霧ケ峰
(1925m)


                                                         2016.8.31(水)
過去の記録
1994.7.16 2005.7.25  2014.7.13  2014.7.31   2015.11.28〜29

参加者
CL藤井、小野里、野中、川野、吉田、篠田、宮沢、田所、茂木、酒井、櫻井、他一般

コースタイム

 浜川P7:00〜〜車山肩⇔八島湿原P9:50
車山肩9:50→(10:40〜11:00)→車山乗越(11:15〜12:10)→蝶々深山(12:40〜13:00)→
物見岩(13:15〜12:20
)→奥切小屋14:00〜14:30)→八島湿原14:50


霧ケ峰が100名山最後の山になる小野里氏のお祝い山行は天気の良い日にゆっくりと歩きたいと思っていた。
台風一過を予想して暇そうな仲間たちに連絡すると11名が参加OK!

今日のコースは車山肩から山頂、蝶々深山、八島湿原へ歩く予定だ。
霧ケ峰を最短で楽しめるコースだ。




まず、車山肩に全員下車し、2台の車は1台を下山地八島湿原へ置きに行った。
片道10分足らずだ。
身支度したりトイレを済ませているうちに1台は直ぐに戻ってきた。

さていよいよ出発だ。
台風一過で上空は真っ青な空が広がっている。
だが青空の向こうは周囲を白い雲がしきりと動き、風の威力を見せつけている。

台風の忘れ物?
人間も吹き飛ばされてしまいそうだ。

幅広の登山道をお喋り軍団の列が進んでゆく。


2週間位前に、本日の主人公の小野里氏は膝の靱帯を痛めたが幸い軽く済み
何とか今日は歩けそうだと言う。
もし、無理であれば山頂からピストンで車山肩に戻ることを考慮していた。

石ゴロの道は傾斜は緩いけれど私の足にはキツイ。
時々、石を踏み外すしたり躓いたりするとググッと股関節に響く。
ゆっくり行こうっと・・・
今日は時間を充分見てあるから急ぐ山旅ではない。

ちょっと花を眺めていると皆さんからどんどん離れてしまう。

ヤマハハコ、ウメバチソウが風に煽られて可哀想だ。



やがて、山頂の気象レーダーの建物が見えてきた。
今日は小野里氏の100名山達成の記念の山行だ。
先を行くメンバーに「おーい!待ってて!」
山頂で100名山達成のサプライズを計画していた。
最近、膝の靱帯損傷で回復したと言え、足をいたわりながら最後尾を歩いてきた小野里氏を全員で拍手で迎えた
「おめでとう!」
握手を交わしながら自分の達成した時を思い出し、熱いものが込み上げてきた。

先ず、私が用意した横断幕で記念写真パチリ!
強風で飛ばされそうだ。
5,6枚お願いしたが、全員の顔が見えるのはたったの1枚だけだった。
気象観測所の陰に入り、クラッカーをパン!パンパパン!
ノンアルコールで乾杯!!

ケーキを頂き、ちょっと腹こしらえ。
昼食は蝶々深山までお預けの予定だった。


 


昨年の忘年会では八ヶ岳、蓼科山、富士山、南アルプス、御嶽山など
展望が素晴らしかったが、今日は山頂が雲の中。

近くの蓼科山、八ヶ岳、美ヶ原が良く望めた。
 

リフトの脇の急な階段を下り始めると、
「今日は強風のためリフトの運行は中止になります」

あらー可哀想に・・・
リフトで上がってきたファミリーは下山は徒歩?


車山乗越手前の風が無い所でランチタイムになった。


乗越から蝶々深山に向かう。
穏やかな道の両脇にはアキノキリンソウが立っていられないほど
右往左往している。


広い蝶々深山に到着。
北アルプスの槍穂がくっきりと見えていた。


アキノキリンソウの大ファミリーだ。
マツムシソウ、ウスユキソウ、等は陰をひそめているようだ。


次のピーク 物見岩
アルプスが少し近くなってきたようだ。
 

ワレモコウも大ファミリーに風にザワザワと・・・ 
 

ようやく湿原に到着。
乾いた木道は歩き良く、ルンルン気分だ。
 湿原はイワショウブが花盛り!!。

トリカブト、 オヤマリンドウ、タムラソウ、ヤマラッキョウ、
ハクサンフウロ、タチフウロ、トリカブトなどなど・・・
 

湿原はほんのりと秋色に染まり始めていた。 
もう山はすっかり秋の気配だ。

月日の経つのが早いなァ・・・・・
 

湿原のかなたに気象観測レーダーの立つ車山が見えている。

随分歩いてきたね。 
 

八島湿原に到着。 
 



ここで横断幕に 参加者でメッセージを書き込み
再び ハイ ポーズ!
文ちゃん本当におめでとう!良く頑張りました、お疲れ様でした

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