩き、好きな山の一つだ。 |
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美味しそうな水音にふと脇を見れば 登り来し この山あひに 沼ありて 美しかも 鴨の鳥浮けり 若山 牧水 うーん! 牧水も歩んだこの道は原生林に包まれ、往時は沼に鴨が 居たのでしょうか。 |
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ここは飯場跡 昭和初期に、丸沼ダムの建築に携わっていた人たちの飯場の跡地です。 今はその基礎コンクリート部分だけがコケに包まれひっそりと形を残っている。 初夏には周辺にピンクのクリンソウが咲くそうだ。 手前には噴水のように湧水が滔々と流れ出ている。 私たちは朝食が早かったので、ここでランチタイム。 |
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リーダーが芋煮の用意をしてくれ、熱々の芋煮を3杯お代わりしてしまった。 また、食後は湧水で落としたコーヒーは最高だった!! 2時間のランチタイムは長いようだがあっという間でもあった。 昼食中に森の中を風が吹き抜けて行った。 頭上が突然ざわついて眺めると、カラカラ・・・ザワザワ・・・ 大小のカラフルな葉が木々の間に舞っていた。 ほんの一瞬の間だった。 森の小さなサプライズ、 落ち葉の舞い散るその様子は 滅多に見られない。息が止まる思いだった。 こんな光景を見られるなんて、やっぱり山は良いですね。 |
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昼食後、丸沼へ向かい更に歩を進めると、 木々は尚一層、彩りを深め紅葉のトンネルが続く。 朽ちかけた木の根に可愛いキノコたちが顔を覗かせている。 |
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柔らかな色合いの紅葉も素敵だ。。 途中で3,4組のハイカーに会っただけ、静かな湖畔の小路に満足だ。 紅葉の隙間から沼が透き通り、絶景に何度も立ち止まり、ため息が止まらない。 |
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沼側 燃えるようなカエデたちの 競演に拍手を送りたい! カエデ(イタヤカエデ、ハウチワカエデ、ウリハダカエデ、ウリカエデ、ミネカエデ) グリーン、黄色、オレンジ、アカのグラデーションが素晴らしい。 |
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尾根側 白樺たちも加わって、小鳥のさえずりが清々しく聞こえる。 |
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丸沼はが大勢の釣り人が腰まで浸かり賑やかだ。 釣り人は動く気配がない。 何が釣れるのでしょうか。 |
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今日の終着地環湖荘に到着。 ここも駐車場は車がいっぱい。 釣り人、モミジ狩、ハイキング、、、、 帰路は丸沼スキー場に立ち寄ったが、ゲレンデはサマースキーを 楽しむ人の姿で賑やかでした。 行楽日和の今日は何所も人、人、人、、、、 でも、今日のコースは本当に静かで素晴らしい紅葉に心癒された。 県内にこのような穴場があるとは思わなかった。 |