大菩薩嶺
(2056.9m)
     
                                                         2016.10.19(水)
過去の記録
1993.11.6   1999.5.15

大菩薩嶺の稜線から富士山を望みながら快適に歩いたことが、つい昨日のことのようです
まだ
HPを開設する以前のこと、また100名山だったことも知らない時でした
もう一度行きたいと思いながら早くも16年も経ってしまった
昨日は三つ峠山を歩いたが全くガスの中で富士山どころか展望地から山頂のアンテナすら望むことが出来なかった。
今日は是非、大菩薩嶺も初めてと云う同行者たちに富士山に見せてあげたいと思った。

コースタイム

 
ホテル発8:30〜〜上日川P9:40→福ちゃん山荘10:15→雷岩11:50⇔大菩薩嶺(12:10〜13:00)→2000m地点13:15
→親不知ノ頭13:35→→大菩薩峠(介山荘)13:50→福ちゃん山荘(14:25〜14:50)→上日川P15:10



笛吹市から甲州街道から県道215号線日川渓谷を左に見ながら上日川峠へ向かう。数年前に紅葉の頃、日川渓谷を歩いた。
竜門峡を過ぎると天目山温泉を通過し道は舗装された良い道だ。
やがて下に日川ダムが見えてきた。
登山口まで1時間余り。

駐車場は満車状態だったが、2台位の空スペースがあった。
トイレもある。

さて、これから大菩薩嶺へ向かうが果たして富士山を見ることが出来るでしょうか


福ちゃん荘まで歩き良い道が続き、周囲の木々はほんのりと色ついている。

「なに!これ!」 友人の驚いた声に
振り向くと長い茶色のヘビ!
キャーッ!!

恐ろしいや!恐ろしや!


福ちゃん荘からかなたに稜線が見え、逸る気を抑えて
小屋の裏から山道に入る。

今日はカラマツ尾根から山頂へ、帰路はあの稜線を歩き大菩薩峠へ、
そして林道を歩く予定だ。


山道に入ると次第に木々は鮮やかに美しく秋色に染まり、心を和ませてくれる。
富士山はどうかな?

下山した方に聞くと見えますよと・・・
どうか、雲に隠れないでおくれ!

仲間は全く気にせずゆっくりとゆっくりと。
 

見えた!!

樹幹の間に秀麗な姿が見えてきた。


道は次第に斜度が増してきた。
日川ダム(大菩薩湖)の姿は静かに望むことが出来た。

登山者も登る人、下る人、とっても賑やかだ。
 


秋の柔らかな陽射しに体は暑い位だ。
群青色の空は何所までも広がって頭上には雲はひとひらもない

登りあげた雷岩は大勢の登山者が富士山に見惚れていた。
 

私たちも暫くの間、幾重にも重なる美しい山並みと富士山の姿に言葉なく
ながめいった。

まず、山頂へ行きましょう。
 


うす暗い 黒木の樹林帯はぬかるんでいた。
10分ほどで山頂に到着した。
紅葉が見事で今が真っ盛りだ。
 

久しぶりの山頂なので ハイ!ポーズ。 
 

雷岩に戻り、富士山を眺めながらランチタイム。
富士山の辺たりの雲は全く動く気配がない。

終日この景色を見られるようだ。 
 

介山荘に向かう。
今日のハイライトは何と言っても富士山を仰ぎ見ながら
大菩薩峠へ向かうこの稜線だ。! 
 

何時見ても、どこから眺めても飽きることが無い富士山。 
 

昨日(三つ峠)の分まで富士山は大サービスだ。
 

歩いてきた道を振り返るとナナカマドの実が真っ赤に輝いている。
 

ここは2000m地点
2000年にはきっと多くの登山者で賑やかだったことでしょうね 
 

やがて、はるかに介山荘が見えてきた。
残念ながらもう富士山とはお別れだ。 
 

大菩薩峠 
ここでまた、ハイ!ポーズ!

最初に訪れた時、介山荘で買った熊除け鈴は今も大事に
ザックにしまってある。

同じものが売っていた。


 
ここから歩き良い林道を福ちゃん荘に向かう。

紅葉が真っ盛りだ。 


真っ青の空と彩鮮やかな木々のコントラストが素晴らしいかった。


富士見小屋
確かにここから富士山が・・・

無事に長兵衛山荘に到着。
満車だった車は半分ほどになっていた。

下山後は天目山温泉(510円)で汗を流し帰宅の途に着いた
とっても良い温泉で、また寄りたい温泉だ。

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