観音山( 瀧峩山)・岩櫃城跡
530m         
     
                                                         2016.11.9(水)

コースタイム

 浜川P9:00〜〜観音山登山口10:30〜不動の滝〜登山口10:40→北向き観音〜金堀窟〜象ヶ鼻〜山頂(11:00〜11:15)
→南大岩窟〜登山口11:47


先日、岩櫃山登山下山後、直ぐ近くの観音山に立ち寄りたかったがメンバーたちは吾妻渓谷へ行きたいと・・・
以前から気になる山だったので後ろ髪魅かれながらも断念した。
往復1時間位の丘のような山なので
岩櫃城跡をまだ訪れたことがないと言う友人と暇な時間があったので出かけてみた。



岩櫃山平沢登山口へ向かう手前に観音山登山口の標識がある。
右斜めに下って行くと赤い小さな橋を渡ると駐車場がある。
が、、、この日は駐車場は地元の人達が何やら作業していて駐車できず
上の駐車場まで行けるからといわれ細い坂道を上がった。

下の駐車場にはトイレや休憩所が新しく設置されてあった。

観音山の天然の岩窟や石門などは、登山道のない西山を含めるとその数は二十を超えるという。確かに山は穴だらけの感じだった。
山中に観音様が100体あると言われる。


赤い不動堂の前から直ぐに不動滝のが望めた。
3段30メートルの滝で、近くからは再下段の滝しか見えないが、かろうじて2段の
流れが眺められた。

滝壺近くまで下ってみると、豪快な水しぶきで見応えがある。
神秘な雰囲気を醸し出していた。

不動堂から直ぐ上登山口の標識があった。


なるほど、至る所に観音様の姿が見られた。
この奥にもたくさんの石仏が見える。



北向観音

この先に直ぐに金堀穴があり、中に入れるようでヘッドランプを持参したが
誰も入る様子が無く素通りした。


象ヶ鼻
この先は立ち入り禁止。
 

鎖や長短の梯子がいくつもある。
岩は滑らないので歩き良かった。
山頂までは踏み跡はしっかりしてあり、所々に標識がある。


途中には大きな岩が重なり合って石垣のようでもある。
ここは岩櫃城の支城(柳沢城)であり、こんもりした岩山は攻めにくい城だった
と思う。


 
あっという間に山頂に到着した。
2体の首なし地蔵がちょっと不気味な感じだったが、ちょい休憩して
標識は右へ南大岩を経て登山口へとあったので、
では、そちらへ下りましょうかと。
何しろ小さな山ながらスリルがあるので下山は注意しながら下りましょう。

もし危険な個所があれば戻るつもりだった。
 



山頂の満開のツツジ


          
                 観音山駐車場付近の寒桜
下り始めると往路より歩き良い、ルンルン気分でいると
長い鎖が固定されてあり安心して下ったが、その後
ありゃ?道は不鮮明になり何やらけもの道のような・・・
ピンクのリボンは作業用らしかったが、こちらのコースは全く標識が見当たらない。
倒木を跨いだり立木に掴まり大岩を巻くように下ると車道が見えてきた。
コース中に洞穴がいくつかあるらしかったが見ることは出来なかった。
ちょっと残念だったが、無理は禁物、素直に林道に下り右方向に2、3分戻ると駐車場に出た。
平沢川沿いに寒桜が数本あり、思いがけず花見ができた。
 

岩櫃城跡へ(12:50〜13:20) 


観音山を下山し数分で岩櫃山平沢登山口駐車場へ到着。
乗用車の他に観光バスが2台、いずれも県外ナンバー。

先日、本丸跡に寄ったが、今日は左から中城跡二の丸を経て
本丸へ向かった。
観光客は反対周りで下ってきたが皆さんほとんどが高齢者で
駐車場までどのくらいですか?と・・・・しきりと聞かれ余程お疲れのようだった。
真田丸ブームは衰えを見せない。

岩櫃城本丸跡
 

岩櫃神社
休憩所から左の岩櫃神社へ寄ることにした。
明るい畑の中に神社へ向かう道は、本当に展望の良い所にあり、榛名山、
麓の東吾妻町が見渡せた。

この神社は鎌倉時代初期に吾妻太郎助亮が築城したとされている岩櫃城の天狗曲輪だった所で、真田氏が支配していた頃には真田忍者の活動拠点であったといわれています。

駐車場に戻るとバスの1台は先ほどの観光客で、まだ1台残っていたが恐らく登山者だったのだろう。山頂付近は混雑したのではないだろうか。

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